2013年3月2日土曜日

相手がいることを意識する


今日は、
西神戸混声合唱団の定例の練習日でした。

コーラスはパートごとに違うメロディーを歌って
ハーモニーを楽しみます。
ハーモニーを作るためには、
他所のパートにつられてはいけないのですが、
だからといって、ほかのパートを聴かないとハモリません。
他のパートが歌っている音と自分が歌っている音の確認が必要だからです。

同じ旋律を歌うこともあります。
この場合も、周囲の歌声を意識して聴かないと
やはり揃いません。
ユニゾン(斉唱)だって、一つの音にそろえるには
一緒に歌っている相手がいることを意識しなければなりません。

要するに仲間(チームのメンバー)がいることを意識しなければ、
上手くいかないということです。

コーラスだけでなく
ケアマネジメントでも、
同じ目標を共有する支援者の仲間(チーム)が存在することを意識しないと
上手く支援ができません。
そして支援チームの中には、支援の主体者であるクライアントも入っています。
なぜなら、クライアントの持っている力も社会資源だからです。

ソプラノ、アルト、テノール、ベースの各声部で紡ぎあげるハーモニーも
クライアントと各支援者で目指す、クライアントの自立した生活も
相手が居る。そのことを意識することが基本中の基本です。

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