2017年2月28日火曜日

2700名の民生委員さんにエール!!


本日は午後から、

新任民生委員児童委員研修:丹波ブロックが

山南町の「やまなみホール」でありました。

2月の初旬から、県下8カ所で開催されてきた研修も

本日が最後でした。

この間、2700名あまりの方が受講された計算になります。


民生委員さんのなり手がなかなかいないために、

空席となっている地域もあるのですが、

それでも多くの方々が地域福祉の担い手となってくださっていることを実感できました。


8カ所それぞれの会場で

実践報告をくださった現任の民生委員さんや主任児童委員さん。

皆さんのご報告のまとめをさせていただきながら、

その真摯な取り組み姿勢に学ぶところもたくさんあって、

私自身、大いに刺激を受けました。


昨年12月に新たに民生委員児童委員になられた皆さまも

是非是非、担当地域にあって

たくさんの地域住民の方々の笑顔を生み出されますことを

心よりお祈りしております。とともに、


ぜひ、思い込まずに理解する姿勢を大切に

あせらず、あわてず、あきらめずに

取り組み・ご活躍されますことを期待しております。


2017年2月27日月曜日

1にも2にも、アセスメント。


今日は、兵庫県社協で事例検討会。

参加者は、福祉サービス利用援助事業の各市町社協の専門員さん。

先週月曜日の姫路会場に続く第2弾です。


本日の検討会でも感じたことはアセスメントの重要さ。

事例提供者の検討課題は

「どのように支援の方向性を見立てるか?」

というものでした。


検討者からの質問に答えながら、

クライアントの人となりに関しての質問に対しては

情報をとれていないことが多いことに提供者自身が気づいていました。

クライアントがなぜ自身が損をするようなお金の使い方をしてしまうのか?

その辺りのこと何となく気づいていたのですが、

それを確認するための情報を収集できていませんでした。


福祉サービス利用援助事業は、

単なる金銭管理業務ではなく、

「自立支援のために」という目標があります。

そう、「その人らしい暮らしの実現のために」です。


ですから、アセスメントは必須なんですよ。


2017年2月26日日曜日

ケアマネジメントは、チームアプローチが前提です。


今日は午前中に面接が1本ありました。


1つのケースで、

クライアントの抱える課題だけではなく、

その家族も支援の必要性がある場合に、

ケアマネジャーはが1人で抱えこまずに、

他の支援者と共有していく見極めをどのタイミングでするのか?

というようなテーマです。


まず、アセスメントをしっかりするのですが、

クライアントと面接しながら、

家族の話題等が出されたときに、

その中から「違和感」を感じられるかどうかです。

(もちろん、家族の話題を話し手もらえるということが前提ですが、、、)


