2014年2月28日金曜日

専門職と地域の方々、、、


今日は、

今日との向日市でお仕事でした。

テーマは「専門職と地域の連携」

ボランタリーに地域活動をされている方々と

地域包括支援センターの方、

ケアマネジャーさんたちの研修です。


人が地域で暮らし続けるためには

色んな方々のご協力があってこそです。

そんなことは、もともと地域が自前でやっていたのです。

あと、社協が主体になって支援をしていたのです。

ケアマネジャーや地域包括が抱え込むことではないのです。

本来は!!


でも、

地域にその力がなくなってきて、

そうではない現実があるときに

どのように、そこんとこを考えるかですよね。


上手にやろう作ろうではなく

どんな形を目指して、

どのようにやろうかです。


それが分かっての

専門職と地域の方々との連携は

楽しいと思います。

2014年2月27日木曜日

福祉施設の管理者さん


今日は、

大阪府社協で障がい者施設の管理者さんの研修でした。


管理者としての、、、研修ですが、

対人援助の基本的なお話し。

(リスクマネジメントのお話しもリクエストされていたのですが、、、)

(そこまで行きませんでした、、、ごめんなさい)


障がい者の福祉施策も

介護保険ほどでないにしろ

事業の運営は楽ではありません。

管理者さんは経営も視野に入れなければなりませんので、

ややもすると事業運営優先となります。

が、利用者の自立支援のために

個別支援を行う。

このことを忘れては本末転倒です。


そこのところを意識しないと

利用者の福利を優先できなくなります。

そうなってくると、志のある現場のスタッフは、

モチベーションが保てなくなります。


そこを意識しながら

対人援助の基本的な視点を

事業の運営・経営につなげる視点に持っていく必要があります。

稲松は、途中でリタイアしてますので

本来は偉そうなことは言えませんけどね!!

クライアントのジレンマに付き合う


昨日の篠山会場で

新任民生委員児童委員の研修、

全8回が無事終了しました。(ホッ!)


