2013年3月31日日曜日

異動


昨日は、
西神戸混声の役員会と練習でした。
それとは関係ないのですが、、、

年度が変わります。
異動の季節です。

色々な方から
新年度の人事についてメールをいただきました。
それぞれの思いが綴られています。
多くは、新年度に向けて準備を進めていたことに気持ちが残っていることと、
新しい部署での仕事に対する抱負。といったことです。

私は、
フリーランス故に
異動というものはありません。
務めていたころには
障がい者施設から特養。特養から特養。
2回の大きな転勤がありました。
そのころを振り返るとそれなりに色々と感じていたように思いますが、
前を向くしかない。といった思いが一番強かったと思います。

部署が変わっても
人間そのものは変わりません。
今までの積み重ねの上に今があります。
今の積み重ねが明日になるのだと思います。
自分自身のそういったことを感じながら、
他者の人生をそういった眼で眺めながら「支援」という仕事を担っているのだと思います。

新しいところでお仕事をされる皆さんは、
あせらないで、あわてないで、あきらめないで
ご自身の道に経験を積んでいかれますように。
異動はなくても、私もそう思ってます。
共に歩みたいと思います。

2013年3月30日土曜日

仲間、ときにウダウダ(^o^)

 

昨日は、
夕方から、兵庫県介護支援専門員協会
 南はりま支部
 共催研修委員会
でした。

れっきとした委員会活動で、
いつもはいろいろな事業所の会議室をお借りして
ケアマネジャーと他の専門職能団体や関係機関との共催研修企画の相談をしております。

今回は、2市2町が一緒になり南はりま支部となってから
初の懇親会兼、お疲れ様会兼、来年度もよろしくの会
でした。

メンバーの距離が一気に近づきます。
たまにはウダウダとお喋りも大切だと思います。

稲松の場合、たまにではない気もしますが。。。

2013年3月29日金曜日

伝えるということ(基礎的な学習)

 

昨日は、
大阪の生野区での“気づきの事例検討会”
一連の研修の「基礎的な知識や理論の自主学習」のプレゼンテーションでした。

事例検討会を行おうとするときに
参加メンバーのレベル(対人援助職者としての視点・知識・技術)に
差がありすぎてバラバラだと、同じ視線での事例の振り返りができません。

そこで、事例を書く前に参加者の基礎的な知識の再確認と意識づけの意味も含めて、
各自でテキストの読み込みをして、メンバー間でプレゼンテーションをしてもらいます。
自分で学んだことを「伝える」ということをしてもらうのです。

「伝える」という作業は結構大変で、
テキストを読んで理解しているように感じても
いざ、他者に伝えようとすると難しいものです。
そう、
「ただ、解っている」という状態では
伝える作業は困難で、
「自分の中に知識や理論が、納得して修まっている」状況が必要だと思います。

考えてみれば、
人に伝えることが困難なレベルのまま実践で応用することは難しいでしょう?
実は、
この基礎の学習とプレゼンテーションも
日頃の実践の振り返り作業だと感じています。

2013年3月28日木曜日

手作りピザ(レシピ)

 

昨日は、
久々のピザでした。で、レシピ紹介。

先ず生地を作ります。
・強力粉 3カップ
・ベーキングパウダー小さじ2.5ほど
・オリーブオイル 大さじ2ほど
・塩 小さじ1ほど
・水 1カップ
をボールに入れこねます。
上記の分量で2枚分。(薄めの生地で小ぶりなら3枚分)

ラップに包んで15~20分寝かせます。

オーブンを250℃で温めておいて。
生地を
クッキングペーパーにオリーブオイルを塗ったやつに
伸ばして丸くします。(別にクルクル回しながら投げあげなくても大丈夫です)
今回は市販のパスタソース(ベルトリーファイブチーズ パスタソース)を
スプーンで伸ばします。


そこにトッピング、
1枚目は、マルゲリータ。バジルの葉っぱとモツァレラチーズ。

2枚目は、パスタソースに秋ウコン、紫ウコン、ガランマサラ、赤ワイン、醤油、コショウを加えてエスニック風に、
トッピングは、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、ホウレンソウにピザ用のミックスチーズ


250℃に温まったオーブンで15分ほどで、、、
焼き上がりは、こんな感じ。生地をこねだしてから食べ始めまで1時間かからずです。

サラダも付けました。

もちろんワインも!!

