2012年12月31日月曜日

一年の最後の日

大晦日。
明日は新しい年の始まり。

今日の首相の話しを聴いていると、新年は目が離せません。どんどん右に傾いていく国。誰も修復できない原発を新しく作る方向。本当の意味で協調できる人を育てられそうにない教育。削減策ありきの社会保障。福祉の言葉さえ政策の中では影をひそめた国。
一隅を照らす働き。阿留辺幾夜宇和を思い。丁寧に歩みを進めたいと思います。

具体的な目標を持つこと

昨日は、朝夕のピースの散歩と午前中に買い物に出たくらいで、比較的のんびり過ごしました。
午後、テレビで嵐の松本さんが京都の桂高校の農業科を訪問し、京野菜を作っている生徒さんと交流しながら活動を紹介していました。
その中で、一人の女子高生が「京野菜の栽培を通じて栄養のことを学んだので、将来は栄養士になって、自分たちの子どもに小学校の給食で京野菜を食べさせてあげたい。」というようなことを話してました。
なんと具体的な目標なんでしょう?!  おそらく、彼女は目標に向かっていろんな努力をされることでしょう。何より彼女の生きいきとした表情はキラッキラに輝いてました。
目標を持つこと、それも具体的な形の。大切なことです。

2012年12月30日日曜日

帰省してます。

昨日から、連れ合いの実家。和歌山市に来てます。息子は大晦日に合流。娘はバイトのため播磨に残留です。ピースは一緒です。

2012年12月29日土曜日

赦す力


昨日、
「レ・ミゼラブル」を観てきました。
そう、ジャン・バルジャンの物語。

教会から銀の食器類を盗んだジャンを赦す神父。
自分を執拗に追いかけるジャベールを赦すジャン。

赦されることで生きざまを見つめなおす登場人物。

要所で「赦し」が出てきます。

「愛」「生きる」
この映画のキーワードはたくさんあるのでしょうが、
「赦し」というテーマも重要に感じました。

無償の愛あればこその赦し。


映画を見ている時に、
斜め後ろにいたおばちゃん二人
喋る、喋る!
それもいいところで!
映画そのものには大感動なのですが、
おばちゃんが喋るたびに興ざめします。

そのおばちゃん二人を赦せずにいる私なのでした。

2012年12月27日木曜日

とりあえず・・・

秋口からエアコンが故障してまして、
寒い寒い書斎兼面接にも対応するお部屋。((((;゜Д゜)))))))

パソコン仕事していても、
手がかじかんできて、
時々リビングに暖をとりにいってました。

本当ならエアコンを修理なんですが、
とりあえず,
暫定プランということで、、、
カーボンヒーターをば購入しました。

とりあえず、
たびたびリビングに避難しなくてすむようになりました。

1月〜2月が問題ですが(-.-;)y-~~~

自立支援型ケアマネジメント???


昨日は、研修打合せ2本。
午後から、大阪生野区の地域包括の方がお二人で自宅まで来ていただき、
年明けからの“気づきの事例検討会”のシリーズ研修の打合せ。
松井さん、市原さん、遠いところわざわざお越しいただきありがとうございました。

夕方からは、神戸市ケアマネジャー連絡会の事務局にて
神戸市からの委託事業
「自立支援型ケアマネジメント研修」の打合せ。

全3回で、
1回目にご講義いただく福井県立大学の奥西先生と
2日目、3回目を担当する神戸市ケアマネジャー連絡会の
山内さん、河井さん両副代表と研修部長の林田さん、そして私。

研修の内容や流れ、
具体的な進め方やつながり等について話し合いました。

雑談の中で、
「そもそも『自立支援型ケアマネジメント』って、どういうこと???」
という話が出まして、
ケアマネジメントの目標はクライアントの自立支援なので、
「自立支援型」があるということは、
別の「〇〇型」があるんやろか?ってなことを話していました。

結論として、
「結局、自立支援ということを念頭に置いてケアマネジメントできてる人が少ないっちゅうことやろね。」
それから、
「最近の国のいい方からみて、狭い意味の自立支援を押してきてるよねぇ。」
ということでした。

なにはともあれ、
ケアマネジメントの基本的な部分を
丁寧に振り返りながら
実践につなげていくことの繰り返しだと感じました。


2012年12月26日水曜日

クリスマス メニュー


昨日は、クリスマス。
オフでした。
ボチボチと家事をしたくらい。

一応、晩ご飯はパーティーっぽく、、、

いただきもののシャンパン。
ホンマモンのシャンパン。
と鶏のモモはでき愛のモノ。
ゴボウと白菜のスープインスタントにひと手間。
サラダは作りました。が、切って、冷水にさらしたくらい。

でも、
メインは、

手作りピザ。
生地も手作り、ソースも手作り。

1枚目は、
ズッキーニと舞茸とカイワレ。


2枚目は、シンプルに
玉ねぎにトマトとパセリ。

美味しかったです。














世界中に平和が、
全ての人に笑顔が、
やって来ますように!!



2012年12月25日火曜日

“あきらめない”ということ


昨日は、
午前中にスーパービジョンが一つあって、
午後からはフリーでした。

テレビで女子サッカー皇后杯の決勝戦を見ました。
INAC神戸とJEF千葉の対戦。
前半も後半も元気に見えるのは千葉。
神戸はいつもみたいにパスがつながらないし、
千葉のプレスに対しても反応が悪い。
ボール支配率も千葉の方が圧倒的に多く感じる。
これはもしかしたら、3連覇を逃すかも。。。
なんて思いながら後半のロスタイム、
右サイドからの澤さんの切り返しのセンタリングで
ゴール前の混戦、ボールが回ってきたところに
田中さんが居たって感じでゴール!

やきもきしながら見ていたのですが、
なんか「えーっ?!」って感じのゴールでした。
それでも、単なる偶然ではなく、日頃の努力と
なかなかうまくいかない中でも
あきらめない気持ちがあったればこその勝利だと感じました。
チームの一人一人が勝利という目標に向かって
“あきらめない”という姿勢が保たれていた結果だったのでしょう。
そんなことはないと思いますが、もしかしたら、、、
千葉の選手は「延長PK」に意識が移っていたのかも・・・

ケアマネジャーの仕事していても
目標に向かって“あきらめない”気持ちは大切なのではないでしょうか?
困難事例ともなると、なかなか思ったように支援が進まないし、
「これで落ち着くかな?」って思って計画しても違う課題が現れたり、、
そこでもクライアントらしい生活を模索しながら
チームで目標に向かっていく気持ちをあきらめない。
それがモチベーションであるし、エネルギーにもなる。
でも決して無理はしない。

サッカーでも無理な攻め方をすれば、
そこからほころびができて、逆に攻め込まれます。
一つ一つのプレーを丁寧に行うしかありません。
ボールを丁寧に蹴り、丁寧に止める。

利用者の気持ちを丁寧に聴き、
課題の背景を丁寧に紡ぐ。
“あきらめない”ということはそういうことだと感じました。

それにしても千葉は強かった。
そりゃぁ、彼女たちだってあきらめていたわけではないですものねぇ!!

