2012年8月31日金曜日

「講話」・・・いやいや、「お願い」(^.^;

今日は、
有料老人ホームのディアージュ神戸さん出会仕事でした。
職員の皆さんの研修では以前からお世話になっていたのですが、
本日のプログラムは、住宅等にお住いの方向けの介護情報講話。
タイトルは、
「老いを上手に迎えるために」
私なりに、今まで出会った方々の事や、
身体的に衰えても、人は身体だけでなく、
心の部分や社会とのつながりの部分からの視点で
価値はたくさんあること。
何かする「行為」的な価値以外に
居てくれる「存在」的な価値もある。
そのような価値も視野に入れたうえで
老いていくことと折り合いをつけていく
そして自分らしい最期を思い描く、、、
みたいな話をさせていただきましたが、

考えてみたら、
自分は今から本格的に老いて行く身。
受講されている方は、「老い」の体験を持つ方々。
「は、はーっ」って感じです。
講話というより、
「私の老いの道のお手本になってください。」
とお願いしている感じでした。

一番前で熱心に受講されている方は
御年92歳。矍鑠とした、それでいて優しげな紳士。
この方に、「老い」について説いている自分。
何と大胆なお仕事を受けてしまったのだろう・・・
まっ、丁寧にお話しするしかないと開き直りはしたものの、
帰りの信号待ちで明石海峡大橋を見上げながら、
ふと、「まるで、この橋に向かって淡路島に渡る方法をお伝えしたみたい。」って思いながら
あー、混乱してきた。受講された皆さんありがとうございました。

第6回全国校区・小地域福祉活動サミット in KOBE・ひょうご 

昨日は、
こうべ市民福祉交流センターで
神戸市内のLSAさんの研修でした。
対人援助者であるLSAさんとコミュニティワークの視点
のようなことがテーマでエコマップの考え方にも触れました。

そのあと、
神戸市社協さんで打合せ。
「第6回全国校区・小地域福祉活動サミット in KOBE・ひょうご」
が、来年1月12日(土)にポートアイランドの
神戸国際展示場コンベンションホール(全大会)
神戸学院大学ポートアイランドキャンパス(分科会)
で開催されます。
稲松も微力ながらお手伝いさせていただくことになり
開催要項の第1稿が届いた昨日に打合せとなりました。
(うそ、交流センターで仕事があったついでに打合せが正直なとこです)

地域包括ケアにしても、災害時の地域連携にしても
日頃の小地域における福祉的連携活動(コミュニティ活動)は必須だと考えます。
皆さん、ぜひ、2013年1月12日には神戸にお集まりください。
よろしくお願いします。


2012年8月29日水曜日

考えて、自分なりに言語化する

今日は、
小野市で兵庫県介護支援専門員協会
東播磨エリアの“気づきの事例検討会”のための研修会。
テーマは「質問力を身につけよう」でした。
早い話しが
「何のために、何をきく。どういう風にきく。」ということです。

「何のために」は、質問の目的・根拠を説明できることです。
「クライアントの力を確認したいので、その時のクライアントの考え方や実際の行動を知りたいのです。」
というようなことです。

「何をきく」は、、、
例えば「クライアントが問題をどう感じているか」「実際のクライアント発言」「クライアントの希望」等々です。

「どういう風にきく」は、具体的にどう質問するかです。
「そのときに利用者であるAさんはどのように答えられましたか?」とか
「その話をする時のAさんの様子を教えていただいていいですか?」とか
「家族さんの気持ちはわかりましたが、Aさんご自身はどのように思っておられたのでしょうか?」
などです。もっともっと、いろいろな尋ね方が考えられます。

これらのことはトレーニングが必要です。
上手に聞こうとしても最初から上手にはいきません。
初心者がいきなりホームランを打とうとしても無理な話です。
大切なことは、上手くやろうではなく、丁寧に質問しようとすることです。
事例提供者のひっかかりに沿って、事例を振り返るために
定められたルールに従って“丁寧”きくことです。