夜は、芦屋でグループスーパービジョンでした。


何でかわからんけど、すっきりしないケース。

そんな時も、丁寧に事例を振り返りながら、

考察を深めることは大切です。


よく、援助者はジレンマを抱えているといいます。

よくあるのが、クライアントへのロイヤリティと

属する事業所へのロイヤリティの狭間で起こるジレンマです。

このことについて私は、

ジレンマですから、努力しても解決しないことも多いと感じています。


人は生きていくときに様々な場面でジレンマを抱えます。


ある女性は、いわゆる良妻賢母を旨として生きてこられました。

年老いて、夫の介護をしながらも、

「妻としては当然のこと」と受け止め尽くしてきました。

それでも心の中で「疲れた、もう限界、施設に入所してもらった方が、、、」と

呟きます。

時として、表に表出されなかった呟きを、

信頼し得たケアマネジャー等にポロッとこぼされるときがあります。


支援者はそれを耳にすると、

介護者のためにサービスを増やし、施設入所に道をつけ、

支援を進めようとします。

ある程度段取りができてきたときに、当の妻が、

「やっぱり自宅で私が見ていきます」と、、、


こういうことは結構起こりますが、

その一つの要因は、

「良妻賢母」という生き方がその人の型であり

そんなに簡単には変えられない、っていうか変えるエネルギーは半端ない。

その型こそが生きるエネルギーを作り出している場合も多いからです。

これはクライアントや家族の抱えるジレンマです。


こういったケースで基本的に心がけることは、

その相容れない気持ちや感情を受け止めながら

共感することだと感じています。



2014年2月25日火曜日

1日の終わりに感謝してみる


今日は、

午前中は姫路で、午後は神戸の北区で、晩は神戸市社協さんで

トリプルヘッダーでした。


さすがに疲れますが、

色々な人に出会えましたし、

こうやってお仕事いただいて、

一日を過ごし、

暮らしていけることに、

ただ、毛材的に稼げてるというだけではなく、

活かされていることに感謝です。


一日の終わりに感謝してみる。

大切なことだと思います。

2014年2月24日月曜日

木を見て森を見ずといいますが、、、


今日は、

新任民生委員さんの研修も7か所目。

ずっと同じ内容でお話しですが、

人をどのように理解するのか。ということがテーマの一つです。


目で見て、話を聴いて、理解していきますが、

その入ってきた情報を処理して

理解という作業が完結します。


この時に、

心の距離が近すぎると

見誤るというか、はっきりとわからないことがあります。

近すぎて焦点化ができないですし、

細かいところは見えても全体とのバランスで

どのようになっているかが理解しづらいからです。


人という存在は、

大きな森のように大きく深いので

よく見ようと近寄りすぎると

かえって理解ができなくなります。

入り込みすぎると

迷い込んで出てくるのに苦労します。

不用意に踏み込むと出てこられなくなる場合もあります。

2014年2月23日日曜日

一つの素材の中に固いところも柔らかいところも必要


今日、

朝のTVで「がっちりマンデー」を見ていたら、

新日鉄住友が取り上げられていました。


その中で、鉄道の車輪を作っているところを放映されていました。

全国シェア100%にも驚きましたが、

鉄道の車輪で、線路に接する部部は固く鍛えられていて、

内側(車輪の中心に近い)部分は柔らかいままにしているそうです。


素人考えで、強度のことを考えると、

全体を固くした方が良いように感じるのですが、

全体を固くしてしまうと、衝撃等の力を逃すことができず

壊れてしまうそうです。

内側の部分が柔らかいことで緩衝剤の役割をしているとのことでした。


人も同じようなことが言えそうです。

固い(融通性のない)考えだけで生きていこうとすると、

様々な外部刺激によるストレスに対応できずに、

心が壊れそうになり、

やがて体にも影響が出るようになります。


だからといって、譲れない部分まで譲ってしまうと

自分らしさが失われます。

この辺りのバランスが難しいのだと思います。


新日鉄住友の技術者が試行錯誤を繰り返されたように、

生きていく中で、試行錯誤を繰り返すしかないのかもしれません。

自分たちの実践を発表すること


昨日は、

神戸聖隷福祉事業団の

「総合職員研修研究発表会」があり、

途中まででしたが発表を聴かせていただきました。


研究発表というよりは、

自施設の取り組みの成果を報告する内容が多いのですが、

それでも、個々の利用者のケア改善の取り組みや

職場の環境改善の取り組みなど

利用者のケアを向上させる取り組みの工夫が発表されていました。