2013年3月27日水曜日

ボランタリー

 

昨日は、
神戸の自立支援型ケアマネジメント研修中部地区最終日。
ファシリテーターのピンチヒッターに行ってました。

研修が終わってから、
神戸市ケアマネジャー連絡会の広報誌発送作業。
講師・ファシリテーターの打合せの際に
広報委員会の委員長さんが呼びかけをされていて、
「時間がある方は・・・」って。

それで久しぶりにお手伝い。

職能団体の多くは、
こういったボランタリーな活動に支えられています。
本当は、しっかりした事務局体制があって
裏方の作業はそこでこなせるほうが組織としてはいいのですが、
財政のことを考えるとそうもいきません。

ボランタリーなというと
奉仕作業のようにとらえられがちですが、
もともとは「自発的な」という意味合いなので、
このような作業を自発的に行うことだと思います。

職能団体の活動のベースは
会員個々の自発性です。
自発的に関わらないところに
見返りは生じません。

加入したから利益があるのではなく、
自発的に関わって初めて、
何か得るものがある。
そう感じています。

2013年3月26日火曜日

目標設定と支援内容


昨日は、
神戸市の自立支援型ケアマネジメント研修3回シリーズ
西部地区の最終回でした。

前回は、
事例から課題と目標を考え出すところまででした。
今回は、
その目標を達成するために、
課題を解決していくために、
どのような支援を行うのか?
それから、
その支援をだれが担うのか?
を考えました。

受講生の中には、
目標設定と課題の関係が入り混じってしまったり、
支援内容と社会資源がごちゃごちゃになってた方もいましたが、
そこは、グループの力。
最終的にはほぼご理解いただけたと思っています。

課題とは、クライアントの望む暮らしに向けて必要な(不足している)こと。
目標とは、課題が解決されてクライアントの生活の望ましい(好ましい)状況。
支援内容とは、課題を解決して望ましい状況に近づくために何を行うか。
社会資源とはその支援内容を担当(実行・可能)する精度や人・モノ。

どこからスタートするか?
クライアントの望む(好ましい)生活に対して、
現状がどのようになっているのか。
生活の流れの中で、事実だけではなく
クライアントの思いも含めて確認していく作業です。

2013年3月24日日曜日

生活リハビリという視点


今日は、
午前中にスーパービジョンの面接が一つあっただけで、
比較的のんびり過ごさせてもらいました。

夕方、サンテレビの大村崑さんの番組で
クジラ料理店の大将が脳卒中で倒れ右半身マヒになったけれど
お店をやりたい。もう一度お客さんに料理を出したい。
という思いでリハビリに励み、
今では、倒れる前のようにお店に出ているという内容でした。
(最後は、おそらくスポンサーの宣伝みたいなものでしたが)

この大将のリハビリは、
「動かない身体で店に立ち、
動かない右手を使って仕込みをする」
というもの。
考えてみたら、倒れる前の生活にチャレンジするという内容です。
生活の中での動作に積極的に取り組むことこそがリハビリになる。
生活リハビリ的な発想です。
専門的には無茶かもしれませんし、リスクもあるかもしれませんが、
自分の望む暮らしにチャレンジすることこそがリハビリテーションの第一歩だと感じました。

私たちは、「これができなければ、もとの生活は無理だ」と考えます。
「右手が動かなければ、仕込みは無理だ」という発想です。
この大将は、おそらく
「店をするには仕込が必要だ。仕込をするには右手も使うんだ」という発想だと思います。
ここには、「まずリハビリをして右手が動くようになって」という視点は入り込みません。

ここが、生活リハビリの強みなんだろうと思いました。
望む暮らしという目標そのものへのチャレンジ。
それ自体が最高のリハビリのモチベーションだ。
ということを支援者は忘れてはいけないだろうな。
って感じながら、、、

その後の健康食品のところでチャンネル買えちゃいました。

舞台の上


昨日は、
午前中、神戸聖隷福祉事業団の評議員会・理事会。
午後、宝塚小林の末成小学校地域まりづくり協議会さんの地域見守りの研修会。
夕方から、西神戸混声合唱団の練習。
なかなか充実した一日でありました。

西混の練習は、
通常垂水区役所のあるレバンテの多目的ホールです。
が、昨日は団員さんの関わるピアノリトミックの発表会がレバンテホールであり、
18時終演とのことで、残りの21時までの時間は使ってもいいことになりました。

練習の後半40分程度は、ホールの舞台上でミュージカルメドレーの練習をしました。
もちろんお客さんの入っていない客席に向かっての練習。
それでも、舞台の上というのは独特の雰囲気があり、
何か、気持ちが違ってきます。
空っぽでも客席に向かって歌うと
ただ歌うのではなく、聴く方々が意識できるからではないでしょうか?

