アセスメントをクライアントと協働作業で進めていくとき
一つの情報でも視点を変えると思いは違ってきます。
「杖をついて5m程度歩ける」
この状態を、
「杖をつけば5メートルも歩ける」
と、とるのか
「杖をついても5mしか歩けない」
と、とるのかということです。
この場合、
色々な状況によって一概には言えませんが
クライアントのモチベーション等を考えて
前者の表現をすると思います。
ただし、リスクも押さえておくことは重要です。
「杖をついてようやく5m程度歩ける状況」は
同時に転倒のリスクも持ち合わせているのです。
専門職は常に複数の物差しを持って
クライアントの状況を図る必要があるということです。
この時期、お天気が良いということは、
同時に熱中症の危険もあるということです。
写真は、兵庫県社会福祉研修所
大研修室の外部階段から上を見上げたところ。
本日の午後の休憩時間に撮影。