こういった実践発表の意義は、

まず、自分たちの業務を見直す機会が持てること。

自分たちの業務を見直すためには、

現状の把握・分析が必要となります。

また、望ましい業務の在り方を明確にして

そこに向かうゴール設定ができ、チーム間で共有できること。

そして、自分たちが計画して取り組んだ実践(業務)の評価ができること。

他にも、波及効果であったり、効率化であったり、

いろいろあるのでしょうが、上記の3点に集約できると思います。


こういった取り組みを発表することで、

第3者からのフィードバックが得られ、

日頃の実践を客観的に振り返ることができます。

こういった取り組みが外部での発表につながりますし、

法人内でこのような取り組みを行うことの意義も大きいと思います。

2014年2月22日土曜日

かたくなに型を意識する


昨日の夜は、

明石での〝気づきの事例検討会”でした。

昨年秋から

基礎的な学びを継続してきたメンバーの

初検討会。


司会の方は、

リーダー的にお世話くださった

少し経験のある方です。


ご本人は、慣れていないとおっしゃって

少し戸惑いもおありなのですが、

とりあえず、時間の管理だけお伝えしました。


そのことに忠実に進められましたが、

それをストレートにすることも

実は結構大変です。

検討会はライブですから。

話しの流れをどうするかとか、

気遣うところも結構あり、

難しいものです。


それでも、

時間には限りがありますので、

キッチリと時間管理するのは、

難しいことです。


そんな時に、

あくまでもトレーニングですが、

時間の管理を留意して

形を守るということも

大切だと感じています。


学びを進めるときには、

ポイントを絞って

かたくなに形を守ることも

ときには大切だと感じました。

本気になってもらうために


ちょっと更新が遅れがちでごめんなさい。

昨日は、

午後から新任民菜委員さんの研修でした。


地域福祉でのニーズ発見の大きな資源、

民生委員・児童委員の皆さま

少し前までは

地域の名誉職のように揶揄されたりもしましたが、

厚生労働大臣が委嘱する

非常に公的な

しかもボランタリーな方々で、

最近は前向きに地域と向き合う方が増えています。


その方々を本気にして

地域包括ケアなどのシステムの一員になっていただくためには

こちら側(民生委員さん方は専門職と呼ばれる)も

本気で、クライアントや地域の自立のために

向き合わなければなりません。


本気ということは、

すなわち

しんどいってことですよ!!!

2014年2月19日水曜日

マイナス思考の時に胸を張ってみる


今日は、

西宮で民生委員さんの研修でした。

駅に近い会場だったので、電車で行きました。

車移動の時には、そんなに感じないのですが、

電車だと途中歩くので、やっぱり寒いなぁ。って思います。

気が付くと、肩をすぼめて前かがみの姿勢になりがちです。


寒くなくても、

考え事をしていたり、悩んでいたり、

落ち込んでいたり、気持ちが沈んでいる時には、

状態が前かがみっで、肩をすぼめたようになります。

非言語表現一杯に、気持ちが縮こまっている感じです。


そんな時には、とりあえず胸を張ってみる。

考え事も、うつむかずに空を見る感じで、

悩むときも、胸を張って深呼吸をする感じで、

落ち込んでいる時や気持ちが沈んでいる時にも

昔の自衛隊員募集のポスターみたいに、

胸を張って、空を見上げてみる。

そうすると少し気持ちも上向きます。


心とからだは別々ではなくて、

関係があるので、

身体を動かしたり、ほぐしたりすることで

心や気持ちのこわばりがほぐれます。

そうして、意識や気持ちを自由にしておいた方が、

いいアイデアやイメージができるということです。

下向いてても小銭拾うくらいで

あんまりええことないですよ!!

2014年2月18日火曜日

真っ当なケアマネジャーもたくさんいる!!


今日は、

神戸市ケアマネジャー連絡会の

「自立支援型ケアマネジメント研修」

3回シリーズのの2回目。


本人や家族の意向を踏まえながら

いかに自立支援型のケアプランを作成するのか。

このテーマでグループ演習を行いました。


今朝の朝日新聞の1面に大きな見出しで、

「施設の意向くみ介護計画」

「ケアマネ作成 教養例も」

と2面の特集に続く記事が掲載されている。


制度の中で非力なケアマネジャーの状況が記されている。

頑張っても事業所に公に逆らえない現状もリポートされている。

ただ、この記事だけを見ると

多くのケアマネジャーが、長いものに巻かれて

事業者のためのケアプランを作っているようにとられかねない。

そんなことはない!!