そのためには、
質問の目的・根拠、何をきいたらよいか、どのようにきくか、
といったことを考えなければなりません。
そして自分なりに言語化することです。

私の研修では皆さんにインタビューします。
質問です。
今日の研修で素敵だったのは、
「事例提供者がオープンになるために検討者に求められる役割は?」
というような質問に
「提供者が何を言っても、ヒェーッという感じにならないこと。」
って答えられた受講生さんでした。
一生懸命考えて自身のことばで表現されました。
この積み重ねがトレーニングです。
質問された答えをいつもいつも教科書の中に求めていては実力はつきません。

質問力を身につけるために大切なことは、
目的やゴール、ルールを解ったうえで、
自分で考えて言語化する作業。
それをするためのサポーティブな関係性です。
それには非言語による表現も重要です。
という意味で
受付のお嬢様方の笑顔は、
本当に素晴らしかったです。

2012年8月28日火曜日

情報を提供すること

今日も資料作りでした。
今日は、ダラダラって感じでしたが(^へ^)
本日の資料作りで
渡部律子先生の「高齢者援助における相談面接の理論と実際」、中央法規
を読み返していて再度伝えたいと感じたこと
「情報提供」について、

ケアマネジャーさんが利用者さんに情報提供しますよね。
それって、
「どこそこのデイサービスはいいですよ。」とか
「ヘルパーさん使うのもいいんじゃないですか。」とか
ひどいときは、
「ここに地域のデイサービスの一覧がありますから見といてくださいね。」
だったり、、、

介護保険の中で、
「より多くのサービスから利用者が選択できるように」
っていわれてるからかもしれませんが、
そこのところを勘違いしてる人もいるのでは、、、

専門的な対人援助での情報提供とは、
利用者や家族について情報を十分収集して、
アセスメントし、課題の個別性も十分わかったうえで、
こういう社会資源が適切だと思われますが
どないでしょうか?という風に情報を出すのです。

情報提供はアセスメントがあってこそです。
もちろん個別性が問われます。

介護保険で集中減算なんかがあるのは、
真っ当なアセスメントもせずに
併設のサービスを進める輩が出てくるからです。
真っ当なアセスメントをして、その結果
併設のサービスが適切なら胸張って情報提供すればいいのですよ!
その辺りの理屈は解っとかんとあかんと思います。



2012年8月27日月曜日

季節は動いている?!

今日もお家で資料作りでした。

日中は暑いのですが、
朝夕に吹く風は少し涼しくなってきたような、、、

秋の虫の声も聞こえてきましたし、

朝の散歩のときに
稲の花を発見しました。

2012年8月26日日曜日

深呼吸 ^0^=3

今日はオフ、、、っていうか、
自宅でお籠もり仕事。

お仕事が続けてある幸せと
休みの日に資料作りに追われて
自転車操業のしんどさと...

贅沢を言ってはいけません。
お仕事がいただけるということは
求められているということですから...

それでも、
しんどいのは、
しんどいし、、、

そういうときは深呼吸です。
一杯息を吐いて
からだの中のモヤモヤを出して、
鼻からスーッと吸って
新しい空気と一緒にエネルギーを
からだ一杯に入れます。

青い空が体に入ってきます。少し元気になります。

2012年8月25日土曜日

伝える仲間を、伝えて増やす。

今日は、
9月から始まる
兵庫県介護支援専門員協会が指定を受けて実施する
主任介護支援専門員研修の
演習ファシリテーターの説明会兼打ち合わせ会でした。
「事例研究及び事例指導法」
「対人援助監督指導」の
演習部分の指導ファシリテーションを
担っていただく方のための説明会です。

兵庫県協会独自で取り組んでいる
指導者養成研修のカリキュラム終了の方に
お声掛けして募っています。
新しく3期生の方々も11名手を挙げてくださいました。
1期生2期生と合わせると30名の方が
ファシリテーター登録をされています。

