2012年12月31日月曜日

一年の最後の日

大晦日。
明日は新しい年の始まり。

今日の首相の話しを聴いていると、新年は目が離せません。どんどん右に傾いていく国。誰も修復できない原発を新しく作る方向。本当の意味で協調できる人を育てられそうにない教育。削減策ありきの社会保障。福祉の言葉さえ政策の中では影をひそめた国。
一隅を照らす働き。阿留辺幾夜宇和を思い。丁寧に歩みを進めたいと思います。

具体的な目標を持つこと

昨日は、朝夕のピースの散歩と午前中に買い物に出たくらいで、比較的のんびり過ごしました。
午後、テレビで嵐の松本さんが京都の桂高校の農業科を訪問し、京野菜を作っている生徒さんと交流しながら活動を紹介していました。
その中で、一人の女子高生が「京野菜の栽培を通じて栄養のことを学んだので、将来は栄養士になって、自分たちの子どもに小学校の給食で京野菜を食べさせてあげたい。」というようなことを話してました。
なんと具体的な目標なんでしょう?!  おそらく、彼女は目標に向かっていろんな努力をされることでしょう。何より彼女の生きいきとした表情はキラッキラに輝いてました。
目標を持つこと、それも具体的な形の。大切なことです。

2012年12月30日日曜日

帰省してます。

昨日から、連れ合いの実家。和歌山市に来てます。息子は大晦日に合流。娘はバイトのため播磨に残留です。ピースは一緒です。

2012年12月29日土曜日

赦す力


昨日、
「レ・ミゼラブル」を観てきました。
そう、ジャン・バルジャンの物語。

教会から銀の食器類を盗んだジャンを赦す神父。
自分を執拗に追いかけるジャベールを赦すジャン。

赦されることで生きざまを見つめなおす登場人物。

要所で「赦し」が出てきます。

「愛」「生きる」
この映画のキーワードはたくさんあるのでしょうが、
「赦し」というテーマも重要に感じました。

無償の愛あればこその赦し。


映画を見ている時に、
斜め後ろにいたおばちゃん二人
喋る、喋る!
それもいいところで!
映画そのものには大感動なのですが、
おばちゃんが喋るたびに興ざめします。

そのおばちゃん二人を赦せずにいる私なのでした。

2012年12月27日木曜日

とりあえず・・・

秋口からエアコンが故障してまして、
寒い寒い書斎兼面接にも対応するお部屋。((((;゜Д゜)))))))

パソコン仕事していても、
手がかじかんできて、
時々リビングに暖をとりにいってました。

本当ならエアコンを修理なんですが、
とりあえず,
暫定プランということで、、、
カーボンヒーターをば購入しました。

とりあえず、
たびたびリビングに避難しなくてすむようになりました。

1月〜2月が問題ですが(-.-;)y-~~~

自立支援型ケアマネジメント???


昨日は、研修打合せ2本。
午後から、大阪生野区の地域包括の方がお二人で自宅まで来ていただき、
年明けからの“気づきの事例検討会”のシリーズ研修の打合せ。
松井さん、市原さん、遠いところわざわざお越しいただきありがとうございました。

夕方からは、神戸市ケアマネジャー連絡会の事務局にて
神戸市からの委託事業
「自立支援型ケアマネジメント研修」の打合せ。

全3回で、
1回目にご講義いただく福井県立大学の奥西先生と
2日目、3回目を担当する神戸市ケアマネジャー連絡会の
山内さん、河井さん両副代表と研修部長の林田さん、そして私。

研修の内容や流れ、
具体的な進め方やつながり等について話し合いました。

雑談の中で、
「そもそも『自立支援型ケアマネジメント』って、どういうこと???」
という話が出まして、
ケアマネジメントの目標はクライアントの自立支援なので、
「自立支援型」があるということは、
別の「〇〇型」があるんやろか?ってなことを話していました。

結論として、
「結局、自立支援ということを念頭に置いてケアマネジメントできてる人が少ないっちゅうことやろね。」
それから、
「最近の国のいい方からみて、狭い意味の自立支援を押してきてるよねぇ。」
ということでした。