多くのケアマネジャーは、

利用者や家族の言葉に耳を傾け、

要介護状態の不安や困難を受け止めながらも

一緒にこれからのことを考え

その人らしい暮らしに近づくことができるように

靴をすり減らし、定時が過ぎても事務所に残り、

計画を立て、サービス調整を行っている。


本字の研修でも、自腹で研修を受けている人もいる。

スーパービジョンを自主的に受けて

事例の振り返りを怠らないケアマネジャーもたくさん知っている。

どうか、新聞の記事を読んで

「ケアマネジャーとはこんなもんだ」

とは思わないで欲しい。


2014年2月17日月曜日

跳ぶためには屈む必要がある


生きていて、

「うまい具合いにいってるなぁ」

と、感じている時には

ぐんぐんジャンプしている感覚に捉われますが、

ジャンプするためには、

膝をしっかり曲げて、屈むことが必要です。


次のステップに入るためには、

屈まなければなりません。


三段跳びだって、

ホップの前にも、ステップの前にも、ジャンプの前にも

膝や、、、いや、全身をクッションにして屈みんで

次の動作に備えるのです。


自分の気持ちが

縮こまっているように感じるとき、

それは気持ちがジャンプする準備をしているのかもしれません。

それが判らないときには、

待つことも必要だと思います。

2014年2月16日日曜日

「気づかせよう」というのは上から目線


今日は、

昨日に引き続き主任介護支援専門員研修。

Cコースの7日目。

対人援助監督指導・事例研究事例指導の方法を

“気づきの事例検討会”を用いて演習する2日目。(全体の7日目)


昨日の午後からDVD教材による型を学ぶところです。

昨日は、事例の紹介部分を見ました。

本日は、検討部分、質疑応答部分です。

途中で何回かDVDを止めて演習をするのですが、

グループワークの中で気になる会話が、

「事例提供者に気づかせるような質問って難しいね」

といった類いの話しです。


“気づきの事例検討会”は、検討者の質問によって

提供者(参加者も)気づきを得ることが起こりますが、

「気づかせよう」と意図して質問をするのとは少し違います。


「気づかせよう」と思うということは、

自分の考え方が正しいので、

そのことについて「気づかせよう」と感じているからです。

事例に関することは、提供者しかわかりません。

自分が考えたことは、あくまでも仮説であって盛会ではありません。

自分の仮説を検証するために質問をするのであって、

「気づかせよう」ではありません。


自分の心の中に「気づかせよう」が芽生えた時には

大抵、上から目線になっていると思います。

研修でのコメント


今日は、

兵庫県の主任介護支援専門員研修Cコース6日目、

Bコースと同様、演習のスタートです。

グループワークも多いことから、

講師以外にも各グループの進行や研修の全体進行の

お手伝いをしていただくファシリテーターがおられます。


ファシリテーターを担っていただいている方は

県の介護支援専門員協会の指導者養成研修修了生の方で

研修ファシリテーターを希望された皆さんです。


講師陣としては、次代の講師を担う人も出てきてほしいので

演習の発表後等のコメントをファシリテーターに

お願いします。


ところが、これが結構プレッシャーになっている方もおられるようです。


自分たちが学んできたことで、

演習と重なる部分で大切だと思うことを

丁寧にご自身のことばで語っていただけば構いません。

気のきいた言葉より、よっぽど受講生に届くと思います。

明日(今日)以降のファシリテーターの皆さんもよろしくお願いします。

2014年2月14日金曜日

中堅職員って?