2012年12月24日月曜日

振り返ってみること


昨日は、
午前中は県の社会福祉研修所で
1月から始まる主任ケアマネジャー研修の講師説明会。

午後から、個人スーパービジョンの面接でした。

毎回、事例を通して振り返りをしますが、
昨日は、一定の事例ではなく
この一年のスーパービジョンの振り返りをしました。

バイジーさんが課題に感じていたこと。
最近振り返った事例を通して
その課題がどのように解決してきたか。
・・・課題がどのように変化したか。
言い換えると、目標がどのように変化していたのか。

一緒に振り返ってみると、
1年前には気づいていなかったところが、
気づけるようになっただけでなく、
事例での実践と、基本的な視点を結び付け
自分なりに言語化できるようになっていることに気づきました。

振り返ってみるということは、
経験した実践の整理作業とも言えます。

経験を素直に丁寧に振り返ると、
一見グチャグチャのような支援の過程が
ある程度整理され、
好ましかったところ、
そうでなかったところがあぶりだされてきます。

そこから、
「それならば、次はこうやってみよう。」という
意識が芽生えてきます。

2012年12月23日日曜日

モニタリング、歌いおさめ


昨日は、
西神戸混声合唱団、今年最後の練習でした。
練習いつもより早めに終了後、納会!!

現在、練習している曲を全部浚いました。

来年6月16日の定期演奏会に向けて、
どのくらい歌えているのかをチェックしました。

どの箇所は、まずまず歌えていて、
どの部分がまだまだなのか、
歌い手さん個人的にも歌えていない部分はどこなのか、
等々をチェックしてもらいました。

モニタリングです。

目標とする演奏(パフォーマンス)があって、
現状はこの程度で、
課題を明確にして、
どのようにして目標に近づけるのか。
ただただ漫然と練習してもダメですよねぇ!

コーラスの練習も生活支援もおんなじかも・・・

2012年12月21日金曜日

懐かしい仲間

今日は、
灘区のケアマネジャーさんの忘年会に呼んでいただいてました。
懐かしい方、初めての方、こちらは初めましての方、、、
いろんな方とご挨拶させていただきました。
新しくお出会いした方々も、これからのお付き合いの中で、、、懐かしさを紡いで、関係を創り上げて行くのですよね。
よろしくお願いします。

日々新たに、、って感じる中で、懐かしさをどのように受け止めましょう?
日々は懐かしさの中にあることを感じることです。
糧なんですよね。多分、、、

譲れる部分と譲れない部分


昨日は、
午後から京都の向日市で
ご近所福祉の講座に呼んでいただきました。

担当者のK下さんは、FBのお友達で、
お蕎麦好きの私を近くの美味しいお店に連れて行ってくださいました。
ざるの大盛りを注文して、談笑していたところ、
大盛りの「ざるうどん」がやって来ました。

「あのう、、、ざる蕎麦をお願いしたのですが、、、」
私としては、既に口がそばを待ち受けていたので
「うどんでもいいですよ」とは言えませんでした。
ちょっとした譲れない部分です。

夜は、川西で事例検討会でした。
虐待がらみの事例でしたが、
介護者の愛情や努力も理解できますし、
その部分は、十分承認されてしかるべきところです。
ただ、
暴力に関しては容認できません。

愛情を持って、一生懸命に介護している部分があるにせよ
虐待の部分を承認することはできません。
対人援助の専門職として倫理的な一線は必要です。

蕎麦のはずがうどんでもいいかもしれないのですが、
介護してくれる人だから、暴力があっても仕方ないと
あきらめてはいけないように思います。

かなり、例えに無理があったかなぁ…


2012年12月19日水曜日

「とりあえず聴く」という支援


今日は、
高齢者自立支援ひろば事業の現場のスタッフさんの研修でした。
対人援助の基本的な考え方についてお話したり、
一緒に考えたりという時間でした。

「支援」とか「援助」ときくと、
何か働きかけるイメージが強いのですが、
「聴く」ということも立派な支援であることを忘れがちです。

聴くためには、
こちら側は黙っている必要があります。
また、相手が話し出すのを待つことも必要です。

そういう関わりから、
信頼してもらえる関係が
ゆっくりと育ってくるのだと思います。

言語以外の部分


昨日は、
佐用町で“気づきの事例検討会”
DVDを使っての研修会でした。

視聴覚教材による事例検討会の実際を理解してもらう内容でした。

受講生の皆さんはとても熱心にスクリーンを見つめ、
内容について学ばれていました。

視聴覚教材のいいところは沢山あると思いますが、
言語以外の部分を感じることができるのも特徴だと思います。

言葉の意味を捉えるだけではなく、
どんな調子で語っているのか?
どんな表情なのか?
目線の先はどこに向けられているのか?
この沈黙はどんな意味があるのか?

いわゆる非言語の部分。
専門職なので解っているはずですが、
意識していないととんでしまっている。

言語以外の部分のトレーニングでもあります。

2012年12月18日火曜日

これからのヘルパーさんに求められること


昨日は、
午前中は宝塚で打合せ、
午後は、西宮でヘルパーさんの研修。
夜は、芦屋でヘルパーさんの研修。
阪神ブロックでお世話になりました。
ヘルパーさんの研修はどちらも表題のようなテーマでした。

これから社会保障財源はますます苦しい状況になるなか、
一人住まいの高齢者の増加、
認知症の在宅ケア、
在宅ターミナルケア、、、
作業としての介護や生活援助だけではなく、
クライアントの存在を承認する支援が、
今まで以上に重要になってきます。

そうなってくると
、 介護の知識や技術だけでなく、
人と向き合う力を持ったヘルパーさんが必要になってきます。
(これまでも求められてきたわけですが、、、)
社会福祉援助の基本的な視点や思いをわかっているヘルパーさんが。

これまでもいってきたことですが、
人は身体的な部分だけで生きていません。
心もあれば、他者とのつながりも必要です。
スピリチュアルな部分もあるでしょう。
要するに、トータルに人を捉えようとする姿勢が求められます。
それもできる限り共感的に。

これからは、
ますます総合的な力を持ったヘルパーさんが必要になってきます。
そのことは、もちろんヘルパーさんだけでなくて
他の援助職者にも求められるのだろうと思います。

そんなことを感じながらお話ししてきました。

2012年12月16日日曜日

既に、25年度に向けて


今日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
委員会ヒアリングでした。
オブザーバー参加ということで、
相談役としての活動は、
はっきり言ってこれくらいかもしれません。

兵庫県協会では8つの委員会があるのですが、
一つの委員会45分で朝から夕方までかけて
各委員長さんから協会の常任理事会のメンバーが
今年度の活動の現況と来年度の事業計画について
お話を伺い、内容・予算等の意見交換や確認作業をします。

各委員会とも濃い内容で、
職能団体として会員の福利のため、
専門職としての質の維持・向上のため、
社会的な地位を向上させるために、
どのように各委員会の活動を展開するのか、
真剣な話し合いでした。

予算の無駄はなくすべく厳しい質問も飛びますが、
ある委員会では、常任理事から委員長に向けて
「どうせアンケート調査を行うなら、今後の在り方だけでなく、
外向けにアピールできるデータを作るべく、
それなりの先生に協力を仰いで、
会議回数もある程度確保して行った方が良いのではないか。
そのための予算を上澄みして計上しても良いと思う。」
といった、意見も出ていました。