なにはともあれ、
ケアマネジメントの基本的な部分を
丁寧に振り返りながら
実践につなげていくことの繰り返しだと感じました。


2012年12月26日水曜日

クリスマス メニュー


昨日は、クリスマス。
オフでした。
ボチボチと家事をしたくらい。

一応、晩ご飯はパーティーっぽく、、、

いただきもののシャンパン。
ホンマモンのシャンパン。
と鶏のモモはでき愛のモノ。
ゴボウと白菜のスープインスタントにひと手間。
サラダは作りました。が、切って、冷水にさらしたくらい。

でも、
メインは、

手作りピザ。
生地も手作り、ソースも手作り。

1枚目は、
ズッキーニと舞茸とカイワレ。


2枚目は、シンプルに
玉ねぎにトマトとパセリ。

美味しかったです。














世界中に平和が、
全ての人に笑顔が、
やって来ますように!!



2012年12月25日火曜日

“あきらめない”ということ


昨日は、
午前中にスーパービジョンが一つあって、
午後からはフリーでした。

テレビで女子サッカー皇后杯の決勝戦を見ました。
INAC神戸とJEF千葉の対戦。
前半も後半も元気に見えるのは千葉。
神戸はいつもみたいにパスがつながらないし、
千葉のプレスに対しても反応が悪い。
ボール支配率も千葉の方が圧倒的に多く感じる。
これはもしかしたら、3連覇を逃すかも。。。
なんて思いながら後半のロスタイム、
右サイドからの澤さんの切り返しのセンタリングで
ゴール前の混戦、ボールが回ってきたところに
田中さんが居たって感じでゴール!

やきもきしながら見ていたのですが、
なんか「えーっ?!」って感じのゴールでした。
それでも、単なる偶然ではなく、日頃の努力と
なかなかうまくいかない中でも
あきらめない気持ちがあったればこその勝利だと感じました。
チームの一人一人が勝利という目標に向かって
“あきらめない”という姿勢が保たれていた結果だったのでしょう。
そんなことはないと思いますが、もしかしたら、、、
千葉の選手は「延長PK」に意識が移っていたのかも・・・

ケアマネジャーの仕事していても
目標に向かって“あきらめない”気持ちは大切なのではないでしょうか?
困難事例ともなると、なかなか思ったように支援が進まないし、
「これで落ち着くかな?」って思って計画しても違う課題が現れたり、、
そこでもクライアントらしい生活を模索しながら
チームで目標に向かっていく気持ちをあきらめない。
それがモチベーションであるし、エネルギーにもなる。
でも決して無理はしない。

サッカーでも無理な攻め方をすれば、
そこからほころびができて、逆に攻め込まれます。
一つ一つのプレーを丁寧に行うしかありません。
ボールを丁寧に蹴り、丁寧に止める。

利用者の気持ちを丁寧に聴き、
課題の背景を丁寧に紡ぐ。
“あきらめない”ということはそういうことだと感じました。

それにしても千葉は強かった。
そりゃぁ、彼女たちだってあきらめていたわけではないですものねぇ!!

2012年12月24日月曜日

振り返ってみること


昨日は、
午前中は県の社会福祉研修所で
1月から始まる主任ケアマネジャー研修の講師説明会。

午後から、個人スーパービジョンの面接でした。

毎回、事例を通して振り返りをしますが、
昨日は、一定の事例ではなく
この一年のスーパービジョンの振り返りをしました。

バイジーさんが課題に感じていたこと。
最近振り返った事例を通して
その課題がどのように解決してきたか。
・・・課題がどのように変化したか。
言い換えると、目標がどのように変化していたのか。

一緒に振り返ってみると、
1年前には気づいていなかったところが、
気づけるようになっただけでなく、
事例での実践と、基本的な視点を結び付け
自分なりに言語化できるようになっていることに気づきました。

振り返ってみるということは、
経験した実践の整理作業とも言えます。

経験を素直に丁寧に振り返ると、
一見グチャグチャのような支援の過程が
ある程度整理され、
好ましかったところ、
そうでなかったところがあぶりだされてきます。

そこから、
「それならば、次はこうやってみよう。」という
意識が芽生えてきます。

2012年12月23日日曜日

モニタリング、歌いおさめ


昨日は、
西神戸混声合唱団、今年最後の練習でした。
練習いつもより早めに終了後、納会!!