今日は、

兵庫県社会福祉研修所の

老人施設中堅職員研修でした。

募集要項的には「在職3年以上の者」ということで、

3年以上の人が中堅職員という解釈です。

ちなみに、新任職員研修は「原則1年未満の者」ということです。


本日の一つのキーワードは「支援困難事例」

これは研修所の担当者からのオファーです。

もう一つのキーワードは「利用者・家族への対応」

こちらは受講全アンケートの結果、最上位だったテーマです。


かけ離れたテーマではなく、

基本的な知識や技術を丁寧に振り返ることで

考えることができるものです。


ところが研修を進めていくうえで

ひっかかってしまったことがありました。

基本的なことを振り返った後に、

少し、厄介な状況でのロールプレイを準備していたのですが、

そこに移る前に、

面接に関するコミュニケーションの基本的な部分を

さらっとお浚いして導入しようと、受講歴を確認したところ

受講生のほぼ全員が、

今までにコミュニケーションの基本的な部分の学びをしていないということでした。


ロールプレイをしようとすれば、

そこの部分の知識やある程度の技術面に関する部分は必須です。

稲松の勝手な思い込みでした。

中堅職員なら、どこかで当然学んでいるだろうって。


経験年数だけで測れない部分なんです。

もしかしたら泉温学校等で習ったかもしれないのですが、

卒業と同時に置いてきてしまったのかもしれません。


介護職員の賃金保障のために

各法人は介護職員のキャリアアップのシステムを作っているはずですが、

例えば、老人施設職員全体に共通した

新任、中堅、ベテランの枠組みが欲しいところです。


受講生の皆さんは、真摯に課題に取り組んでくださいました。

が、稲松の思い込みに反省でした。

2014年2月13日木曜日

学ぶ楽しさを分かつ


今日は、

東加古川公民館の高齢者大学「あずま野学園」の

今年度、終了式前の最期の学習でした。


テーマは「高齢者の役割・地域活動とは」


「高齢者の役割」

別に高齢者ということを大上段に出さなくっていいと思います。

学びたい人たちが集まって、

学び、仲間を作り、楽しく活動する。

高齢者大学はそういう集まりです。


要は、歳に関係なく学び、

その楽しさを地域に伝えればよいのです。

「高齢者の役割」というと、

「高齢者はこうでなければ」とか

「こうあるべき」って言いたくなって

窮屈な感じがします。


あずま野学園で学んだ楽しさを

地域の人たちと分かつ工夫を考えればいいのではないでしょうか?

既に、OB会もあるのですから!!

2014年2月12日水曜日

オープンな関係性を作る


今日は、

兵庫県の主任介護支援専門員研修Bコースの6日目。

今日から対人援助者監督指導と事例研究指導法の

演習部分が始まります。

兵庫県では当初から“気づきの事例検討会”について学びを深めることで

主任ケアマネジャーに必要な支援者支援の実践力を学ぼうと取り組んでいます。


そこで必要になる力の一つに「オープンな関係性を作る力」があります。

オープン、すなわち相手が構えなくていいような雰囲気づくりです。

相手に相談しようと思ったときに、

その相手が、威圧的だったり、否定的な態度だったりすると

相談しようとする方は、語りたい情報を十分に伝えられないかもしれません。


なぜなら、まずは聴いて欲しいし、避難や否定をされたい人は福ないからです。

よくいうバイステックの原則のような態度が求められます。


主任ケアマネジャーの研修でもグループワークがたくさんあります。

グループで個々の意見を共有したり調整したりする場合に

グループ内で、「聴いてもらえる。」

「攻められるのではなく、率直にフィードバックがもらえる。」

といった、雰囲気が作れることが必要です。


研修の中で、日によってはグループを再度編成しなおしたりしながら

グループワークを繰り返すのは、

そういった雰囲気を作り出すためのトレーニングの意味もあります。

「グループワークは苦手だわ。」という方にときおりで会いますが、

対人援助におけるコミュニケーションのためには

必須の力でもあります。

あせらずに取り組んでいただければと思います。

2014年2月11日火曜日

気持ちよく歌う


今日は、

関西合唱連盟の混声合唱フェスティバル

三田の〝郷の音ホール”で31団体が参加しました。


西神戸混声合唱団は30番目。

最期から2番目の出演。


細かいことを言えば、上手な演奏であったかどうか、、、

不揃いの部分もあったですし、

音が不安な部分もないとは言えないのですが、

気持ちよく歌えたと思います。(私は歌ってませんが)

声もよく伸びていたと思います。


まずまずの演奏であったと感じています。

兵庫県合唱連盟理事長賞をいただきました。

ありがたいことです。

ますます顔晴って歌ってくださいということだと思います。

歌い手の皆さま、聴いてくださった方々、ありがとうございました。

折角の祭日に、合唱に出かけていく家族をOKにしてくださる

団員のご家族の皆さま、ありがとうございます。


これからも、気持ちよく歌えるように、

皆で顔晴ります!!