日本海から、瀬戸内海、太平洋にも望む広い兵庫県。
3,200名の会員のニーズに応えていくのは
あらためて大変な事業であると感じました。

各委員会の委員長並びに参加された皆さま、
会長副会長並びに常任理事の皆さま、
お疲れさまでした。
外は、割と暖かい、いいお天気だったのに、、、

2012年12月15日土曜日

覚えるということ


今日は、
午前中に兵庫県介護支援専門員協会の
主任介護支援専門員研修最終日の事例検討会でした。

支援者支援の技術として
グループスーパービジョンの考え方江お取り入れた
事例検討会の型を学んできた後半プログラムの最後です。

実際に事例検討会を行います。
が、あくまでメインはやり方を、
型を覚えるということです。


晩は、
西神戸混声合唱団の練習日でしたが、
そろそろ来年6月の演奏会に向けて
暗譜に取り掛からねばなりません。
歌う曲を覚える作業です。

楽譜を見ながらだと、
どうしても歌い回しや気持ちを乗せたりすることが困難です。


対人援助にしても、
歌にしても、
覚えるということは重要です。

お手本を見ながらのライブでは、
いいパフォーマンスができません。
日々、前向きに進むしかありません。

2012年12月14日金曜日

「尋ねる」という行為


 
今日は、
明石での事例検討会がありました。

事例提供者の方が、
事例の説明と共に、自らの課題を語られ、
その後、事例検討が始まります。

事例検討ですから、
検討するための情報が必要です。

新たな情報を得るためには、
質問が必要です。
をう、
「尋ねる」という行為が必要です。

では、何を訪ねるのでしょうか。

自分の知りたいことをきくのです。

自分は、どのようなことを、何のために知りたいのでしょうか?

そのことが分かっていないのに
どのように質問するかは見えてきません。

ケアマネジャーは、
「尋ねる」ということと
もっと真摯に向き合う必要があるかもしれません。

2012年12月13日木曜日

名古屋での施設ケアマネジャー研修


今日は、
名古屋市社協さんのオファーで
施設ケアマネジャーさんの研修でした。

ブログでも何回か書きましたが、
施設ケアマネジャーは不憫です。

運営基準見ても
居宅ケアマネジャーと同等のことを求められているのに
100人に1人。
しかも、兼務も認められている。
組織のトップがケアマネジャーの重要性を理解していない人が多い。

研修では、やっぱり前向いて真っ当なケアマネジメントしようね!
って、言わざるを得ない。
研修に来ようっていうケアマネジャーさんなので
意識は高い。
やっぱりがんばろう!
て帰っていく。
職場に行くと環境がそれを許してくれない。
疲弊してしまうんですよ。

私は随分と罪作りな研修をしているなぁ。。。
ってことになるのです。
名古屋の受講生さんも
真摯に課題に取り組み
素敵なケアマネジャーさんたちでした。

いいお天気で、
研修会場の窓からは名古屋城も見えてました。

ストレスと付き合う


昨日は、
和歌山の有田川町で
「ストレスマネジメント」のテーマで研修でした。

超簡単にいうと、
ストレスとは刺激に対する反応ですから
、 生きているということは、
常にストレスにさらされる。ということです。

ストレスを亡くすことが出来ないということは、
どのように付き合っていくかということです。

自分にエネルギーがあるときには
気分転換できればいいのですが、
エネルギーが切れてきたら
ストレスに付き合っていてはだめなんです。
休むしかありません。

厄介なことは、
本人はエネルギーが減ってきた状態を認識しづらい。
ということなんです。

周囲に気づいてげる仲間がいるといいんですよね。
そういう関係があると相談もしやすいですし、、、

昨晩のうちに名古屋に入り
大学時代の先輩と一献(いや数献)かたむけました。
気分転換できました。

今日は、
9:30~16:30
名古屋の施設ケアマネジャーさんと研修です。

2012年12月11日火曜日

考えること、意識すること。長野での時間

今日は、長野市でケアマネジャーさんの研修でした。今は既に名古屋から大阪に向かうのぞみのなかですが、、、
兵庫県の人で、最近私の研修を受けた方なら「また、当てられるわ」って覚悟してはるけど、長野市の方はこんな講師経験がないので苦労しはったと思います。
ただ、一方的に話しを聴くだけでなく、日頃当たり前に口にしている基本的な事柄について、自身の言葉で考えていただけたのではないでしょうか?
対人援助の仕事は考えることの連続です。考えて、イメージして、試して、また考えて。そして意識してその実践のプロセスを丁寧に進めていく。
時に、暗闇の中を手探りで進んでいるかの如く不安なこともありますが、善光寺さんの“お戒壇巡り”のように、その中で感じ、考えて、願い、祈る。そんな中でも光を求める。クライアントと共に、目標に向かって。
長野市の仲間がそう思いながら、
ゆっくりと  前向きに歩まれることをお祈りしています。


2012年12月10日月曜日

自分の生きる道、を決めること


今日は、移動日です。

明日、長野でお仕事をいただいたので、
移動のために一杯電車に乗りました。

おかげで、
「おおかみこどもの雨と雪」
という本を前に買ってたのですが
一気に読んでしまいました。

涙が、あふれ出てきました。


本を読みながら、
ちゃんと「その人」を見ようとしていない僕がいました。
ぜひ、読んでみてください。

2012年12月9日日曜日

対象者をよく理解すること


今日は、
午前中に兵庫区社協さんの
「認知症ボランティア養成講座」で
~認知症を理解しよう~
というテーマでお話ししました。

認知症という病気の基本的なお話と
お付き合いするときの基本的な留意点をお話ししたのですが、
家族でも友達でも、
一緒に時間を過ごす相手が病気だったら
その病気に合わせて心遣いしますよね。
疲れてたら、荷物持ってあげたり。

その病気が「認知症」だったら、、、
認知症という病気のことを知らないと心遣いしづらいでしょう。


午後からは、
看護協会さんの尼崎訪問看護ステーション20周年記念の
シンポジウムに行ってきました。
石飛幸三先生のお話を聴きに!

「平穏死」という造語を用いてより自然な最期を迎えることを説いておられました。
講演の中で、今までの医療の反省という意味合いで
「生物学的生命のみを延ばそうとして、人間としてのいのちを見ようとしない。」
ということをおっしゃっておられ、うなづいたところですが、
私は、前半の話の中で
「どういう人に、何をしているのか?」
ということをおっしゃっておられたのが心に残っています。

要するに、人生の最後に向けて人の体が準備をしている時、
飛行機にたとえられて、到達点に着陸しようとしているところに、
胃瘻や中心静脈栄養でガソリンを無理やり入れることをしていないか?
という問いかけでした。

医療的なキュアにしろ、福祉的なケアにしろ
まず最初にすべきことは
対象者が「どういう人か」
そのことを知らずに支援を試みることは無謀だということです。
石飛先生は医師という立場でそのことを語られていました。

その後、長尾先生もお話しされ
「死は他人ごとではない」と話されていました。
そう、
自分のことのように対象者を理解しようとしているか?
(先生のお話の意図はこれとは違っていたように思いますが、  私的には、この方がすーっと入ってくるので、、先生ごめんなさい)

そういえば、
午前中の講演で、
「認知症を他人事だと思ってませんか?」って私も言ってたっけ・・・

相手のことをわがことのように感じ、
理解しようと思うことが支援の第一歩だと思います。

2012年12月8日土曜日

職能団体について


本日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
午前中、理事会。
午後、支部長会議。
久しぶりに、オブザーバー参加しました。

対人援助専門職の職能団体では会員数は非常に重要です。
実際に働いている人の何%の人が加入しているかという
加入率が低いと、専門職能集団として外部から評価されにくいからです。