現在、練習している曲を全部浚いました。

来年6月16日の定期演奏会に向けて、
どのくらい歌えているのかをチェックしました。

どの箇所は、まずまず歌えていて、
どの部分がまだまだなのか、
歌い手さん個人的にも歌えていない部分はどこなのか、
等々をチェックしてもらいました。

モニタリングです。

目標とする演奏(パフォーマンス)があって、
現状はこの程度で、
課題を明確にして、
どのようにして目標に近づけるのか。
ただただ漫然と練習してもダメですよねぇ!

コーラスの練習も生活支援もおんなじかも・・・

2012年12月21日金曜日

懐かしい仲間

今日は、
灘区のケアマネジャーさんの忘年会に呼んでいただいてました。
懐かしい方、初めての方、こちらは初めましての方、、、
いろんな方とご挨拶させていただきました。
新しくお出会いした方々も、これからのお付き合いの中で、、、懐かしさを紡いで、関係を創り上げて行くのですよね。
よろしくお願いします。

日々新たに、、って感じる中で、懐かしさをどのように受け止めましょう?
日々は懐かしさの中にあることを感じることです。
糧なんですよね。多分、、、

譲れる部分と譲れない部分


昨日は、
午後から京都の向日市で
ご近所福祉の講座に呼んでいただきました。

担当者のK下さんは、FBのお友達で、
お蕎麦好きの私を近くの美味しいお店に連れて行ってくださいました。
ざるの大盛りを注文して、談笑していたところ、
大盛りの「ざるうどん」がやって来ました。

「あのう、、、ざる蕎麦をお願いしたのですが、、、」
私としては、既に口がそばを待ち受けていたので
「うどんでもいいですよ」とは言えませんでした。
ちょっとした譲れない部分です。

夜は、川西で事例検討会でした。
虐待がらみの事例でしたが、
介護者の愛情や努力も理解できますし、
その部分は、十分承認されてしかるべきところです。
ただ、
暴力に関しては容認できません。

愛情を持って、一生懸命に介護している部分があるにせよ
虐待の部分を承認することはできません。
対人援助の専門職として倫理的な一線は必要です。

蕎麦のはずがうどんでもいいかもしれないのですが、
介護してくれる人だから、暴力があっても仕方ないと
あきらめてはいけないように思います。

かなり、例えに無理があったかなぁ…


2012年12月19日水曜日

「とりあえず聴く」という支援


今日は、
高齢者自立支援ひろば事業の現場のスタッフさんの研修でした。
対人援助の基本的な考え方についてお話したり、
一緒に考えたりという時間でした。

「支援」とか「援助」ときくと、
何か働きかけるイメージが強いのですが、
「聴く」ということも立派な支援であることを忘れがちです。

聴くためには、
こちら側は黙っている必要があります。
また、相手が話し出すのを待つことも必要です。

そういう関わりから、
信頼してもらえる関係が
ゆっくりと育ってくるのだと思います。

言語以外の部分


昨日は、
佐用町で“気づきの事例検討会”
DVDを使っての研修会でした。

視聴覚教材による事例検討会の実際を理解してもらう内容でした。

受講生の皆さんはとても熱心にスクリーンを見つめ、
内容について学ばれていました。

視聴覚教材のいいところは沢山あると思いますが、
言語以外の部分を感じることができるのも特徴だと思います。

言葉の意味を捉えるだけではなく、
どんな調子で語っているのか?
どんな表情なのか?
目線の先はどこに向けられているのか?
この沈黙はどんな意味があるのか?