新しく入って来られた方をメインに
もちろん既存の講師陣の確認も含めて
カリキュラムの狙いや進め方、
留意点や実際の役割分担等について
3時間弱、委員長の谷さんを中心に伝えてもらいました。

私たちが伝えられて
経験してきたことを
次に担われる方にお伝えして、
伝える側のお仲間も増やしていきます。

秋には、
受講される方々と
素敵な学びの時間を共有できることと思います。
また、来年には4期生も終了されます。
その時にまた
仲間が増えることだと思います。
(^0^)
お伝えしていきます。

2012年8月24日金曜日

息を抜くことも考えましょう。

昨日に引き続き、
奈良で更新研修。
7時間、講義と演習です。
受講生の方々も終盤のロールプレイに向けて
終始、熱心に取り組んでいただけたと思います。

今日は
昼の休憩時間に大急ぎでご飯を食べて、
プチ観光に出かけました。
奈良の総合福祉センターから
歩いて10分程度のところに
「元薬師寺跡」という史跡があります。
堂塔の基礎石が残っていたり
そこに樹木がそびえていたり
という史跡なんです。が、
その周囲に布袋葵(ホテイアオイ)が群生していて
今が花の時期。見頃です。
研修だけでなく、少しの時間でも
息を抜く努力もしませうね!!

まずは仕事のゴールを知ること

昨日からケアマネジャーさんの更新研修で奈良に来てます。
対人個別援助技術がテーマです。
そこで、「何のために技術を磨くのか」ということを知っておくことは大切なことです。

面接のスキルを高めるのも、
アセスメント力の向上も、
ラポール形成を試みるのも自己覚知も、

利用者さんのQOLを高めて、
臨む暮らしに近づけるため。
というゴールを見失ってはいけませんよね。

2012年8月23日木曜日

折田会の納涼会!

昨日は、
“折田会”の夏の飲み会でした。

もともと
介護保険制度が始まる前の
神戸市老人施設連盟の指導員会(当時はそういってた)
その中のケアプランリーダー研修メンバーが
集まったもの。
名前は、兄貴分である折田さんの名前から・・・そのまんま!

ただ、
折田氏はだいぶ前に鎌倉に行って神戸にはいません。
要するに、託けて飲みたいだけかも・・・
でも、
楽しいんです。これが・・・


2012年8月21日火曜日

自己覚知・・・自己受容・・・他者理解・・

今日は、
小野市福祉総合支援センターに行ってきました。

ケアマネジャーさんの研修会。
テーマは、「自己覚知」
対人援助職者にとっては
よく耳にする言葉です。

簡単にいうと、ケアマネジャーという仕事をしている
あなた自身はどんな人ですか?・・・知っておきましょう!!
ってことです。

私たちは支援するために利用者のことを理解したいと思います。
大切なことです。
ここでご注意いただきたいのは、
理解する行為の主語は私たちです。
ということは、私という色眼鏡をかけて理解する可能性が大きいということです。
それでは利用者の理解がぶれてしまうので、
自分がどんな色眼鏡をかけているのかを知っておくことで
対人援助という関係性にできる限りマイナスの影響を与えないようにしようということです。

この自己覚知という作業でも
ご注意いただきたいことがあります。
自分にとってプラスの面もマイナスの面も覚知していくわけですが、
そこに「よい」「わるい」のものさしを当てないで欲しいのです。
「自分にはこんなところがあるね」と気づけば、
そのことを意識しておいて、支援の現場で顔を出さないようにすればよいのです。
自分自身のプラスマイナス両面を受け止める。
すなわち「自己受容」です。
バイスティック的にいうと
「自己受容」したあと「自己批判・非難」しないことです。
「できてる部分」と「できなかった部分」に気づいたのなら、
これからどういう風にやっていくかを決めればよいことです。
支援者の「自己決定」です。
人を
理解する
という
行為は、