そして何らかの「違和感」を感じたときに

相談できるネットワークを持っておくことです。


医療的な問題に関する違和感であれば、医師・看護師・その他のコメディカル。

法的な問題であれば、弁護士。

さまざまなカテゴリーの違和感について

その専門家に相談できるネットワークを作っておくことです。


そして、押さえておきたいことは、

そもそもケアマネジメントを含む福祉対人援助は、

チームでアプローチするということを意識することです。

そのとっかかりがケアマネジャーであったとしても

アセスメントする中で、それぞれの課題に対する専門家と

連携するはずですから、

インテークの段階で、どのような他の専門職と繋がるかということは

おおよそ見立てがつくはずです。


その見立てが難しいときには、

同職種連携の中で、

できればスーパーバイザー的なポジションの方に相談できればよいのですが。


その時に注意すべき点は、

クライアントの支援が目的で相談するというスタンスです。

ケアマネジャー自身が苦しくて、情報を共有するのではなく、

あくまでも「クライアントの福利を優先する」といった

倫理観がベースにあることは大前提です。

「接遇マナー」とは、「面接気準基本の"き"」


昨日は、明石にある明桜会という社会福祉法人の

職員研修に呼んでいただきました。

介護関係の研修で知り合った方のセッティングです。

テーマは「接遇」。


稲松は「接遇マナー」というようなテーマでオファーをいただいても

一般的な接遇マナーの講師の方のように

「お辞儀の仕方」「名刺交換の仕方」「電話での対応」等々は

全くといっていいほどしません。てか、できません。


私にとっての接遇マナーとは、

「相手を不安にしない、不快にしない」ということです。

そして、このことは

対人援助の仕事をする者にとっては、

基本の中に含んでいると思うからです。

で、研修内容は対人関係の基本的なお話しと

そのことを実践するために必要なコミュニケーションのお話しです。

挨拶や自己紹介、非言語による「笑顔」

相手の気持ちを「傾聴」し、「受容」し、「共感」する。等々、

相手を不安・不快にしない、安心して、信頼してはなしていただく礼儀です。


そう、「接遇マナー」とは「面接技術の基本」なんです。

2017年2月24日金曜日

個人情報共有の取り組みについて地域特性に合わせた条例があれば・・・


今日は、新任民生委員児童委員さんの研修 第7弾。

但馬ブロックは、「夢千代日記」で有名な湯村温泉がある新温泉町。


先週に降った雪がたくさん残っていました。


兵庫県は日本海に面している但馬ブロックから

山間部に広がる北播磨・中播磨・丹波ブロック

瀬戸内海に面している西播磨地域・東播磨ブロック

太平洋のも接している淡路ブロック

と多様です。(神戸市は政令指定都市なので県の管轄外)


民生委員さんが向き合う、地域課題もそれぞれ特色があります。

ということは、その地域内に暮らす個々の人たちの文化にも特色があります。


個人情報についても、

都心部と郡部ではやはり違います。

制度的には一律な基準はありますが、

運用に関しては、やはり差があることは否めません。


そういう場合に、杓子定規に線を引いてしまうと動きがとれないこともあります。

かといって、ルールで決められている以上は従わねばなりません。


今後、地域でのケアシステムを実践的に動かしていくときには、

支援を必要としている人の個人情報をどのように教諭するのか。

ということについて、実践的なルール作りが必要だと思います。

なぜなら、地域ケアシステムの中には多くのインフォーマルなサポートが存在し、

最も重要な担い手になることは必須だからです。


この場合に、地域特性は勘案されなければ難しいと感じています。

で、要支援者の個人情報の取り扱いについては、

圏域における条例のような形で運用するなどの

工夫を試みていくことが必要だと思うのですがいかがでしょうか。




法定研修で、自身の偏りを克服する


昨日は、

兵庫県の主任介護支援専門員更新研修Dコースの8日目の演習指導でした。

例の、7つの項目に分けられた事例を用いた演習、

「家族支援の視点が必要な事例」


以前から稲松は、

新カリキュラムに関して不都合な点を書いてきましたが、


本日は違う視点で、

援助職者がクライアントをアセスメントする場合、

多面的に情報を収集・整理することが求められます。

身体的・心理的・社会的にとカテゴライズされたり、

ICFの概念図を用いたり、

ジェネラリストモデルであったり、、、


ところが、援助職者も人間ですから

どうしても項目に偏りが出てきたりします。

ケースによってもありますが、

援助者自身の癖だったり、価値観お方より出逢ったりします。


今回の研修カリキュラムでは

7つの視点での事例を繰り返し振り返ることを行います。

そのことによって、自身が見逃しがちな視点でのアセスメント項目、

すなわち苦手としている領域のアセスメントについて

意識しやすくなるのではないかと考えられます。


せっかく、日数をかけて学ぶのですから

前向きに、自身のプラスになる、ってことは、

利用者にとってもプラスになる時間としたいものです。

2017年2月22日水曜日

「利用者主体」ってこと

今日は午後から、新任民生委員児童委員研修の第6弾。と晩方に社会福祉施設の介護職員(在宅支援メインで)さんの研修、二本立てでした。

午後からの研修テーマは対人援助の基本視点です。

晩の研修のテーマは「身体拘束廃止等について」でした。

午後からの研修では当然ですが、晩の研修でも「利用者が支援関係の主体であること」を丁寧にお話しします。

身体拘束とは「援助者側の都合で利用者の動きを封じ込めること」で、その行為は「援助者が主体」になっているからです。

要は、身体拘束も含めて虐待というのは対象者を支配する、すなわち援助者主体の現れなんです。

福祉援助に関する様々な研修で、基本的なことにもっと時間を割き、力を入れて欲しいと思うのは こういった理由からです。

その人らしい暮らしを支援すると言う表現も、利用者主体ということです。

その実践のために、基本的な知識を学び、技術を身につけたいのです。

これらのことを押さえずに、手技などの技術を学んでもおおよそ使えるものにはならないと考えますが、如何でしょうか?

利用者主体ということをサラッとではなく、もっと重く受け止めて、学ぶというか、カラダに染み込ませて欲しいと思います。
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稲松 真人(いなまつ まこと) 兵庫県対人援助研究所 主宰
〒675-0146 兵庫県加古郡播磨町古田1-3-41
Tel.&Fax.:079-437-9745
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