いわゆる非言語の部分。
専門職なので解っているはずですが、
意識していないととんでしまっている。

言語以外の部分のトレーニングでもあります。

2012年12月18日火曜日

これからのヘルパーさんに求められること


昨日は、
午前中は宝塚で打合せ、
午後は、西宮でヘルパーさんの研修。
夜は、芦屋でヘルパーさんの研修。
阪神ブロックでお世話になりました。
ヘルパーさんの研修はどちらも表題のようなテーマでした。

これから社会保障財源はますます苦しい状況になるなか、
一人住まいの高齢者の増加、
認知症の在宅ケア、
在宅ターミナルケア、、、
作業としての介護や生活援助だけではなく、
クライアントの存在を承認する支援が、
今まで以上に重要になってきます。

そうなってくると
、 介護の知識や技術だけでなく、
人と向き合う力を持ったヘルパーさんが必要になってきます。
(これまでも求められてきたわけですが、、、)
社会福祉援助の基本的な視点や思いをわかっているヘルパーさんが。

これまでもいってきたことですが、
人は身体的な部分だけで生きていません。
心もあれば、他者とのつながりも必要です。
スピリチュアルな部分もあるでしょう。
要するに、トータルに人を捉えようとする姿勢が求められます。
それもできる限り共感的に。

これからは、
ますます総合的な力を持ったヘルパーさんが必要になってきます。
そのことは、もちろんヘルパーさんだけでなくて
他の援助職者にも求められるのだろうと思います。

そんなことを感じながらお話ししてきました。

2012年12月16日日曜日

既に、25年度に向けて


今日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
委員会ヒアリングでした。
オブザーバー参加ということで、
相談役としての活動は、
はっきり言ってこれくらいかもしれません。

兵庫県協会では8つの委員会があるのですが、
一つの委員会45分で朝から夕方までかけて
各委員長さんから協会の常任理事会のメンバーが
今年度の活動の現況と来年度の事業計画について
お話を伺い、内容・予算等の意見交換や確認作業をします。

各委員会とも濃い内容で、
職能団体として会員の福利のため、
専門職としての質の維持・向上のため、
社会的な地位を向上させるために、
どのように各委員会の活動を展開するのか、
真剣な話し合いでした。

予算の無駄はなくすべく厳しい質問も飛びますが、
ある委員会では、常任理事から委員長に向けて
「どうせアンケート調査を行うなら、今後の在り方だけでなく、
外向けにアピールできるデータを作るべく、
それなりの先生に協力を仰いで、
会議回数もある程度確保して行った方が良いのではないか。
そのための予算を上澄みして計上しても良いと思う。」
といった、意見も出ていました。

日本海から、瀬戸内海、太平洋にも望む広い兵庫県。
3,200名の会員のニーズに応えていくのは
あらためて大変な事業であると感じました。

各委員会の委員長並びに参加された皆さま、
会長副会長並びに常任理事の皆さま、
お疲れさまでした。
外は、割と暖かい、いいお天気だったのに、、、

2012年12月15日土曜日

覚えるということ


今日は、
午前中に兵庫県介護支援専門員協会の
主任介護支援専門員研修最終日の事例検討会でした。

支援者支援の技術として
グループスーパービジョンの考え方江お取り入れた
事例検討会の型を学んできた後半プログラムの最後です。

実際に事例検討会を行います。
が、あくまでメインはやり方を、
型を覚えるということです。


晩は、
西神戸混声合唱団の練習日でしたが、
そろそろ来年6月の演奏会に向けて
暗譜に取り掛からねばなりません。
歌う曲を覚える作業です。

楽譜を見ながらだと、
どうしても歌い回しや気持ちを乗せたりすることが困難です。


対人援助にしても、
歌にしても、
覚えるということは重要です。

お手本を見ながらのライブでは、
いいパフォーマンスができません。
日々、前向きに進むしかありません。

2012年12月14日金曜日

「尋ねる」という行為


 
今日は、
明石での事例検討会がありました。

事例提供者の方が、
事例の説明と共に、自らの課題を語られ、
その後、事例検討が始まります。

事例検討ですから、
検討するための情報が必要です。

新たな情報を得るためには、
質問が必要です。
をう、
「尋ねる」という行為が必要です。

では、何を訪ねるのでしょうか。

自分の知りたいことをきくのです。

自分は、どのようなことを、何のために知りたいのでしょうか?

