10日以上、更新しなかったのは久しぶりですね。
ごめんなさい。
この間も、色々と研修でのお仕事をいただいて、
兵庫県の地域包括在宅介護支援センターの新人さんの研修や
いろんな地域で「気づきの事例検討会」、
滋賀県の高齢者施設のリーダー研修 等々
稲松の研修を経験された方は「当てられる」と表現されますが、
確かに個別にたくさん質問します。
その際、多くの人は一所懸命に考えて応えようとされるのですが、
同じくらい大勢の方が、考えずに正解を求めます。
小学生の宿題ドリルの答えのように模範解答ではなく、
自身の言葉で応えて欲しいのですが。。。
研修テーマの切り口は色々ですが、
お喋りしている内容は、
ほぼ「対人援助における基本的な視点・考え方」です。
「認知症ケア」でも「地域包括ケア」でも「事例の振り返り」でも
ベースのところで基本的なこと。
基礎となる考え方や知識・技術が必要になります。
もちろん基本的となる理念や理論・知識や技術だけでは実践は困難です。
が、その部分がなくては、それこそ実践は薄っぺらなものになります。
例えば、バイステックのいう「個別化」とはどういうことでしょうか?
テキストに書いてあるかいせつではなくて、
自信の言葉で説明できるでしょうか?
「QOLの向上」と言いますが、
では、「生活の質」と言うことを自分の言葉で語れるでしょうか?
自分の言葉で語れないことを実践できるのでしょうか?
おそらく無理でしょう!
ぜひ、自分自身の言葉で語れるように努力しましょう。
そして意識して実践しましょう。
でなければ、いくら学んでも実践には結びつきませんし、
力にもならないと思います。