職能団体に属するということは、
自らが専門職であるというアイデンティティの確認の意味があります。
だからこそ、自らの倫理綱領を持ち、
研修体系を持ち、
社会にアピールしていけるのです。

よく、「職能団体に入れば何か得があるの?」
という質問を受けます。
応えは「NO」です。
入るだけではそんなに得はありません。
積極的に関わってこそお得なのです。

努力が必要です。
努力せずに会費払ったから何か得するっていうことは
職能団体ではまずありません。
自らが積極的に参画してこその職能団体だと私は考えます。

忘年会σ(^_^;)

昨日は、垂水中学時代の同窓生と忘年会でした。プチ同窓会のようでした。楽しい時間を過ごさせてもらいました。
今後、三回ほど忘年会の予定があります。楽しみです。
今日は、これから兵庫県介護支援専門員協会の理事会、午後から支部長会に出席いたします。晩は西神戸混声の練習です。
なんか充実。σ(^_^;)

2012年12月7日金曜日

アセスメントということ、、、(超乱暴に)


昨日は、
更新研修でした。
4日間連続で、二コースの演習にお付き合いしました。
皆さん、非常に熱心に取り組んでいただき、
講師としてはテンションの上がる時間でした。

「自立支援のための目標指向型ケアプラン作成」
その実践にあたっての
「チームアプローチの必要性」
大きく分けると、この2点が今回のテーマでしょうか。

いずれにしても丁寧なアセスメントが必要です。

アセスメントとは、
・困りごとを入り口とした情報収集
・収集した情報を統合分析して困りごとの背景を知る。
この二つのことを通して課題をより明確にしていく作業です。

情報を集めるだけでもダメ、
情報を集めずに少ない情報で分析してもダメ、
両方が必要です。

そのことに気づいていただけたなら、
苦行のような二日間の演習も
まんざら無駄ではないように感じています。

2012年12月5日水曜日

クライアントの望み無くして…


 
今日も
更新研修の演習でした。

クライアントの望みはなんだろう?

それは、求めないわけには行きません。

ただ、
判らないかもしれません。

でも、
解りそうもないから
あきらめてはいけません。

だって、
クライアントの生活を支援すなら、
クライアントの望みは必須ですから。

それが判らないと
課題が見えづらいんですよね!!

2012年12月4日火曜日

温かいもの


今日も、
ケアマネジャー更新研修。

とても寒い一日でした。

本格的な冬に向かっているようです。

温かいものが恋しい季節。
こたつ。
カイロ。
お鍋。
熱燗。

優しい言葉。
自分をわかってもらえた瞬間。

そして、
相手の思いを感じた瞬間。

物理的なもの以外に
温かさを感じるとき、
なぜか、
癒されたいと感じる季節です。

2012年12月3日月曜日

現状維持はポジティヴにもネガティヴにもなる


本日から、
ケアマネジャーの更新研修の演習です。
2日間のカリキュラムを2コース担当するので、
4日間連続です。

俗にいう自立支援型プランを考えるのですが、
ポジティヴなプランを考える場合にでも、
思考の中ではリスクの面からネガティヴな視点も裏側では必要です。
その思考のプロセスをたどる演習の中で
「現状維持」という言葉をよく目にします。

なかなか都合の良い便利な言葉なんですが、
将来予測としてはプラマイゼロということです。
ポジティヴな視点でもネガティヴな視点でも
「今と同じ状態」ということですから。

ただクライアントの状況によって意味合いは違ってきます。
進行性の病を持っている方にとっての現状維持は
かなりポジティヴな見方かもしれません。
逆に佩用等で筋力低下を起こしている方、
しかもリハビリテーションを受けられてない状況では
ネガティヴな見立てということになるでしょう。

ここでも、
アセスメントがキッチリされていないと
ニュアンスが変化することを意識しておく必要が生じます。
便利だからといって、安易に仕えない言葉でもあります。

2012年12月2日日曜日

車、冬支度!


本日、我が家の愛車
ステップワゴンなおみさん、
冬用タイヤに履き替えました。

これで、
これからの但馬や丹波、
宍粟方面のお仕事も大丈夫です。

ただ、軽自動車の方はノーマルのままなので、
播磨町近辺でも積もるようなことがあれば、
ちと心配ではありますが、、、
そのような事態にならないことを祈っておきましょう。

わけを知ること


昨日は、
宝塚の安倉・小浜・美座地区の市民フォーラムでした。
テーマは
「認知症の方を応援する“わ”を広げましょう」
サブタイトルが、
「認知症になっても安心して住み続けるまちづくり」
でした。

認知症の方が地域で暮らすためには
周囲の人々の理解とサポートが必要です。
そのための第一歩は
認知症という病気のことを理解してもらうところです。
なぜ、俳諧が起こるのか?
抑うつ的になるのか?
時として不穏から、暴言等が起こるのか?
全てに理由があると思います。
認知症の方自身が大きな不安を抱えていrことを
理解しようというところから支援はスタートします。

晩は、西神戸混声合唱団の連取でした。
久しぶりに附田恵里子先生のヴォイストレーニング、
いつも基本的な声の出し方をご指導いただきます。
「高い音を出すときには声に対する意識のベクトルを
前後の軸の後ろに持っていくこと。」・・・
難しい表現なんですが、先生はこう続けられます。
「声帯はのどの中に前後方向についていて、
高い声を出すときには2つの筋肉が、
後ろに引っ張られる感じで声を作ります。
だから、意識を後ろに引っ張る感じで持ちます。」
なるほど、、、
そういうわけがあるから、そのような発声をこっころがける。

認知症の方のいろいろな行動にもわけがあります。
声の出し方だって、わけがあります。
そのわけを知らずに、対応することは難しいということです。

認知症でなくても、
クライアントやその家族の言動、
そこにはわけがあると思います。
そのわけを丁寧に知る作業がアセスメントなのかもしれません。




子連れ団員さんも、 子どもたちも
ヴォイストレーニングに参加?
男の子の方は少し退屈??
大きくなって歌いに来てね!!

2012年11月30日金曜日

家族のアセスメント


今日は、
丹波の森で地域包括・在宅介護支援センター協議会の研修でした。
テーマは
「家族のアセスメント」

クライアント本人のアセスメントにも
環境としての家族のアセスメントは欠かせません。

家族は社会資源としての一面と
クライアントシステムの一部として
プラスに働いたり、マイナスに働いたりします。
また、全く関与せず働かない場合だってあります。

クライアントとの関係性もありますし、
個々の家族の価値観や性格にもよります。

今、現在の家族の考えや価値観にとらわれがちですが、
そのことを押さえつつも、
その考え方やこだわりは、
なぜ形作られたのか?
クライアントとの関係はどのように作られたのかは、
その家族の物語を見てみないとわかりません。

家族の中の構造や機能がどのようになっていたのか、
個々の構成員がどのように考えて関わっていたのか、
などによって、
一見同じような感じに見えても
中身が大きく変わってきます。

虐待等の緊急ケースだってどのような関係性が
という視点は重要です。(ただ、のんびりと構えてられませんが!)