とても
繊細で、

きわめて
難しい
作業。

それでも
理解したい
って思わないと
不可能。

まず、
相手を
感じること
かも
しれません。



2012年8月20日月曜日

「出会う」ことに必要なこと。

今日は、
鹿児島帰省を引き摺って、、、
というか、今朝帰ってきたので
時差ボケ、というか昼夜逆転というか、
で、昼食は外食。

播磨町のインド料理屋さんに出向いたところ
閉まってました。っていうか、
ずっと閉まってる感じ。ショック!!
口の中は、インド料理(カリー)になってるので、
調べて、稲美町に!!

国岡のコープさんの近所、
“ビレッジ”って店。

御嬢さんが綺麗!!
アーリア系の美人さん。
中のマスターもいい感じのおじさんです。

厨房の中が見えて、
ナンを焼く窯も見えるのですが、
小さい子供が5~6人いる団体が来店。
結構にぎやかでしたが、
ナンを焼いているマスターや
厨房に興味津々。
マスターとアイコンタクトで仲良しになってました。

夜、NHKの鶴瓶さんの番組を見ていて
鶴瓶さんがブータンの人々と
言葉も通じないのに、
どんどん仲良くなっていくのを見て感じました。

人と出会うということは、
どれだけ興味を持つかが重要なんだって!
大事なポイントだと思いました。

美味しかった!!

鹿児島の日々 サボってたブログのまとめ(後半)

さて、18日の土曜日は、
朝8時半くらいから10時ころまで資料作り。
10時出発で霧島方面へ
湧水町にある霧島アートの森
写真はゲートに入ってすぐのところにある
草間彌生さんの作品
「シャングリラの華」

手前右に写っているのは
作品の一部ではなく、
息子。
なぜか
写真を撮っていると
フレームインしてきました。
特別企画展で
椿昇(つばきのぼる)展をしていました。

写真撮影OKとのことで、
この黄色い作品は、
“Aesthetics Pollutionn”1990
です。
エステティック ポリューション
「美の堕落」・・・
訳さない方が良かったですかね?!
霧島アートの森の特徴は
広い敷地が庭園になっていて、
屋外に点々とアートが佇んでいます。

緑の奥の方に
白っぽい石が並んでいるのがアートで、

右手前に佇んでいるのは
アートではなく
連れ合いと娘です。

本当に広い庭園に
高原の風が吹いて気持ちよかったです。

写真撮影だけでなく
壊したり、傷つけたりしなければ、

乗っかったりすることもOKみたいで

息子と娘のツーショット?
昔のフォークデュオのレコードジャケットみたい




昼過ぎにアートの森を後にして、
霧島温泉郷に抜ける途中の
「霧の里・本館」っていうペンション風のホテルの
レストランで食事。
私は、カレーをいただきました。
有機野菜たっぷりの
コクのある味わいのカレーでした。

娘は、最近肉魚の類を食さないのですが、
オーダーの時にお願いすれば
ベーコン等を使わずに調理してくださり
夏野菜のトマトソースのパスタを食べておりました。

食後は、
息子の海岸沿いのドライブに応えようと
一路、隼人町の方へ
途中、塩浸温泉(しおひたしおんせん)に立ち寄り
坂本竜馬とお龍の新婚旅行の逗留先で、
昔から、刀傷等に効く湯治場だそうです。
見学後、
ふたたび南へ
途中、隼人の町手前くらいから
ゲリラ豪雨。
最速のワイパーでも前は真っ白。

でも、
姶良を辺りから雨も上がり、

写真は
錦江湾の奥の方からの桜島
前半でアップした桜島と表情が違うでしょ!!


視点を変えると見え方が違うのは、
山も人も同じですかね?!


