昨日は、西神戸混声合唱団の練習日。
そして、納涼懇親会。
で、ブログが今朝と言うことに、、、、
ネットニュースで、ポーラのコマーシャルの
「この国は、女性にとって発展途上国だ」
というコピーが話題になっているという記事を見ました。
女性が書類のコピーを命じられるシーンや
会議後のコーヒーカップを一人で片付けるシーンが映されていて
よの女性から共感を得ているようなのです。
「男女機会均等法」という法律ができて30年以上。
「介護保険法」ができて15年以上、
「介護労働を社会で担いましょう」というキャッチコピーは薄らいでいく様に感じる昨今、
家族介護に頼らざるをえない状況は、あまり変わらないのかも。
ただ、
「家族とは、夫婦・親子・きょうだいなどの少数の近親者を主要な成員とし、成員相互の深い感情的包絡で結ばれた、第一時的な福祉追求集団である」(森岡・望月,1983)
という定義も怪しくなってきている現状の中、
「女性にとって発展途上国」は
子どもにとっては「発展」どころか「衰退」していないでしょうか?
夏休みに入ると食事を摂れなくなる子どもがたくさんいる現実。
給食以外では食事らしい食事は与えられていないということです。
福祉を追求するのではなくて、諦めているのです。
多くの国民が「幸福追求」を諦め始めているのではないでしょうか?
そう考えると「福祉」の分野が衰退してくるのは頷ける状況です。
だとすれば、残念ながら「介護離職0」にはならないし、
「一億総活躍」も望めないように感じます。
「女性にとって発展途上国」なのでしょうか?
女性にとって「停滞」していないでしょうか?
子どもにとって、高齢者にとって、障がい者にとって、
「衰退」していないでしょうか?
もっと この辺りのことについて意識を持たなければ
「一億総歯車」に衰退してしまう恐れがあるのではないでしょか?