その家族独特の関係性を受け入れながら、
どのようにすれば課題解決のための関係性に向かっていくのかは、
そう簡単なことではありません。
ここでも支援者は丁寧に関わっていく必要があります。

丹波の森の紅葉も見納めって感じでした。
天候は曇天でしたが、
研修は熱心で
事例を使っての振り返りの中で
クライアントと家族の関係について考えました。
いい学びの時間だったと感じています。

2012年11月29日木曜日

期待はありがたく思いましょう。


今日は、
午前中に訪問面接しました。

施設に出向いて
相談員さんのSV面接。
(半分カウンセリングのような・・・)

まじめな若手の職員さん
周囲からの期待に応えようとすると
より一層、緊張してしまします。

難しいのですが、
周囲の期待には応えなければ、
と考えずに、
素直に感謝しましょう。

「期待してただけて
ありがとうございます。」って、

「ゆっくりと進みますので、
引き続き応援してください。」って、

義務ではなくて、
「感謝」
大切です。

2012年11月28日水曜日

挑戦するということ


今日は、
さっきまで晩ご飯の後、
テレビ「ピカルの定理」を見ていました。

平成のぶしこぶしの吉村さんが
競馬で三浦ジョッキーに挑戦するコーナーがありました。
もちろんハンディはもらっているのですが、
ちゃんと馬に乗っていますし、
スタートからコーナリングまで
かなりトレーニングを積んでいます。

ハンディ5秒のとき負けてしまったために、
再挑戦で7秒ハンディもらっていました。
ただ、ハンディだけでは勝てないだろうと、
最後の直線で鞭を入れないと・・・勝てない。

ところが、、、じつは、
過去の練習の時に鞭を入れて落馬したトラウマがあります。
再挑戦のとき、勇気を振り絞って鞭を入れる姿がありました。
(馬には申し訳ないのですが、、、)
見事に勝利していました。

自分に必要なことに挑戦する。
このことは非常に重要だと感じました。

ちょっと怖いと感じている人に話しかけて(コンタクトして)みる。
食べた多ことのないものを食べてみる。
やったことのないことをやってみる。
いつもより元気に挨拶してみる。

挑戦することは、
新しい自分に出会うことです。
上手くいくかどうかはわかりませんが、
挑戦しないとわかりません。

そうそう、
宝くじは
買わなければ絶対に当たりません。

“その人らしさ”ということ


昨日も、
ケアマネジャー更新研修の演習でした。

ケアプランが自立支援につながっているのか?
目標設定が自立に向かっているのか?
この「自立」という言葉が
「自分のことは自分でできる」という狭義ではなく、
自己決定という概念にしたがって
「自分の人生を自分で決定していく」
ということであることは、いうまでもありません。
そのことを介護支援専門員の実務研修テキストでわ
「望む暮らしの実現」と表現し、
数多くの社会福祉のテキストの中には、
「その人らしさの尊重」とあらわされています。

ただ、重度の認知症や寝たきりで意思疎通が困難な方の
望む暮らしやその人らしさとは何か?
どうすれば理解できるのか?
当然その疑問は湧きあがってきます。

「その人らしさ」とは、
今生きている私が
どのような価値観を持っているか、
どんなものを好み、何を望み、、、、
ということの総体です。
今まで生きてきた自分の延長線上にあるわけです。
なぜなら、
生きてきた私が、
今の私を作っているからです。
だから、
意思疎通できない方のその人らしさを知ろうとすれば、
その方の生きてきた部分。
すなわちこれまでの生活歴が重要になるのです。

最終的には、
援助者が決定しなければならないとしても、
生きてきたその人を理解しようとして
生きていく部分を考えることが
重要であることは解っていただけると思います。

最終的には、援助職者の倫理観が問われるのですが、、、

2012年11月27日火曜日

融通性

昨日は、ケアマネジャー専門研修の施設コースの演習でした。
模擬事例で主訴やアセスメント情報からどのような思考プロセスを経て、目標やサポート内容をプランに位置づける演習のあと、受講生自身の事例でプランの見直しをしてグループで検討しました。
グループワークの中で少し気になったことは、「うちの施設では、こういう風に書かないとあかんって決められてるから。」という発言がきかれたことです。
もともとは利用者のために考えてのことなんでしょうが、利用者との合議で作成されるはずのプランなのに、施設側で書き方を固定してしまうということは、すなわち利用者の声に耳を傾けないことにつながりかねません。
援助職者の融通性ということを考える機会となりました。

2012年11月26日月曜日

人となりを知る

昨日は、主任ケアマネジャー研修9日目でした。午前中はスーパービジョンの講義。午後からはアセスメントを深める演習、3人一組で一人の事例のクライアントについて、後の二人が質問をしながら人となりを探っていくのですが、直ぐに質問がサービス(社会資源)の話しに向かってしまいます。
クライアントのことがよくわからないのに、サービスを勧めるって、やっぱ変でしょう。その人がどんな人なのかを知る。生きてきたその人。生きているその人。生きていくその人。その人の物語。そこからアセスメントは始まります。

2012年11月25日日曜日

自職場の分析

昨日は、兵庫県介護福祉士会のファーストステップ研修でした。テーマは「自職場の分析」
組織の分析をしようとすると、どうしてもわが身のことを中心にしがちなのですが、そこのところをいかに客観的に見られるかが一つの鍵になります。
そこから組織のアセスメントが始まります。
皆さん熱心に取り組んでくださいました。

2012年11月23日金曜日

電話相談


今日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
相談窓口委員会「きらめきサポート」による
1日電話相談の日でした。

相談員として、
10時から17時まで出務しました。

当初、電話相談がくるのかしら、、、
と、心配していたのですが、

10時過ぎに1本目のの電話。
その後も、続いてお電話いただき
最終22件のご相談をいただきました。

ファクシミリでの相談は
365日対応しているのですが、
電話での対応は初めてのことでした。
が、沢山の方にお電話いただき、
対応した相談担当者も
「例年も事業計画に入れないと・・・」
って、言葉を交わしていました。

一つ一つの相談も2~30分平均?
しっかりお話を伺っていたので、
2本の回線が両方詰まっていることも結構あり、
何回かおかけいただき、
あきらめてしまった方もおられるかもしれません。
もし、いらっしゃいましたらごめんなさい。

電話でのお話を伺いながら、
真摯に前向きにケアマネジャー業務に向き合われている姿が伺えて
嬉しくなったとともに、応援しなくてはという思いが一層強くなった1日でした。

談山神社

昨日は、奈良の宇陀市でお仕事でした。研修後、受講してたケアマネ友だちに無理いってプチ観光で!

2012年11月22日木曜日

手打ち蕎麦「しこう庵」:本日は宣伝


昨日のお昼は、
またしても蕎麦。

加古川市別府にある
「しこう庵」というお店です。

山陽電車「別府」からまっすぐ南へ
浜国を渡って、別府本町の交差点より南すぐ
右手にあります。
店のすぐ隣に駐車場もありますが、
お昼時は結構混んでました。

火曜日定休

味は稲松が保証します!!
私のお友達家族がされているお店です。
どうぞご贔屓に!!