どちらから見ても桜島は美しい。

今回の鹿児島では、
ずっとその雄姿を拝ませてもらえました。

最終日の19日
午前中は、
毎年お決まりの
鹿児島教会の礼拝へ
体調の少しすぐれない父は留守番でしたが、
親戚の叔父叔母や牧師先生にお会いできました。

午後は、
私は資料作りしてましたが、
みんなのんびりと過ごし、
夕方、鹿児島を離れ
本日の朝早く帰ってまいりました。





鹿児島の日々 サボってたブログのまとめ(前半)

今朝の4時過ぎに無事帰ってまいりました。
15日の晩方、播磨町を出発し
翌16日の朝に、鹿児島着。
午前中、
昼ごはんの買い出しに
JAのスーパーへ。
焼酎の充実ぶりに
「さすが鹿児島!!」と思いました。

昼前に、
浜松の兄の家族と実家で合流
(兄と義姉、義姉のご両親、一番下の甥っ子:大学院生)
昼食(奮発のお寿司でしたが、食べるのが先で写真を撮り損ねました)
を一緒に食べてしばし歓談。
(なんか、パーティみたい?!)
昼過ぎに浜松組は鹿児島市内のホテルに!

夕方、我が家の長男が飛行機で合流のため
鹿児島空港に迎えに。

晩方、実家から歩いて5分の郡山温泉へ!!

17日、
朝からみんなはのんびり、
私は石蔵の離れで資料作りの仕事。

午後から
磯庭園(仙巌園)へ観光

桜島が綺麗に見えて
最高の日和でした。
お目当ては景色だけではなく、
名物「両棒餅」(ぢゃんぼもち)

みたらし団子のようで
少し違うんですよね。
もっちり感とか、、、たれの感じも、、、

毎年、どこかで食べる鹿児島の味。

前半の最後に
いらない人の映っていない「桜島」




2012年8月16日木曜日

鹿児島の実家

今朝、無事に実家に到着。正面が主屋で、手前右側に写っているのは、昔の石蔵を改装した離れです。

2012年8月15日水曜日

さあ、恒例の鹿児島帰省(^。^)

今日の19:00くらいに播磨町出発。
途中で(播磨町内か加古川辺り)で夕食をとって、
一路、鹿児島へ!!

山陽道~九州道。
連れ合いと2時間くらいずつで運転を交代しながら、
休憩のサービスエリアでは、
水分補給したり、たまにソフトクリームやたこ焼き食べたり、
鹿児島の実家には、
明朝の8時過ぎころ到着予定。

播磨町に戻ってくるのは20日の朝の予定です。
それまでブログは超手抜きですがご容赦を!

それでは皆さん、
道中の無事を祈ってください!!
あっ、サービスエリアを出立する際には、
人員の確認をしましょう(笑)!!

「施設ケアマネジャーは必要だ!」云われる仕事を!!

昨日は、基礎研修の施設ケアマネジャーコースの最終日。

集中豪雨の影響で、開始が30分遅れるというハプニングの中、

受講生自身が立てたケアプランを
グループで検討し、
さらにICFの視点から
再度、情報を整理して、
アセスメントを行い、
プランを修正するといった内容でした。

ブログでも何回もいってきましたが、
上手にするのではなく、
丁寧にやるのです。

施設ケアマネジャー不要論が飛び出す状況の中
利用者や家族から
「施設ケアマネジャーは必要です。」
といってもらえる仕事をしなければ、
施設ケアマネジャーは、まじで立場的にしんどいと感じます。

まっ、施設ケアマネジャーに
ポジションをしっかりと与えてこなかった
制度そのものが一番の問題なんですけどね!!

2012年8月13日月曜日

ケアプランは誰のもの?