舞台上での練習は、
ロールプレイのような感じなのかもしれません。
意識することの大切さを感じさせてくれる練習でした。

2013年3月22日金曜日

一緒にいる安心

 

今日は、
基本的にオフでした。

朝、久しぶりに東京の方へ行ってる息子が帰ってきました。
両親である私たちより喜んでいるのが
ピースです。
尻尾をちっぎれんばかりに譜って喜んでます。

ところが、
久しぶりに4人そろったので、
お昼はラーメンを食べに出かけました。
ピースはお留守番です。
一人おいて行かれることもあって
ご立腹です。
淋しいのです。

一人だけ蚊帳の外はさびしいものです。
犬だって、そうですから、
人はなおさらです。
それは、
要援護状態の人でも同様です。

今朝方のブログでも支援について書きましたが、
場合によっては、
一緒にいるということだけでも
支援につながっているのです。

目に見える支援と見えない支援


昨日は、
夜(夕暮れの頃から9時過ぎまで)、

川西市で有志のグループが継続している“気づきの事例検討会”
毎月実施されていますが、
私は3カ月に一度のペースでお邪魔してます。

内容についてはご紹介できないのですが、

クライアントや家族に関わるとき
目に見えて、「何かをしてあげる」「何かが変化する」
そういうことがあると達成感があるのでしょうが、

そんなことばかりではありません。

クライアントや家族のつらい気持ちを受け止めたり、
頑張って来られた部分を承認することだって
立派な支援だし、とっても大切なことです。
そこからアプローチしないと
前に進まないケースもたくさんあります。

目に見える支援にしか報酬はつきませんが、
目に見えない支援こそ
援助職者の腕の見せ所だと思ってます。

2013年3月21日木曜日

コメントすること

 

昨日は、
兵庫県の「チーム“気づき”の講師」と
指導者養成研修修了者で研修ファシリテーターをしているメンバーで
ブラッシュアップ研修をしました。

テーマは「コメント」

よく研修でグループワークの発表の後、
講師陣やファシリテーターはコメントを行います。
新人ファシリテーターの中には苦手意識がある方も多いようです。

谷さんの進行で演習を行いました。
3人一組でAさん、Bさん、Cさんを決め、

それぞれが最近の出来事などをもとに物語を作ります。
物語は「(客観的な)事実」と「気持ち(感情)」があります。
そして、物語のキーワードも考えます。
先ず、
Aさんが物語を話し、
Bさんはその物語を再現したあと、キーワードを上げます。
Aさんは最初に考えたキーワードを話します。
Cさんはそれらのやり取りを聞いていてコメントをします。
これを、役割を変えて3回行います。
最後に、演習全体の感想を話し合います。

随分、荒っぽい造りの演習なので、
ここでコメントするのは非常に難しいです。
っていうか、無茶振りです。
谷さんからは、あらかじめコメントのポイントも明示されていませんから。

そこで、コメントするときにどのようなポイントがあるのでしょうか?
まず、演習の目的などについて明かされていませんので、そのポイントが使えません。
そうすると、話し手のプレゼンテーションについて。
利き手の再現能力。キーワードのとらえ方、などがそれぞれポイントになると考えられます。
そして、それぞれについてポジティブな視点、ネガティブな視点のコメントが考えられます。
そして重要なことは、コメントに根拠があるかということです。