2012年11月21日水曜日

自立支援?と連携


昨日は、
午前中にたつの市でお仕事。
先週に続いて施設ボランティアさんのフォローアップ研修。

晩は、
神戸市ケアマネジャー連絡会の事務局で
自立支援型ケアプラン研修の打合せ。

自立支援型って、今更、、、ケアマネジメントの目標そのものやん???
と思ってますが、気をつけんならんのは、
福祉的な意味での自立はクライアントの自己決定を支える視点が必須ですが、
昨今の動きを見てると
どうも自分のことでできることを増やすという
身体的な自立に焦点が移っているような気がします。

希望する生活を送るために
本人ができることがあることは大切です。
しかし、それだけで生活課題は解決できません。
本人の力だけで解決できない部分を
本人に専門家としての視点を持って話し合い
本人の意思を代弁しながら
社会資源のコーディネートで解決していく。
これが、ケアマネジャーの仕事。

そう、自立と依存は反対語ではありません。
自立するためには依存できなければなりません。
そして、より適切な依存先である社会資源を、
というのがケアマネジャーです。

そう考えていくと
、 自立支援を行うためには
適切な依存先としての社会資源と連携しなければ!
また、専門家のコンサルテーションネットを持たなければ!
連携する力がないとケアマネジメントなんてできません。

連携しなくたってケアマネジメントできるって???
それは既に、ケアマネジメントとは言わないでしょう。(きっぱり!!)


それにしても、自立の概念が変なとこに行かんように
風向きをしっかり読まんとえらいことになりますなぁ。。。
というより、研修の内容組み立てが、、、難しおますなぁ。。。

2012年11月20日火曜日

人の声の力


昨日は、
徳島で午前午後と
民生委員児童委員さんや福祉相談員さんの研修でした。

人前で喋る仕事ですので
声には気を付けているつもりですが、
3時間4時間と喋ると
声がなくなりそうになることもあります。
それでも受講生の方に来づらい声ではいけないと思ってはいるのですが、
自分の声の力で、話の内容に引き込もうということはあまり意識できていません。

夜は、伊丹のあいふぉニックホールで
「橘茂バリトンリサイタル」に行きました。
橘先生は6月に第九でお世話になった先生です。

アイヒェンドルフの詩によるリートとドイツ民謡、日本の歌曲も少し、
という内容でした。
素晴らしく素敵な時間を過ごしました。
歌詞や音楽の力もすごいのでしょうが、
人の声(声そのもの)が、こんなに表現するんだということを
あらためて見せつけられた思いでした。
知らず知らず歌の中に引き込まれていました。

プロの音楽家ではないものの
喋るときにでも、声に意識を持たないといけないと感じました。

2012年11月18日日曜日

「なぜ」と「どうすれば」


今日は、
面接が午前と午後にありました。

それぞれ
日頃の取り組みを振り返りました。

「なぜ」にはいろいろななぜが、
利用者さんは
なぜ、そんなことをいうのか?
そんなことをするのか?
家族は・・・?

自分は
なぜ、それを受け止められないのか?
距離を取りたいのか?
感情が揺さぶられるのか?
等々

それを考えることが重要です。
だから振り返るのです。

それから、
それをどうすれば?
を考えるのです。

対人援助の取り組みは、
その繰り返しです。

2012年11月17日土曜日

胸を張ること


今日は、
西混の練習日。

後半はミサブレビスでしたが、
どうも自信のない歌い方が染みついてきたというか、
ビビッていいるというか、

確かに、チャペルコンサートといい
響けはーもいーといい
納得いく演奏ができませんでしたから...

でも、
しっかり歌わないとね。
そのためには胸を張りましょう。

しょぼくれて歌っていては、
歌えるところも歌えなくなります。

練習をして胸を張れるところを増やす考え方もありでしょうが、
胸を張って練習する方が、絶対に前進できます。

秋の神戸と神社めぐり、そして研修


昨日は、
一昨日の同窓会の後、三ノ宮のホテルに泊まっていたので
午後の、元町での研修まで時間が出来ました。
ので、神戸の山手を久しぶりに歩きました。

生田神社
有名な神社でご存知の方も多いですよね。
陣内さんと紀香さんの結婚式があったところ。


この神社の裏手に、
「生田の森」という森があるのご存知の方は少ないのでは…

そこからさらに山の手に、


北野の天神さん
境内の紅葉が見事でした。

この神社のすぐ隣が有名な「風見鶏の館」



そこから西に歩いて、諏訪山神社。
この神社の隣に諏訪山公園があって、
昔は動物園があったそうです。

ここまで来たら、
頑張ってヴィーナスブリッジへ、
神戸の街を一望して下山。



午後から、ちゃんと研修もしましたよ!

2012年11月16日金曜日

懐かしい、同窓会?

昨日は、
元県社協の権利擁護センター長だった手嶋さんや、村田さん、その当時福祉サービス利用援助事業の契約締結審査会の委員長の小林先生、メンバーだった福田さん、藤田さん、稲松、現社協職員の谷水さんで飲み会でした。
楽しいひと時を過ごしました。同窓会?ですよね?谷本先生がこられなかったのが残念でした。

2012年11月14日水曜日

但馬での仕事


 
今日は、
但馬、それも八鹿の“但馬長寿の郷”でした。


兵庫県老人福祉視閲事業協会但馬ブロックの 現場の職員さんの研修で、
テーマは
「コミュニケーション」でした。
内容は、コミュニケーションそのものより
利用者をいかに理解していくかみたいな感じで、
後半は、施設でのケア現場を想定してのロールプレイをしました。

忙しい現場で、
利用者さんの立ち位置で理解しようとすることは容易なことでありません。

意識していないと、
まず無理だと思ってもいいくらいです。

受講された皆さんは、
楽しみながら、真剣に。
真剣ですが、固くならずに、
いい学びの時間を共有できたと感じています。



但馬の地は中学3年生のときから
高校卒業までを過ごした懐かしい土地です。
特に八鹿は高校生活3年間を満喫した場所だし、
人間相手の仕事をしたいと思い始めた時期を過ごしました。
いわば、私の対人援助の始まりだったのかもしれません。

ちょっとおセンチになって、
母校も見てきました。

2012年11月13日火曜日

専門性を持ったアマチュア。


今日は、
たつの市で、施設ボランティアさんの
フォローアップ研修でした。

日本では、ボランティアというと
アマチュアで専門性のない素人の活動というイメージですが、
本来ボランティアというのは自発的な活動であって、
専門性のない趣味のサークルではないのです。

現に欧米のボランティア活動には
専門教育訓練を受けたものがいろいろと存在します。


日本のボランティア活動も アマチュアだけど専門性を持っているレベルも育ってほしいと感じます。

守秘義務一つとってももそうです。
収入につながらないから、
個人情報をべらべら喋っていいというわけではないですよね!

生活援助的な対人援助にお金を使わない国日本では、
今後、ますますボランティアは重要です。

そうであれば、ボランティアの人々も
対人援助の基本的な視点は
重要になってくると思います。

クライアントが主体者であることと、援助職の基本姿勢


 
昨日は、
先週と同じく、ディアージュ神戸さんの職員研修でした。

対人援助の基本的なお話なんです。
昨年も同じテーマだったのですが、
昨年も受講された方が半分以上、
こういったときは、少し苦労します。
さ九年お話ししたことより
も一つ基本的なお話しをしました。

対人援助という人間関係の主体者は、
クライアントである。
って、お話し。

「えっ、そんなん当たり前やん!」という声も聞こえそうですが、
実践の中ではそうでないことも結構ある。

なぜ、そうならないことが結構あるのか?

対人援助者の基本姿勢を意識しないから。

1.援助職者の価値観をクライアントに押しつけない。
2.倫理観を守ること。
3.情緒的な客観性を保つこと。

本当に、最も基本的なお話です。
なぜクライアントが主体なのかって?
クライアントの生活支援なんだから、
その人以外が主体者にはなれないでしょう。

参照文献:「高齢者援助における相談面接の理論と実際(第2版)」渡部律子,医歯薬出版,2011

2012年11月11日日曜日

腐らない!!