今日は、
介護支援専門員実務者基礎研修3日目の演習日でした。
施設ケアマネジャーさんのコースです。

テキストの模擬事例から
アセスメントし、
プランニングするのですが、
結構たくさんの方が、
目標設定に職員の業務内容を上げてました。

目標は、クライアント本人の目標です。
目標に向かって職員がすることは、
基本、サービス内容であったり、留意事項であったりします。

健康維持の課題に連なる短期目標に「服薬管理」は入りません。
「薬を忘れずに飲む」は入ります。
その場合、サービス内容に服薬管理が入ります。

ケアプランはクライアントのものであって、
職員の行動計画ではありません。

2012年8月12日日曜日

急遽、和田山へ

今日は、午前中に面接があるだけの日でしたが、
今から、和田山に向かいます。

私が、神戸から和田山に引越した頃、
とてもお世話になった方が亡くなられました。
近年は、病勝ちであったことはお聞きしていましたが
退院後、落ち着いておられると信じていましたので、
とてもご無沙汰していました。

とても明るい方で、前向きで、
優しいおばちゃんというよりは、
元気を分けてくれるお姉さんでした。
とても残念です。

こうやって、最後に
喪失体験に耐えるトレーニングを与えられた感じです。
ありがとうございました。
多分、泣いたら、怒らはるんやろぅなぁ・・・

2012年8月11日土曜日

基本の、そのまた基本

今日は、
午前午後と神戸市ケアマネジャー連絡会で研修でした。
「“対人援助の技術・価値”研修会【基礎編】~実践力を高めるために~」
というタイトルでした。

対人援助の基本的な視点を振り返る研修でありがちなタイトルです。
専門職としての価値や・倫理などの部分です。
いつもなら対人援助という人間関係は、、、から導入するのですが、
今回は、その人間関係の以前、
「どうして対人援助の仕事を選んだの?」
より、まださかのぼって
「人はどうして困っている人を援助したくなるの?」
のところから振り返りながら学びました。
テキストは
「高齢者援助における相談面接の理論と実際(第2版)」渡部律子,中央法規
の第1章です。
演習も含めて5時間。
中身の濃い時間を共有したように思います。

夜は西混。
本日で、まがりなりにも
パレストリーナのミサブレビスは全曲音取りしましたからね!
音取りは曲作りの基本の基本ですので、
本日お休みの方は盆休みの間に譜を見ておいてね!!

2012年8月10日金曜日

いろいろな視点・方法

今日は、
午前中、主治医のもとに定期受診。
後は、夕方から面接が一本でした。

アセスメントする際に情報を取っていきますが、
闇雲に情報を得てもかえって整理しづらくなることもあり、
ある程度の情報が入手できたら、
そこから、あらかじめ課題の背景にあるものの見立てをします。
そう、仮説立てをします。
そして、
その仮説を検証するような意味で
質問をしながら新たな情報を得ます。

しかし、情報を得るにも工夫が必要です。
ストレートにきくこともありますが、
周辺情報から確認しながらのときもあるでしょうし。
本人からきくこともあれば、
周囲の人から情報を得ることもあるでしょう。
「どのルートから、どのような方法で。」
ということを意識しておく必要があります。


ピースの散歩で通る保育所の
コンクリート塀




向日葵は、
塀の上から日光を得ようとしています。


背の低い花は




塀の隙間から
顔をのぞかせて
お日様の光を
ゲットしてました、

2012年8月9日木曜日

仲間がいるということ(^^)

今日は、
西宮のケアマネジャー協会さんで
「気づきの事例検討会」をDVDで学ぶ研修でした。
研修開始5分前、
大分席が埋まってきました。

当たり前のことですが、
事例検討会は一人ではできません。
仲間が必要です。
それも
出来れば心を許せる仲間が。
提出者が事例に関してオープンになりやすいですから!

今日お集まりの方々が
半年後か、一年後に
お互いに一つの事例を振り返り
それぞれを高め合う仲間になればいいなぁ。
と考えています。

これは、
大分県のマスコット
「めじろん」です。
名産のかぼすを抱えています。

“めじろん”は
“はばたん”と
仲間なんだろうか???