このような学びを、講師陣・ファシリテーター陣も年に数回行います。
繰り返しは重要です。

2013年3月19日火曜日

傾聴ボランティア・・・話し手への感謝


今日は、
神戸市西区の傾聴ボランティア養成講座でした。

傾聴ボランティアさんにお願いしたいことは、
利用者さんの話を聞いたときに、
「ありがとう」といってもらいたいことです。

「お話を聴かせてもらって、ありがとう」
ということです。
「聴いてあげてる」
ではなくて。

そうすると
話し手は、
聴く人に対して
「話してあげる役割が担えます」
このことが大切です。

人の話を聞く姿勢が、
相手に役割を位置づけるのです。

感謝とは大切なことです。

久しぶりの揚げ物


昨日は、
夕方から地元、南はりま支部の“気づきの事例検討会”
19時過ぎに帰って晩ご飯でした。

数日前に買っていた
お鍋用の鳥のつみれ、、、
温かいので、鍋でもないし、、、
久しぶりにフライでもするか!っていうことで。。。

手前から、
鶏のつみれ4個をまとめて一かたまりにして
ミンチカツならぬつみれカツ。
冷凍うどんをチンして、きのこと市販のバジルソース出会えたヤツ。
もめん豆腐のカツ。
サラダ。

片付けがめんどいし、脂っこいモノを食べなくなってきたのもありますが、
たまには揚げ物もいいですねぇ。

2013年3月18日月曜日

他者の目



昨日は、
西神戸混声合唱団の特別練習でした。

一昨日の定期の練習では、
3か月ぶりに
ヴォイストレーナーの附田恵里子先生に
発声の基本的なことをトレーニングいただいたのですが、
一日たっただけなのに
意識から抜け落ちている部分が出てきます。

そこで、発声練習の時に
息を体に十分入れられていなかったり、
口の周りに要らない力が入りすぎていたり、
自分ではできているつもりで
意識の外に追いやられている部分をチェックするために
向かい合って発声をしてもらい、
意識してもらうような練習をしました。
また、できていない場合には伝えてもらうようにお願いしました。
<
人は見られていると意識します。
他者の目があることでチェックします。

そして考えます。
どうやれば教えてもらったことを実践できるかを。
そして、実践します。

対人援助の振り返りも
他者の目を入れることで客観性が生まれます。
自分流に気づくチャンスなのです。


2013年3月17日日曜日

「気づき」はどこから来るか?

「気づくこと」と「教わること」は異なります。ただ、教わったことを受け入れるだけでは「気づき」は起こりません。
その上で、「考える」ことが成されて初めて「気づき」がやって来ます。

2013年3月16日土曜日

「振り返ること」と「繰り返すこと」と「基本」


昨日の夕方、無事に3泊4日の和歌山ツアーから戻ってきました。

対人援助の基本的な考え方や知識・技術に関する内容でした。

研修の内容としては、
本当に基本的な視点に関することなので、
ある程度経験のある方なら
今までにもどこかで学んできた内容だと思います。
要するに「知っていること」についての
振り返りだったと思います。

なぜ、繰り返し「基本的な視点」について
学ぶのかというと
「知っていること」と「できていること」は別だからです。

研修を受けながら、
日頃の実践を振り返ることで、
基本的な視点に沿って実践できていたかを
チェックするわけです。

そして、
「ここのところはできていたぞ」ということであれば
その実践を継続するべく、今後も繰り返します。
そのことで好ましい実践を強化します。

「個々の部分では、基本から外れた実践をしていたと感じる」
場合には、今後の実践では修正をかけるわけです。

その時に重要になるのが、
振り返りのベースになる「基本」を知っているか?ということです。

ただ漫然と「振り返ること」をしても、
いしきをせずに実践を「繰り返すこと」をしても、
「基本」がないと前には進みません。

2013年3月15日金曜日

山の道 海の道


まだまだ和歌山です。
昨日は、
お昼から新宮の地域包括支援センターの主催研修でした。
晩は、田辺で“気づきの事例検討会inわかやま”1stのメンバーと
以前行った検討会の振り返りをしました。

和歌山の南部、紀南地方は思ったより広いのですが、
田辺・新宮間を移動する際に
「海の道」と「山の道」があります。

海の道は文字通り海岸線をつたっていく道。
串本まで南下して、那智勝浦から新宮と北上する、
国道42号線を通る道。

山の道は、
国道311号線を北上し本宮をめざし、
本宮から168号線を新宮に南下するルートです。

昨日、新宮から田辺に移動するときに
初めて山の道を通りました。

太平洋を眺めながら海沿いの道を走るのも楽しいですが、
熊野川沿いの眺めも、何かの映画に出てきそうな雄大なロケーションで
結構、楽しめます。
2年前の台風の水害の爪痕があちこちに残っていて、
復旧工事をされているのを眺めながら
ここにも、災害復興が進められている途中で、
災害はまだ終わっていない。と感じました。