2014年2月10日月曜日

雪の日に


今日はたつのでおしごとでした。が、お話しは、、、先日、、、


7日は和田山、8日は豊岡

一番雪が降った時に但馬にいました。

但馬は、中学の3年生の1年間+高校の3年間=4年間

過ごした処で、第2の故郷感満載なのです。


久しぶりに積もった雪を見ながら、

合唱組曲の「こころの四季」を思い出して

雪がすべてを真っ白に包む、冬がそれだけ汚れやすくなる

と口ずさんでみたりしましたが、、、

目に映る景色の中では、

こんもりと積もる雪を見て、逆に温かさを感じたり。

色々と思いめぐる時間も持ちました。


しかし、神戸方面に戻るとき

雪の残る但馬路はスタッドレスのおかげもあって

快調に走り、姫路バイパスも順調。

加古川バイパスに入ったとたん、

ぴたっと車が進まなくなりました。

加古川西から東加古川まで1時間半近くかかりました。

第2神明が夜になっても通行止めが解除されていないためだそうです。


ええっ???

播但道は走れたのに???

稲松の素朴な疑問。

雪が降ることが当たり前の地域とそうでない地域はこうも違うのだ。

そういえば但馬に転向して直ぐの頃

神戸の友達と電話で喋っていて

「雪が5センチ積もったからバスが止まって高校休校やねん」

と聞いて、

「5センチで休校やったら、冬は1/3は休校やわ!」

といったことを思い出しました。


結局、コーラスの練習も休んでしまい、

ハンドルを握ること6時間近く、

疲れ果てて播磨町の我が家の近くまで帰ってくると

周りの家の玄関先やお庭には、

色々な雪だるまが、

子どもが楽しんだだろう光景を思い浮かべると

少しほっとするような。


雪の日に、

あれやこれやと感じたのでした。
写真は、8日の午前中梁瀬駅

困難事例が出来上がる一番のわけ


今日は、

午前と午後に一つずつ面接が。

基本、お家仕事。


ある研修会、困難事例の対応の資料を作りながら、

ふと感じたこと。


ニーズが複雑に絡まっていたり、

アプローチが困難だったり、

困難ケースといわれるものはありますが、

困難と感じているのは支援者です。


そして、よくあるケースは、

支援者が基本的な視点や知識・技術を無視して支援しているケース。

これは、間違いなく困難ケースと感じるだろうなぁ。

2014年2月9日日曜日

「子育て」という人間関係


昨日は、

豊岡市立府中小学校で教育講演会に呼んでいただきました。


「子育て」というと、親が一方的に育てているみたいですが、

親と子の人間関係で、

主体は「子」です。

対人援助という人間関係でいう

主体者がクライアントであるのと同じです。


「育てる」というのは大人目線で、

主体である子からだと「育つ」です。

ということは、

「育とうとする子どもに関わることで

人的環境としてどのような影響を与えるのか」

というのが「子育て」です。


親であれ、教師であれ、大人は

子どもに対してどのように関われば

その子どもが、その子らしく育っていくことができるか

経済的自立だけでなく、

社会貢献の視点だけでなく、

自己実現につながるように

考えることが大切です。


そのためには先ず、

自分自身が自分らしく成長できるように生きることが求められると感じています。

2014年2月8日土曜日

神戸聖隷但馬「稲松塾」

昨日から但馬に来てます。

新任民生委員さん但馬地区の研修だったのですが、夕方5時から2時間半、真生園の会議室で勉強会。

昨年の秋に、法人の課長研修会のおり「継続して基本的なことを学びたい。」というお話しを伺い、実現しました。

昨晩は一回目というか立ち上げ。これから一年で7回、対人援助の基本的な視点を学び相います。

今後の日程はこれから詰めていきます。

もしかしたら法人外にもオープンにするかもしれません。
詳細が決まれば、またご報告させていただきますね。

写真は、今朝早くの和田山の様子。


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2014年2月7日金曜日

地域活動の種を蒔く


昨日は、