意識すること

昨晩、
無事に大分から戻ってきました。
(昨晩、ブログしようと思ったらPCがインターネットにつながらず、、、
疲れていたので復旧するのも面倒で、、、)

2日間12時間にわたる研修、
私にとっては、非常に楽しい、そして濃い時間を過ごしました。
多くの受講生の方々が、
非常に前向きに聴いてくださり、参加してくださいました。
ありがたいことです。

でも、大切なのはこれからです。
研修の最後にも申し上げましたが、
研修で気づけたことの一つでもよいので、
実践の場で意識して取り組むことが必要です。


帰りの大分駅のコンコースで、
おそらく電気自動車をベースにした汽車が
子どもたちを乗せて走っていました。
ミニ遊園地みたいな感じです。
子どもたちの顔は、
楽しそうな笑顔だったり、
少し誇らしげだったり、



私たちも対象の方々が、
素敵な顔(表情)になることを目指して
自分たちの仕事に向き合いたいと思いました。


ケアマネジャーさんの研修の光景は
大分でもおんなじやなぁ・・・と感じました。

2012年8月8日水曜日

楽しい研修って?!

昨日・今日と
大分県で介護支援専門員専門研修1です。

昨日午前中、
「ケアマネジメントプロセスとその基本的考え方」講義
午後から、本日の15時までの9時間、
「対人個別援助技術」講義と演習です。

全部で12時間、
受講生の皆さんは
いやでも稲松とお付き合いいただきます。

専門研修は
ケアマネジャーの資格更新に必要な
受けなければならない、いわば義務研修です。

稲松は、「基本的に研修は自主的に受けるもの。」
と考えています。モチベーションが違うからです。
また、嫌々受ける方がいれば
研修全体の空気が落ちてしまうからです。

そこで講師としては
出来る限り笑顔のある、楽しい研修を心がけます。
それから、感動のある研修をしたいと考えます。
(大分の皆さん、いかがでしょうか?)

今日は、面接ロールプレイも行います。
受講生の方々が前向きに取り組んでいただけると
より楽しい研修になると思います。
もちろん私も精一杯努めます。
研修も講師地受講生の
相互交流による共同作業ですから。

2012年8月7日火曜日

大分に来てます

昨日から大分に来てます。
今日・明日
介護支援専門員専門研修1の
「ケアマネジメントプロセス」と
「対人個別援助技術」です。
昨晩はホテルの近くの居酒屋さん
呑み喰い処 呑ん気や 信
出晩ご飯。
カウンターがベースの小粋な空間です。
先ずはビールで

カンパチの造りと茗荷のみそ和え

美味しい!!
折角に大分に来たので地酒を
「八鹿」は(ようか)ではなく(やつしか)と読むそうで、
それでも出身高校と同じ名前のお酒はいただかなくては、
旨い!
そして
大分に来たからは、これ
「とり天」

鶏の天ぷらなんです。
から揚げではなく天ぷら
柔らかくて美味しい。
すごくジューシーで
カボスが良く合って、
パクパク行ってしまいます。
そして
大将の信(のぶ)さんこと、足立信之さん
ほぼ同い年。
途中からカウンターの外に出てこられ
一緒に飲みだしました。
同志社大学時代ラグビーをしていて
神鋼の平尾さんと同期だそうです。

大分に来られたらお奨めのお店です。
昨日のブログが今日になった理由は・・・

2012年8月5日日曜日

メダルの重み

ずーっと、
ロンドン五輪です。
私の周囲にも、眠たい人が普通に出現してます。
私は、早々に寝てしまい、翌朝ハイライトで確認する日々です。
いずれにしても、
4年に1っぺんですから、大変ですわ。
折角なので楽しみたいものです。