 
今日は、
垂水区の総合文化祭
「響けハーモニー」という音楽会!
西神戸混声は毎年参加しています。

来年の定期演奏会で演奏する曲をやりましたが、、、
流れがつながらないところがありました。
演奏中にもつらかったのですが、
その後も、やはり悔しいもんです。

でも、
腐ってもしょうがありません。
どうすれば、今日よりいい演奏ができるかです。
今週の練習から、
また、積み重ねです。

2012年11月10日土曜日

OK!!といえる関係。


 
今日は、
主任介護支援専門員研修6日目、
事例研究指導法と対人援助者指導監督法の
演習が始まりました。

特に午後は、DVD教材を使いながら
グループワークで課題の共有や意見交換での深まりをするのですが、
グループワークの課題の意味合いが理解しづらいことがあったようでした。

理解しづらいことがあるのはいいのです。
初めての堅守ですから、理解しづらいことがあるのは当たり前です。
それよりも、
解りづらいことがあるのに質問してくれないことが問題です。
これは講師陣としても留意しなければなりません。
質問しづらい雰囲気を醸し出していなかっただろうか、という点で。

事例検討会などで、
自分の感じたことはちゃんと伝える。
人の話を一所懸命に聴く。
批判非難しない。
というのは鉄則ですが、
それには、
「うまく伝わってなかったのね、、、OK、OK」っていえる関係が必要です。
お互いに相手の状況をOKにできる。受容するってこと。

モデルでタレントのローラが「OK」って言ってますが、
あのノリで、(決して相手のことを軽くあしらうわけではなく)
しっかり相手のことを受け止める。
非常に難しいですが、必要な姿勢かもしれません。

2012年11月9日金曜日

オフ・・・11月2回目


今日は、オフでした。

朝から、本を読んだり
資料作ったり、
パソコンのカードゲームをしてみたり、
家事もしましたが、
のんびりでした。


朝方は、曇ってましたが
夕方、ピースの散歩のときには
きれいな空で、西の方はうっすらピンクに



お散歩コース、
喜瀬川沿いの桜も赤く色づいてきました。

どんどん秋が深まって
冬がやって来ます。








明日からは、しばらくお休みがなく
毎日、何かしらの予定が入っています。
ありがたいことです。
明日からの出会いに
感謝の気持ちを持って、
ていねいに参りたいと思います。

小地域の福祉力


昨日は、
神戸市の新任見守り推進員やLSAの皆さんの研修でした。

見守り推進員というのは、
神戸市が独自に地域包括支援センターに配置しているCSWです。
H.18年の地域包括スタート時からあります。

LSAは、シルバーハウジング(高齢者向け住宅)において
入居者の生活支援を行うワーカーです。

どちらも 小地域における高齢者の支援を行うワーカーです。
安否確認や日常の生活相談等の直接的な援助も行いますが、
地域でのグループ作りや組織の連携作り、互助機能の開発など
コミュニティワークも重要な役割です。

地域包括ケアシステムの構築が叫ばれる中で、
小学校区・中学校区、あるいはもう少し小地域での
福祉活動が今後ますます重要になってきます。

来年1月12日(土)には
第6回「全国校区・小地域福祉活動サミットinKOBE・ひょうご」が
ポートアイランドで開催されます。
このような機会に色々な地域での取り組みに触れてみるのもいい刺激だと思います。

2012年11月8日木曜日

若い“こころざし”


昨日は、
上郡町社協さんでお仕事でした。
「心配事・何でも相談員」さんの研修。

そこに上郡高校の生徒さんが4人参加されていました。
インターンシップとやらで、職業体験だそうです。
自分の希望先に体験ということで
社会福祉協議会を選ばれたとのこと。

2人の男子生徒は介護の道を志しておられました。
素直に嬉しかったです。

彼らの印象は、
純粋で、真摯で、まっすぐな視線を持った青年でした。

若いこころざしを
引っ張ることが出来る実践をしなければ、
後押しできるようなお喋りをしたい。
そういう思いを強くした研修でした。

2012年11月7日水曜日

MY FRIEND 「金持ちよりも人持ち」


昨日は、
専門研修Ⅱ講義、
稲松の担当は最終日。
無事に?
1日・2日・6日の3日間、
ダブルヘッダーのお喋りを終えることが出来ました。

実は、今日(7日)もオファーを受けていたのです。
事務局である社会福祉研修所の意向としては、
できる限り同一講師でという思いがおありだったようですが、
先に、オファーを受けていた研修があったためにかないませんでした。

そこで依頼されたことは、
稲松が作った同じ資料をベースに講義できる人を紹介して欲しいとのこと。

幸い講師仲間も多数いますので
私より素敵なお喋りをする方はたくさんおられます。
ただ、皆さんお忙しいので…

忙しいのも承知の上でお願いできる人をご紹介しました。
(ご本人にしたら、至極迷惑な話しやとは思いつつ、、、)
いわば、MY FRIEND
信頼できる友を持つことは大切なことです。

以前、娘が
「たとえお金持ちでなくても、人持ちの方がいい。」
みたいなことを言っていたのを思い出します。

感謝です。








うちの近所の工場にいるケンちゃんです。
犬ですが、私を癒してくれる友達です。

2012年11月6日火曜日

なぜ、研修を受けるのか?


昨日は、
午前中に一本面接があり、
午後は、なんとなく風邪っぽいので午睡を取り、
少し回復して、
晩方から、
ディアージュ神戸で内部研修。

今日は、
もう少ししたら、
ケアマネの講師研修で出かけます。
(例のダブルヘッダー)

研修をなぜ受けるのかというと、
ズバリ!!
クライアントにより質の高いサービスを提供するため!!
利用者の自立支援に向けた支援、
パフォーマンスのレベルを上げるためです。

自分自身の向上が最終ゴールではありません。
クライアントのために、
クライアントと共にある方法(理念や知識・技術)を学ぶのです。

教えていただく、授けていただくのではありません。
研修というのは、
考え、振返り、高めるきっかけです。
それを生かすも殺すも受講生しだいだと私は感じています。

もちろん、素敵なきっかけを提供したいと思っていますが、、、

2012年11月4日日曜日

オフ。


 
今日は、
基本、オフでした。
何の予定も入ってない日。

昨日も、仕事的にはオフだったのですが、
西混の練習があったので。。。

たまっていたマンガ読んだりもしましたが、
昼食の後、
午後から、資料作り。
3本送信できました。

そして、
買い物、ピースの散歩、洗濯の取り込み&たたみ、風呂の準備、夕食準備!
昨日の練習録音のチェックもしました。

充実したオフでした。(^。^)

2012年11月3日土曜日

慣れてきたときにこそ、意識する

 
 
今日は、
祭日だった故に
西混の練習が昼間でした。

色々な楽曲も
ほぼ音取りもでき(あくまでもほぼ、、、)
色々と曲想となづをつけてい行きたいところですが、

音(メロディライン)が取れるだけではダメで、
美しく感じる発声が必要です。

  歌詞の意味の理解や
もちろん発音もとても重要です。

さぁ、
気合い入れて
意識して練習しましょう。

アマチュアの団体故、
お休みは仕方ありませんが、
その分、楽譜見るなどの努力をいただきたい。
と、感じております。

研修の意味は、自ら作る


昨日も、ダブルヘッダーでした。
(二日連続で、同じ話を4本喋ったことになります)
こっちは4本ですが、
受講されてる人は1回ですから
気合い入れて喋ります。

ただ、
ケアマネジャーは更新性ですので、
ある意味義務研修でもあり、
「受けなければならない」という
モチベーションの上がりにくい研修でもあります。

受けなければならないので、
とりあえず申し込んで、
後は、「研修会場に行き、
修行僧のように座って耐える(笑)

更新研修は、
新しい知識を習得する者でもなく、
最初の集中講義は、実技をトレーニングするわけでもありません。
何度も聴いてきた基本的なことを
振り返り確認する研修です。
私はそう感じています。

折角研修を受けるのだから、
その時間を有意義なものにしたいと思います。
そのためには、
研修会場で、ただ座っているのではなく、
積極的に考えながら聴く姿勢が必要でしょうし、
そうすることで研修の意味が出てくると思うのですが、
いかがでしょうか?