神戸市東灘区魚崎北部あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)で、

民生委員・児童委員の皆さんと魚崎北部認知症サポートネット「お魚の会」の

合同研修会でした。


「お魚の会」は、センターの呼びかけで平成24年の秋に

地域の民生委員、病院関係者、老人会、地域ボランティア、地域商店等々

行政や地域包括と一緒に、

「認知症になってもならなくても地域で生活していきたい」

という思いで発足したそうです。


私は、この「認知症になってもならなくても・・・」

っていうキャッチコピーが気に入ってます。

認知症のことを中心に考えてはいるのですが、

そこだけに特化しない。

認知症のDVDを見て勉強する会もあれば、

ウォーキングを楽しむ会もある。

そうやって、広く地域に語りかける機会作りは大切だと感じています。


近隣との関係性が薄まってきている中で

地域包括ケアシステムや地域ケア会議を考えるときに

「住みよい街づくりのために」というのですが、

高齢者のことを、障がい者のことを、って考えるのに

高齢者でもそうでなくても、

障がい者でもそうでなくても、

という発想は重要です。

子どもの問題が、大人の問題であるように!!


そのための地域活動の種を蒔く作業を

地域包括支援センターや障がい支援センターだけに任せずに

皆で考える時期が来ているのでしょうね。

種を自ら負けない場合は、

人が蒔いた種に水をやりに行ってもいいと思っています。

2014年2月5日水曜日

プチロールプレイでも面白い!


今日は、

兵庫県老人福祉事業協会の通所部会の研修でした。

対人援助の基本的な視点についてのお話しと演習。

そして、時間はあまりなかったのですが、

欲張って、少しだけロールプレイ。


アイスブレイクの後、

前段で、利用者本位や自立支援、

自己決定やQOLの話し、

もちろん稲松の話しには欠かせない

バイステックの7つの原則等々について講義。


後半は、少し演習をしながら、

コミュニケーションの基本的なお話し。

そして、最後にちょこっとだけロールプレイをしました。


ワーカー役:「お食事の準備ができましたので、食堂に行きましょうか?」

利用者役:「今日は、食事は要りませんわ」

から物語の始まりです。

これ以外に、入浴の言葉掛けバージョンも。


前段の講義の中で、利用者本位や自己決定、

そのための利用者理解について話していたのに、

気が付けば、“ご飯食べさせたいオーラ”や

“お風呂に入らせたいオーラ”が前面に出てきます。


業務の中では致し方ない部分はあるのですが、

研修の中のロールプレイですから、

基本に忠実に演じてもいいわけです。

が、ものの1分くらいの間に、

職員主体のやり取りになってしまう。


ほんの短いロールプレイでも、

巣の部分が出てしまういい経験であったと感じています。

観察役の人も、岡目八目的立場から見ると

よくわかったと思います。


自身の実践を客観的に見るのに

ほんの短い時間でもロールプレイしてみるのは

大切な経験だと思いますよ!!


2014年2月4日火曜日

新任民生委員・児童委員さんの研修


今日は、加西市文化会館で

昨年12月の改選で新しく委員になられた方の研修でした。

大体1/3の委員さんが新しく入れ替わるのだそうです。


民生委員・児童委員さんは厚生労働大臣の任命による

地域における福祉活動の実践をボランタリーにされる方です。

地域包括ケアのためにはいなくてはならない方々です。

本日の研修は、北播磨地区の方々400名弱の方々が対象で、

皆さん熱心に聴いてくださいました。


兵庫県では今回初めて相談援助にかかる

傾聴等の基本的な考え方やスキルのカリキュラムを入れたそうで、

今まではなかったんや。。。と思う反面、入ってよかった。と感じています。

地域の最先端で実践活動される方々なので

相談に関する基本的な学びは、地域の方々のためにも

民生委員・児童委員の皆さんのためにも必要なことです。


今後、2月中に兵庫県か8か所を巡回します。

7日和田山ジュピター(但馬)、10日志んぐ荘(西播磨)、13日姫路文化センター(中播磨)