そのことが分かっていないのに
どのように質問するかは見えてきません。

ケアマネジャーは、
「尋ねる」ということと
もっと真摯に向き合う必要があるかもしれません。

2012年12月13日木曜日

名古屋での施設ケアマネジャー研修


今日は、
名古屋市社協さんのオファーで
施設ケアマネジャーさんの研修でした。

ブログでも何回か書きましたが、
施設ケアマネジャーは不憫です。

運営基準見ても
居宅ケアマネジャーと同等のことを求められているのに
100人に1人。
しかも、兼務も認められている。
組織のトップがケアマネジャーの重要性を理解していない人が多い。

研修では、やっぱり前向いて真っ当なケアマネジメントしようね!
って、言わざるを得ない。
研修に来ようっていうケアマネジャーさんなので
意識は高い。
やっぱりがんばろう!
て帰っていく。
職場に行くと環境がそれを許してくれない。
疲弊してしまうんですよ。

私は随分と罪作りな研修をしているなぁ。。。
ってことになるのです。
名古屋の受講生さんも
真摯に課題に取り組み
素敵なケアマネジャーさんたちでした。

いいお天気で、
研修会場の窓からは名古屋城も見えてました。

ストレスと付き合う


昨日は、
和歌山の有田川町で
「ストレスマネジメント」のテーマで研修でした。

超簡単にいうと、
ストレスとは刺激に対する反応ですから
、 生きているということは、
常にストレスにさらされる。ということです。

ストレスを亡くすことが出来ないということは、
どのように付き合っていくかということです。

自分にエネルギーがあるときには
気分転換できればいいのですが、
エネルギーが切れてきたら
ストレスに付き合っていてはだめなんです。
休むしかありません。

厄介なことは、
本人はエネルギーが減ってきた状態を認識しづらい。
ということなんです。

周囲に気づいてげる仲間がいるといいんですよね。
そういう関係があると相談もしやすいですし、、、

昨晩のうちに名古屋に入り
大学時代の先輩と一献(いや数献)かたむけました。
気分転換できました。

今日は、
9:30~16:30
名古屋の施設ケアマネジャーさんと研修です。

2012年12月11日火曜日

考えること、意識すること。長野での時間

今日は、長野市でケアマネジャーさんの研修でした。今は既に名古屋から大阪に向かうのぞみのなかですが、、、
兵庫県の人で、最近私の研修を受けた方なら「また、当てられるわ」って覚悟してはるけど、長野市の方はこんな講師経験がないので苦労しはったと思います。
ただ、一方的に話しを聴くだけでなく、日頃当たり前に口にしている基本的な事柄について、自身の言葉で考えていただけたのではないでしょうか?
対人援助の仕事は考えることの連続です。考えて、イメージして、試して、また考えて。そして意識してその実践のプロセスを丁寧に進めていく。
時に、暗闇の中を手探りで進んでいるかの如く不安なこともありますが、善光寺さんの“お戒壇巡り”のように、その中で感じ、考えて、願い、祈る。そんな中でも光を求める。クライアントと共に、目標に向かって。
長野市の仲間がそう思いながら、
ゆっくりと  前向きに歩まれることをお祈りしています。


2012年12月10日月曜日

自分の生きる道、を決めること


今日は、移動日です。

明日、長野でお仕事をいただいたので、
移動のために一杯電車に乗りました。

おかげで、
「おおかみこどもの雨と雪」
という本を前に買ってたのですが
一気に読んでしまいました。

涙が、あふれ出てきました。


本を読みながら、
ちゃんと「その人」を見ようとしていない僕がいました。
ぜひ、読んでみてください。

2012年12月9日日曜日

対象者をよく理解すること


今日は、
午前中に兵庫区社協さんの
「認知症ボランティア養成講座」で
~認知症を理解しよう~
というテーマでお話ししました。

認知症という病気の基本的なお話と
お付き合いするときの基本的な留意点をお話ししたのですが、
家族でも友達でも、
一緒に時間を過ごす相手が病気だったら
その病気に合わせて心遣いしますよね。
疲れてたら、荷物持ってあげたり。

その病気が「認知症」だったら、、、
認知症という病気のことを知らないと心遣いしづらいでしょう。


午後からは、
看護協会さんの尼崎訪問看護ステーション20周年記念の
シンポジウムに行ってきました。
石飛幸三先生のお話を聴きに!