2012年11月2日金曜日

ダブルヘッダー・・・


昨日は、
介護支援専門員専門研修の全体講義
「居宅介護支援事例研究」~ケアマネジメントプロセスを再考する~(2h)
ダブルヘッダーでした。

研修所さんが予想していた受講希望者を
はるかに上回る応募者があり、
資格更新ということもあって、
受入れ対応のために
“社会福祉研修所”と“のじぎく会館”
2会場で同時進行。
講師は掛け持ちで同じ内容を喋ります。

その間、移動含めて15分!!

結構疲れました。が、そんなこと言ってられません。
受講される方は1回きりですから。

さあ、本日も同じくダブルヘッダーです。

2012年10月31日水曜日

久しぶりの書籍紹介。「アセスメント」見えない部分の理解


今日は、
基本的にOFFでした。
午後、歯医者さんに行ってきたぐらい。

晩ご飯は、お鍋。
鍋の表面に
一杯見えるお肉みたいなのは
実は、大豆の加工食品。
食感は、ほとんど豚肉やと鶏肉(かしわ)。
聴いてみないとわからんのは、
それだけでのうて、
その下に、カボチャが隠れてる。



お次は、
ピースのお散歩に行く頃の空。
光の筋が見えるということは、
直接見えなくても
雲の影には
お日様があるっちゅうことです。

見えないものでも
大切なことや
基本的なものは
確かにあります。




そして、
最期は書籍紹介。

「ちょっとだけ」瀧村有子さく、鈴木永子え、福音館書店
とにかく、
秀作です。
涙があふれてきます。(わたしは!)
「目に見えることだけ、
一般的に考えられることだけで
アセスメントしたら大切なところ見落としますよ。」
ってことを、
あらためて教えていただいた絵本でした。

秋の神戸、研修の秋!


昨日は、
朝一で兵庫区に定期受診。
お仕事は、
午後2時から神戸市総合福祉センター。
ということで、
久しぶりに港をゆったりお散歩。
はとも、秋の日差しに気持ちよさそう。

定番の写真。

定番のポートタワーは
西から(モザイク辺りから撮る)が多いので、
東から(海洋博物館の方から)とってみました。
秋の空が美しいでしょ!

ポートタワーのおひざ元、
神戸のFM放送局
KISS FMの本局
写真を撮った時刻なら、、、
アロエ食堂がそろそろ始まる頃かしら、


旧メリケン波止場の岸壁
阪神淡路大震災の時に崩れたところが
メモリアルとして保存してあります。

神戸の街並みは
かなり復興しています。
震災の傷跡は
このように保存されたところだけとなったように感じますが、
人々の心に刻まれたものは
風化されずに
残っている部分がたくさんあるように思います。


午後からは、
神戸市障がい福祉の自立支援課の研修。
地域の課題を見つけて
どのように解決の方法を考えるのか、
その思考の流れをグループワークで考えました。

2012年10月29日月曜日

双方向のコミュニケーションが起こるには


今日は、
午後から明石市医師会地域包括支援センターの
リーダー的役割の方々と
前回行った研修をもとにした職場内でのグループワークの振り返りをしました。

各リーダーさんとも、
積極的に発言はあるものの、
他者の発言に対する質問などが
単発に終わる感じがして、
意見を質疑応答などで深めていくことに
困難さを感じておられるようでした。

双方向のコミュニケーションが図られているかということが気になります。
他者の発言を聴いて、
その意味を自分なりに理解して、
考えていくのですが、
まず、自分の理解がその他者の意図したことと合致しているか、
思い込みで受止めてしまっていないかについて吟味が必要です。

そのためには、
相手の発言に興味を抱かないと不可能に近いことを知っておくべきです。
相手の発言に興味を持つから
より深くそのことについて知りたいと思うからです。

もちろん、話し合いのゴールが不明瞭であれば
話しがぶれるので、双方向にはなりづらいと感じています。

相手の発言に興味を持ち、
そのことについて自分自身の思いや疑問を
考える力を持たないと
双方向のコミュニケーションは生まれないのです。

2012年10月28日日曜日

介護職だって面接!!


 
今日は、
兵庫県介護福祉士会の
段位制研修「介護職員初級研修」でした。

テーマは「コミュニケーション」
介護職員さんだって
もちろんコミュニケーションの力は必要です。
でも、
面接っていわれると
「それは相談員さんやケアマネジャーさんの専門」
と思われてないですか?

実は介護職さんの方が、
日常業務の中で、利用者さんと宣する時間が長いので、
面接する機会は多いのです。
「相談室で1時間かけて」っていうわけには行きませんが、
食事のときや、入浴の時など
日常生活の場面場面で面接しているのです。

利用者さんの生活の一番近くにいて
利用者さんの声を一番聴くことが出来る人ですから、
ちゃんと面接できていれば
一番信頼される人なんです。

そのためにも、基本的なコミュニケーションに関する知識や
面接の技術を学んでほしいのです。
もちろんテクニックだけではなく、
援助の基本的な視点(目標や自分たちのミッション、価値や倫理)も必要です。

今日の受講生さんたちは、
前向きで、笑うときにはよく笑い、
真剣に取り組むときは取組み、
深めるときには深めておられました。
素敵な介護職さんになられるんだろうなぁ、、、
と、祈っております。

2012年10月27日土曜日

大学主催の市民向け講座


今日は、
大阪の柏原市にある関西福祉科学大学に行ってきました。
第10回目の公開講座です。
10月の6日から
毎週土曜日に開講の3回シリーズです。

第1回目は、関西福祉科学大学の都村先生の
「バリデーション」

第2回は、同朋大学大学院の伊藤先生による
「サクセスフル・エイジング」

そして、本日の最終回、
「ゆっくりと 前向きに」と題して、
年齢を重ねても自分らしくあるために、
目標を持って生きたいこと。
目標に向かって歩みを進めること。
ただし結果ばかりを求めないで、
プロセスを大切にすること。
上手にしようとせずに、
ていねいに歩むこと。
を、エピソードを交えながら
お話ししてきました。

15時過ぎには終了し、
垂水へ西混の練習目指して、
鋭気に行くと、看板がありました。
もちろん福祉の道を目指す学生のためにですが、
今日のように、
一般の市民の方々に向けて、
広く福祉のことを伝える役割を担うことも
大学の大切な仕事だろうと感じました。