19日西宮市民会館(阪神南・北)、21日明石声部市民会館(東播磨)

24日洲本市文化体育館(淡路)、26日篠山市民センター(丹波)

の予定です。

よろしくお願いします。

2014年2月3日月曜日

“生きる”ということは“迷惑をかける”ってこと



 現役でケアマネジャーしてた頃、

 「人様の迷惑にはなりとない」って

 口癖のように言うクライアントがいました。


 そら、「迷惑かけてやれ」って思われたらかなわんけど、

 生きている以上は、誰かにお世話になってるわけやから、

 普通に、当たり前に生活しているということは、

 ある意味“迷惑かけて”生きてるようなもんです。


 そしたら、

 当たり前に生きると云いうことは

 誰かに世話になっていくらしているわけやから

 「始終、誰かに感謝しとかなならん」 
 
 っちゅうことですわな。


 ここで大切なんは、

 「迷惑かけて生きる」やのうて「お世話になってます」っていう変換。

 始終、「謝って生きる」んではなくて

 「感謝して生きる」

2014年2月2日日曜日

美味しいご飯を食べる方法


今日は、お家仕事。

午前中に、面接が一本。午後からは資料作り。


なので、お家で昼ごはん。

家でお昼ご飯の時には、、、、時にも、、、

基本、麺類を食べたいのですが、、、

美味しく食べるためには、

茹ですぎないこと。

パスタだけでなく、ラーメンでも、うどんでも

アルデンテがいい!


それから美味しく食べるには、

一手間かけること。

インスタントラーメンでも、野菜をいためて乗せるとか、

でき愛のパスタソースでも、パセリを刻んでかけるとか、

少し手を加えるだけで、けっこう美味しくなる。


でも、一番大切なことは

そう、お腹が減っているということ。

できれば適度な運動かなんかして

健康的に空腹であること。


私たちは、

直ぐに対象の方に気が行きます。

食べるということなら、食材に!

援助するとなったら、クライアントに!


援助が上手くいかないのは、

クライアントがこうだからだ。

家族がああだからだ。

てな具合に!


ちょっと待て、

食べる本人の状況はどうなんだ。

ということは、

支援する自分自身はどうなんだ。


そこのところを吟味することは大切です。

あとは、物的環境がどうなのか。

食材に対して、器や部屋の雰囲気とか

クライアントの場合、家屋や部屋の状況、

家具や、室温等々。。。


多角的な視点はどこにでも必要かも。

ってお話。

2014年2月1日土曜日

“気づきの事例検討会”をベースに!


今日は、

午前中、兵庫県介護支援専門員協会

気づきの事例検討会推進運営委員会研究部会と

主任介護支援専門員の委員会の合同会議でした。


主任ケアマネジャーさんの間で、

特に、地域包括支援センターでは、

導入が決まっている地域ケア会議に関心が行っています。

当たり前のことです。


そして、大きなケア会議の前に

個々の事例を振り返ることでニーズを明確にし、

それを積み重ねることで地域の課外を抽出しようという流れがあります。

そこで、いろいろな地域で事例の振り返りが行われるようになっています。


そのこと自体は、悪いことではありませんが、

要は、その中身です。


単に、関わった人たちの出来た出来なかったを評価して、

事例自体がどのような事例で、

関わったすべての人たちが

どのように受けとめていたのかを

サポーティブに振り返れないと

単に、スケープゴートを作り出すだけで

関わった人たちの実践力は向上しませんし、

一つの事例を検討したことになりません。


朝来市の取り組みに学ぶのは素敵なことです。

後ろを見るのではなく、今後、

そう、未来を見据えるためにも

気づきの事例検討会は有効です。