「平穏死」という造語を用いてより自然な最期を迎えることを説いておられました。
講演の中で、今までの医療の反省という意味合いで
「生物学的生命のみを延ばそうとして、人間としてのいのちを見ようとしない。」
ということをおっしゃっておられ、うなづいたところですが、
私は、前半の話の中で
「どういう人に、何をしているのか?」
ということをおっしゃっておられたのが心に残っています。

要するに、人生の最後に向けて人の体が準備をしている時、
飛行機にたとえられて、到達点に着陸しようとしているところに、
胃瘻や中心静脈栄養でガソリンを無理やり入れることをしていないか?
という問いかけでした。

医療的なキュアにしろ、福祉的なケアにしろ
まず最初にすべきことは
対象者が「どういう人か」
そのことを知らずに支援を試みることは無謀だということです。
石飛先生は医師という立場でそのことを語られていました。

その後、長尾先生もお話しされ
「死は他人ごとではない」と話されていました。
そう、
自分のことのように対象者を理解しようとしているか?
(先生のお話の意図はこれとは違っていたように思いますが、  私的には、この方がすーっと入ってくるので、、先生ごめんなさい)

そういえば、
午前中の講演で、
「認知症を他人事だと思ってませんか?」って私も言ってたっけ・・・

相手のことをわがことのように感じ、
理解しようと思うことが支援の第一歩だと思います。

2012年12月8日土曜日

職能団体について


本日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
午前中、理事会。
午後、支部長会議。
久しぶりに、オブザーバー参加しました。

対人援助専門職の職能団体では会員数は非常に重要です。
実際に働いている人の何%の人が加入しているかという
加入率が低いと、専門職能集団として外部から評価されにくいからです。

職能団体に属するということは、
自らが専門職であるというアイデンティティの確認の意味があります。
だからこそ、自らの倫理綱領を持ち、
研修体系を持ち、
社会にアピールしていけるのです。

よく、「職能団体に入れば何か得があるの?」
という質問を受けます。
応えは「NO」です。
入るだけではそんなに得はありません。
積極的に関わってこそお得なのです。

努力が必要です。
努力せずに会費払ったから何か得するっていうことは
職能団体ではまずありません。
自らが積極的に参画してこその職能団体だと私は考えます。

忘年会σ(^_^;)

昨日は、垂水中学時代の同窓生と忘年会でした。プチ同窓会のようでした。楽しい時間を過ごさせてもらいました。
今後、三回ほど忘年会の予定があります。楽しみです。
今日は、これから兵庫県介護支援専門員協会の理事会、午後から支部長会に出席いたします。晩は西神戸混声の練習です。
なんか充実。σ(^_^;)

2012年12月7日金曜日

アセスメントということ、、、(超乱暴に)


昨日は、
更新研修でした。
4日間連続で、二コースの演習にお付き合いしました。
皆さん、非常に熱心に取り組んでいただき、
講師としてはテンションの上がる時間でした。

「自立支援のための目標指向型ケアプラン作成」
その実践にあたっての
「チームアプローチの必要性」
大きく分けると、この2点が今回のテーマでしょうか。

いずれにしても丁寧なアセスメントが必要です。

アセスメントとは、
・困りごとを入り口とした情報収集
・収集した情報を統合分析して困りごとの背景を知る。
この二つのことを通して課題をより明確にしていく作業です。

情報を集めるだけでもダメ、
情報を集めずに少ない情報で分析してもダメ、
両方が必要です。

そのことに気づいていただけたなら、
苦行のような二日間の演習も
まんざら無駄ではないように感じています。

2012年12月5日水曜日

クライアントの望み無くして…


 
今日も
更新研修の演習でした。

クライアントの望みはなんだろう?

