2017年8月1日火曜日

ちゃんと「伝える」ことなしにチームはできません


8月になりました。(笑)


昨日アップしたブログの最後で

ケアマネジャーのグループ演習での

コミュニケーションが気になるというようなことを書きました。


ケアマネジャーの法定研修の多くの時間はグループワークです。

他府県の様子をたくさんは知りませんが、

兵庫県ではそうです。


個人ワークで自身の考えをまとめて言語化して、

次に、グループ内で発表し合って共有する。

というような進行がよくとられます。


そのときにです、

発表している人が他のグループメンバーの人とアイコンタクトしていない。

うつむいて、自分のメモを読み上げるように発表する。

そう、伝えるというより、読んでる。

他のグループメンバーも、発表している人をほとんど見ずに

うつむいてメモをとる。

これがグループにおける共有といえるのでしょうか???


コミュニケーションとは「伝える」という行為です。

「ことば」は大切ですが、非言語の方が力を持っているのは

皆さんご存じの通りです。



私はグループ演習で、

追加資料やポストイットなどの物品を

事務局の方に配らずにいてもらって、

グループの誰かに取りに行ってもらうことをします。

上げ膳据え膳の研修が嫌なこともありますが、

そういったシチュエーションで

どの様なコミュニケーションが生まれるのかを観察したいからです。


取り入った方が物品等をグループに持ち帰り、配布するとき、、、

ほとんどのメンバーが「ありがとう」を発しません。

「係なんだから取りに行って当たり前」という感じです。


いやいや、取りに行ってくれたのだから

たとえ係であっても「ありがとう」は云おうよ!!


相手の思いを、非言語も含めてちゃんと聴き、

自身の思いを、相手を見てちゃんと伝えようとして、

自身のために動いてくれたのなら、
(体だけでなく、心を動かしてくれたときも)

感謝しようよ。


そのことができないで、

チームアプローチなんてできないし、

地域包括ケアシステムなんて

ずーーーーっと先のまた先のお話だと思うのですが、

いかがでしょうか?

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