楽しみたいのは、お祭りそのものもですが、
参加された皆さんが、ご自身の人生の一ポイントを加えること。
その瞬間に立ち会える興奮を楽しみたいと思います。
その結果が、メダルであろうと入賞だろうと予選敗退であろうと
日々の積み重ねです。
その過程に胸を張っていただきたいと感じています。

とはいえ、訳の解らない審判もあり、
今後、まっとうなジャッジがされますように。
(私自身が勝ち負けにこだわっているかも by負けず嫌いのさびしがり屋)

2012年8月4日土曜日

基本的なことは繰り返しやる

今日は、
兵庫県介護支援専門員協会
気づきの事例検討会推進員研修会でした。

日本女子大学の渡部律子先生を講師にお迎えして
事例検討会の重要性や実際の事例で質問を考える演習等をしました。

朝から他の講師メンバーとお手伝いで参加しました。

先生の講義や演習からも
基本的なルールや知識を押さえておくことが
事例検討会の実践にいかに大切であるか、
また、目的を押さえておくことがいかに重要であるかを
改めて学ぶ機会となりました。

気づきの事例検討会では
事例提出者の課題に焦点を当てながら
事例(自分の経験)を振り返る作業の中で
新たな気づきを得て、
そのことが次の実践に役立つ。
そのプロセスの中で、
参加しいている検討者も実践力を高めていく。
そう、事例検討会の目的は実践力の向上です。

そのために基本を押さえながら
上手にではなく丁寧に行う。
そのことの繰り返しが実践力の向上につながるのだと感じました。

2012年8月3日金曜日

目標って大切!

今日も、
昨日に引き続き
介護支援専門員実務従事者基礎研修
全体講義の聴講に行きました。
午前中のプランニングのところの講義での明言
「目標があれば、その気になる。課題をクリアすればやる気が出る。それが継続すると本気になる。」
その通りやなぁ。。。
最初に目標の確認ができることは大切ですわ。

その後、
県協会の顧問・相談役会に出席。
現会長の目標を聴くことが出来ました。
少しうれしかったです。

目標があるって大切なことです。

2012年8月2日木曜日

聴講生

今日は、
県の中央労働センターにて
ケアマネジャーさんの
実務従事者の基礎研修
1日目を聴講してきました。
午前中は仕事があったので
午後からだったのですが、

今日明日と、
主として講義で
ケアマネジメントプロセスを振り返ります。

主として講義、、、ということで
2人組のワークとかも結構あって楽しい研修です。
なぜ聴講したのかというと、

3日目・4日目の演習部分の
施設コースを担当するからです。
演習は1日目2日目の講義部分を受けて展開しますので、
今日明日の研修を聴講できれば
演習でつながりをつけやすいからです。

もう一つ理由があって、
7日に大分県で専門研修1のプロセスを担当します。
兵庫県の講師から何か盗めないかしら。っていう目論みもあります。
他の講師の講義を聴講すると内容ももちろんですが、
進め方や、エピソードねたも勉強になります。

えっ、ちゃんと聴講したのかって?
もう一人の聴講生に証拠写真を撮ってもらいました。


明日は朝から午後の途中まで聴講します。

2012年8月1日水曜日

対人援助者の倫理と個人情報

今日は、
表題のテーマで明石の要援護者保健医療福祉システムの研修会でした。

非常に簡単に乱暴に言い切ってしまいますと、
我々の職業輪の割と高位に
「利用者の福利優先」ということがあります。
そのことと「個人情報」ということを考えてみたのです。
基本的に
援助者側の福利のために
利用者の個人情報を扱ってはいけないのです。
たとえ感情労働者として援助者が辛いからといって
他者に話すことで「楽になるために」という目的でしゃべってはなりません。

我々が利用者の個人情報を使用するのは
利用者に福利が働くという目的のときのみ
利用者の了解の下で使用が可能なのです。
このことを原則に照らしながら
個々の事例に丁寧に接する必要がある
ということだと私は感じています。






明石の医師会館は
いつ来ても綺麗なぁ!!