どちらの道も和歌山の自然を感じることができる
素敵なドライブなのですが、
どちらもカーブの連続があるので
景色をゆっくりと楽しむには
運転を誰かに頼めるといいなぁ・・・なんて感じました。

2013年3月14日木曜日

那智 新宮

 

昨日は、
新宮社協さんで、お昼からケアマネジャーさん、
夜はヘルパーさんの研修でした。
テーマは、対人援助の基本的なお話しです。

支援は利用者さんの自立を目指すこと。
そのために自分は何をする人なのか、
実践で意識すること、してはならないこと。
そのために必要な知識や技術のこと。

皆さん熱心に聴いてくださいました。


那智勝浦から新宮に移動する間に那智山を観光しました。

2013年3月13日水曜日

またまた和歌山

昨日は、
朝一で確定申告を終えて、一路紀州路へ。
途中、和歌山県介護支援専門員協会さんへご挨拶がてら井出商店で和歌山ラーメンを食べ、先月来たときには果たせなかった本州最南端を体感し、夜は、学生時代の友だちとまぐろ三昧でした。
さあ、今日明日、新宮。明後日は湯浅で研修。明日の晩は、田辺で事例検討会の振り返りもあります。
まぐろだけでなく、和歌山での学びの時間を満喫します。

2013年3月11日月曜日

事例検討会の振り返り、継続の意味

 


今日は、

快晴の佐用町南光文化センターで“気づきの事例検討会”の一連の研修
①「事例検討会の必要性と“気づきの事例検討会”について」講義
②「DVDで学ぶ“気づきの事例検討会”の形」
③「“気づきの事例検討会”(対人援助)に必要な基本的な理念・知識・理論・技術などの自主的な勉強会」
④「③での学びの確認の意味の学習発表会」
⑤「参加者全員の事例シート作成」
⑥「“気づきの事例検討会”の実施」
⑦「事例検討会の振り返り」
最終の振り返りでした。

先月に実施した2ケースの検討会の振り返りをしました。
逐語録的にとられた質問と回答の記録をもとに、
質問の意図や流れを思い起こしながら、
「再アセスメントが深められていたか」
「登場人物の関係性を理解しようとしていたか」
「提供者の課題を紐解くことを意識できていたか」
「“気づきの事例検討会”のルールが守られていたか」
等々を「振り返っていきました。

「“気づきの事例検討会”の型は守られていた」
「質問を重ねることが出来ていない部分がある」
「質問に対する回答になっていなかった」
等々、様々なことが見えてきました。

そんな中で一番うれしかったことは、
「こんな事例検討会を継続していきたい」ということでした。

事例検討会は対人援助の道具を磨く作業。
一連の研修は、その方を学ぶものです。
要するに、道具の磨き方を学んだにすぎません。
そのやり方をもとに継続していかなければ
道具は錆びてしまうのです。
振り返りは、磨き方が誤っていなかったかの検証にもなります。

途中、14:46には東北地震の犠牲者を思い黙祷をしました。
過去のことをきっちり振り返る作業は、
客観的にも、精神的な面でも必要だと感じています。

2013年3月10日日曜日

ストレス対応


今日は、
ほぼ終日お家にいました。

朝、ピースのお散歩のときには
青空は少ないものの
温かい朝でした。が、

昼頃にひと雨来たと思えば、
急に冷え込んできました。

急激な温度変化、
生物にとって結構なストレスです。

客観的な情報は、
気温が下がるのは客観的にストレス
(この場合ダメージ?)
です。

このストレスに対応するには、

1.ストレスを無視する。(見て見ぬふり作戦)
2.対応できる範囲で、ストレスに向き合う。
3.昔の親分のように、介入する。

どの方法がストレスが少ないでしょう?

どれも正解とはいえません。

だって、
人はそれぞれ違う生き物ですから!!

