2012年11月13日火曜日

クライアントが主体者であることと、援助職の基本姿勢


 
昨日は、
先週と同じく、ディアージュ神戸さんの職員研修でした。

対人援助の基本的なお話なんです。
昨年も同じテーマだったのですが、
昨年も受講された方が半分以上、
こういったときは、少し苦労します。
さ九年お話ししたことより
も一つ基本的なお話しをしました。

対人援助という人間関係の主体者は、
クライアントである。
って、お話し。

「えっ、そんなん当たり前やん!」という声も聞こえそうですが、
実践の中ではそうでないことも結構ある。

なぜ、そうならないことが結構あるのか?

対人援助者の基本姿勢を意識しないから。

1.援助職者の価値観をクライアントに押しつけない。
2.倫理観を守ること。
3.情緒的な客観性を保つこと。

本当に、最も基本的なお話です。
なぜクライアントが主体なのかって?
クライアントの生活支援なんだから、
その人以外が主体者にはなれないでしょう。

参照文献:「高齢者援助における相談面接の理論と実際(第2版)」渡部律子,医歯薬出版,2011

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