それは、求めないわけには行きません。

ただ、
判らないかもしれません。

でも、
解りそうもないから
あきらめてはいけません。

だって、
クライアントの生活を支援すなら、
クライアントの望みは必須ですから。

それが判らないと
課題が見えづらいんですよね!!

2012年12月4日火曜日

温かいもの


今日も、
ケアマネジャー更新研修。

とても寒い一日でした。

本格的な冬に向かっているようです。

温かいものが恋しい季節。
こたつ。
カイロ。
お鍋。
熱燗。

優しい言葉。
自分をわかってもらえた瞬間。

そして、
相手の思いを感じた瞬間。

物理的なもの以外に
温かさを感じるとき、
なぜか、
癒されたいと感じる季節です。

2012年12月3日月曜日

現状維持はポジティヴにもネガティヴにもなる


本日から、
ケアマネジャーの更新研修の演習です。
2日間のカリキュラムを2コース担当するので、
4日間連続です。

俗にいう自立支援型プランを考えるのですが、
ポジティヴなプランを考える場合にでも、
思考の中ではリスクの面からネガティヴな視点も裏側では必要です。
その思考のプロセスをたどる演習の中で
「現状維持」という言葉をよく目にします。

なかなか都合の良い便利な言葉なんですが、
将来予測としてはプラマイゼロということです。
ポジティヴな視点でもネガティヴな視点でも
「今と同じ状態」ということですから。

ただクライアントの状況によって意味合いは違ってきます。
進行性の病を持っている方にとっての現状維持は
かなりポジティヴな見方かもしれません。
逆に佩用等で筋力低下を起こしている方、
しかもリハビリテーションを受けられてない状況では
ネガティヴな見立てということになるでしょう。

ここでも、
アセスメントがキッチリされていないと
ニュアンスが変化することを意識しておく必要が生じます。
便利だからといって、安易に仕えない言葉でもあります。

2012年12月2日日曜日

車、冬支度!


本日、我が家の愛車
ステップワゴンなおみさん、
冬用タイヤに履き替えました。

これで、
これからの但馬や丹波、
宍粟方面のお仕事も大丈夫です。

ただ、軽自動車の方はノーマルのままなので、
播磨町近辺でも積もるようなことがあれば、
ちと心配ではありますが、、、
そのような事態にならないことを祈っておきましょう。

わけを知ること


昨日は、
宝塚の安倉・小浜・美座地区の市民フォーラムでした。
テーマは
「認知症の方を応援する“わ”を広げましょう」
サブタイトルが、
「認知症になっても安心して住み続けるまちづくり」
でした。

認知症の方が地域で暮らすためには
周囲の人々の理解とサポートが必要です。
そのための第一歩は
認知症という病気のことを理解してもらうところです。
なぜ、俳諧が起こるのか?
抑うつ的になるのか?
時として不穏から、暴言等が起こるのか?
全てに理由があると思います。
認知症の方自身が大きな不安を抱えていrことを
理解しようというところから支援はスタートします。

晩は、西神戸混声合唱団の連取でした。
久しぶりに附田恵里子先生のヴォイストレーニング、
いつも基本的な声の出し方をご指導いただきます。
「高い音を出すときには声に対する意識のベクトルを
前後の軸の後ろに持っていくこと。」・・・
難しい表現なんですが、先生はこう続けられます。
「声帯はのどの中に前後方向についていて、
高い声を出すときには2つの筋肉が、
後ろに引っ張られる感じで声を作ります。
だから、意識を後ろに引っ張る感じで持ちます。」
なるほど、、、
そういうわけがあるから、そのような発声をこっころがける。

認知症の方のいろいろな行動にもわけがあります。
声の出し方だって、わけがあります。
そのわけを知らずに、対応することは難しいということです。

認知症でなくても、
クライアントやその家族の言動、
そこにはわけがあると思います。
そのわけを丁寧に知る作業がアセスメントなのかもしれません。




子連れ団員さんも、 子どもたちも
ヴォイストレーニングに参加?
男の子の方は少し退屈??
大きくなって歌いに来てね!!