2013年3月9日土曜日

振り付け・・・二つのことを同時に…


今日は、
西抗弁混声合唱団の定期練習日。
目下、6月の定期演奏会に向けて練習中。

第1ステージは、小ミサ。
第2ステージは、邦人の合唱曲集。
メインの第3ステージは、ミュージカルメドレー。

本日、初めて振り付けが始まりました。
「オリバー」と「ウェストサイドストーリー」・・・
もちろん本格的なダンスではなく、
簡単な移動に振りやステップなどですが、
何しろ、平均年齢ウン十歳を優に超える団ゆえに
歌いながら、振り付けをこなすのは至難の業です。

歌と振り付け、二つのことを同時にしなければなりません。
これを熟すには、トレーニング以外の何物もありません。

ケアマネジメント(対人援助)における面接も
聴く、観る、確認する、考える(情報を整理する、考察する、仮説を立てる)、伝える等々
同時にいくつものことをしなくてはなりません。
やはり、上達するにはトレーニングしかありません。
一朝一夕にはできないのです。

それにしても、
今日の練習はいつもとは違う
妙な疲れが残っているような・・・・

2013年3月8日金曜日

新しい夜明け

 

本日は
主任ケアマネジャー研修Bコースの最終日でした。
これで、本年度の兵庫県での主任研修は、
昨年秋の県協会が実施したものと、
一昨日終了したAコースと合わせて、
すべて終了しました。

受講された皆様には、
全11日間に及ぶ研修終了、お疲れさまでした。
そして、おめでとうございます。

ただし、
これで終わりではなく、
始まりであることを肝に銘じてください。

主任の研修が終了したということは、
主任ケアマネジャーとしての新たな歩みが始まるのですから。

一日一日と日が進み、
月が過ぎ、年が変わり、
そうやって時が移ろうように
人は進んでいきます。

今日で一つの区切りが終わり
新しい日へと向かいます。
日の出のように!!

2013年3月7日木曜日

人を育てる

今日は、午後から京都の桃山で仕事でした。
高齢者施設を中心に福祉施設等を運営されている法人さんのリーダーやサブマネジャーの研修です。
テーマはズバリ、スーパービジョン。
理論を持って育てることに取り組もうと考えているひとが、そうした経験がない。
日本の現状です。
少なくとも、実践事例を振り返る経験は必要です。
先ずは、そこから取り組むことだと感じてます。

2013年3月6日水曜日

振り返る・・・ということ・・と、進化


今日は、
昨日に引き続き
主任ケアマネ研修。

6日間かけて
ピアグループスーパービジョンの形の
事例検討会を学んできた最終日。

実践を振り、合える、
自分自身の言動を振り返る、
これまでの関わりを振り返る。

「振り返る」という行為は
過去に目を向けることなので
後ろ向きかもしれない。

その中から
自分らしさ(いい部分も、えーって思う部分も含み)を見つけ、
次の実践につなげてく。

進歩?

いいえ、

進化です。

グループワーク

昨日は、主任ケアマネ研修Aコースの10日目でした。
午前中に、"気づきの事例検討会"に関する基本的なことを振り返るグループワークをしました。
あれだけ繰り返し学んだはずなのに、記憶からこぼれ落ちていることの多さを実感されたようです。
ただ、3人寄れば文殊の知恵。グループ6人で話しをしていると何かしらの言葉が出てくるようで、ちゃんと回答を導き出していました。
何をするのか、何故するのか。目標とミッションを共有しているグループなればこそです。
支援のチームも同じことが言えます。

2013年3月4日月曜日

但馬にて


今日は、
豊岡市社協さんの仕事で
日高農業環境改善センターにて
心配ごと相談員さんの研修会でした。
いつものごとく
人間理解のこと、バイステックのことなど
基本的なお話でした。

今年初めての但馬でした。
今回は雪もなく、お天気も良く、快適なドライブでした。
中学3年生のときと高校の3年間を但馬で過ごしましたので、
但馬に呼んでいただくと懐かしさが込み上げます。

俗にいう青春運時代を過ごした場所なので、
教も、自己紹介がてらに高校時代の恩師の話をしたら、
研修後に受講生のお一人が、
「お話になられた3名の先生方、全員知ってますよ」と
お声かけくださいました。
「何かお伝えしときましょうか」といってくださったので、
「『元気に仕事してました』とお伝えください」とお願いしました。

気が付けば、お世話になったころの先生方の歳を追い越してきました。
それなりに落ち着かなければならないとしなのでしょうが、
まだまだ青春の続きを歩み続けている気持ちです。
(周囲は迷惑でしょうが・・・)

但馬に行くと元気になります。
皆さんも、疲れた時には但馬の地に癒されにお出掛けください。

2013年3月3日日曜日

折り合いをつける


今日は、
ご縁午後に一本ずつスーパービジョンでした。

他人との関係で、
自分の意見を通せずに
折れなければならないことはあります。

それだけを見ると
自分が折れて、負けてしまったかのように感じることもありますが、
それだけでしょうか?

