新任職員研修会でした。
職種も様々なんですが、ほとんどの方が経験1年未満。
ただし、支援センターの経験なので
援助職の経験自体は中堅どころの人たちが多かったかな。
地域包括支援センターの制度的な位置づけや、
求められていること等についてもお話ししましたが、
後半は相談援助面接について、
経験のない方も混じっていたので
コミュニケーションの基本的なことにも急遽触れました。
今日お伝えしたことの一つですが、
面接を行って、クライアントのことを理解していくわけですが、
クライアントの困りごとを理解するときに
実際に何が起こっているのかを確認することは重要です。
ただ、同じくらい大切なことは、
そのことを「どのように受止めているのか」といった感情面も理解しようとすることです。
人生の途中で予想もしなかった障がいを追ってしまったような感情。
「辛さ」「悲しさ」「絶望感」「悔しさ」等々、、、
そういった感情面を理解するためには、
そのような感情を抱くだろうという部分を感じる力が必要です。
「感じる」→「言語化する」
という作業が必要になってきます。
研修等で知識的な理解を深めることに慣れていますが、
「理解する」ところだけでなく「感じる」というトレーニングも必要だと思います。
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