チームで何か目標にk¥向かっている場合、
自分だけの利益で動くことが
チームの目標達成の邪魔になり、
折れることで、チームに貢献できることはよくあります。

折り合いをつけるということは、
前向きな妥協。とでもいうのでしょうか?

チームのためには
自分の思いと向き合い
折り合いをつけることは必須では荷でしょうか?

生きるということは、
折り合いをつけながら
一歩ずつ歩んで行くことなのかもしれませんね。

2013年3月2日土曜日

相手がいることを意識する


今日は、
西神戸混声合唱団の定例の練習日でした。

コーラスはパートごとに違うメロディーを歌って
ハーモニーを楽しみます。
ハーモニーを作るためには、
他所のパートにつられてはいけないのですが、
だからといって、ほかのパートを聴かないとハモリません。
他のパートが歌っている音と自分が歌っている音の確認が必要だからです。

同じ旋律を歌うこともあります。
この場合も、周囲の歌声を意識して聴かないと
やはり揃いません。
ユニゾン(斉唱)だって、一つの音にそろえるには
一緒に歌っている相手がいることを意識しなければなりません。

要するに仲間(チームのメンバー)がいることを意識しなければ、
上手くいかないということです。

コーラスだけでなく
ケアマネジメントでも、
同じ目標を共有する支援者の仲間(チーム)が存在することを意識しないと
上手く支援ができません。
そして支援チームの中には、支援の主体者であるクライアントも入っています。
なぜなら、クライアントの持っている力も社会資源だからです。

ソプラノ、アルト、テノール、ベースの各声部で紡ぎあげるハーモニーも
クライアントと各支援者で目指す、クライアントの自立した生活も
相手が居る。そのことを意識することが基本中の基本です。

色々なサポートをコーディネートする


昨日は、
午後、加東市のケアマネジャーさんたちの研修でした。
テーマは「コーディネート機能」

ケアマネジメントでのメインの機能は「コーディネート」です。
もう少し丁寧にいうと、
クライアントの課題を解決するために
より適切な社会資源のサポートを調整することです。

ここで気をつけたいのは、
サポートというと
実際には、具体的に買い物支援などの生活支援や
看護やリハビリ、身体介護など直接的な支援を思い浮かべるのですが、
クライアントの思いを聴くことや、頑張りを承認することも重要なサポートである。
ということを忘れてはいけません。

そのこと自体がクライアントのモチベーションを高め、
実際の行動につながったりするからです。


夜は、明石で事例検討会でした。

ケアマネジャーさんの気持ちが、
クライアント本人とご兄弟の間で揺れている、
寄り添えているのかを疑問に感じているようでした。
が、振り返りをしている中で
クライアントの気持ちを聴き、受止めることをできていました。

ケアマネジャーは
具体的な道具的なサポートだけでなく、
自己評価や、役割認識のためのサポートもコーディネートする意識が必要だと感じています。

2013年3月1日金曜日

あきらめない


昨日は、
午前中、スーパービジョン面接。
午後、神戸市のLSAさんの研修。
晩、神戸市社会福祉協議会の中期計画の会議。

個別支援でも、地域の仕掛け作りでも、
「どないしても無理やわぁ」って感じることはたくさんあります。

そんなときには、
完璧な姿をイメージしながら、
はじめの第一歩を考え、企てます。

富士山に登るのもはじめの一歩は50センチです。
それが半歩の25㎝でも前進は前進です。

地域づくりの第一歩は、
一人一人の住民が一歩を踏み出しやすい環境をつくることでしょう。
その環境をつくるのも、初めの第一歩が必要です。

当たり前のことですが、
山が高いからといって、あきらめてしまって
一歩を踏み出さないと、決して登れません。
どこに一歩を踏み出すかを一緒に考えることが支援だと思います。


右足を出して、左足出すと、歩ける!
当たり前体操!!