2013年3月11日月曜日

事例検討会の振り返り、継続の意味

 


今日は、

快晴の佐用町南光文化センターで“気づきの事例検討会”の一連の研修
①「事例検討会の必要性と“気づきの事例検討会”について」講義
②「DVDで学ぶ“気づきの事例検討会”の形」
③「“気づきの事例検討会”(対人援助)に必要な基本的な理念・知識・理論・技術などの自主的な勉強会」
④「③での学びの確認の意味の学習発表会」
⑤「参加者全員の事例シート作成」
⑥「“気づきの事例検討会”の実施」
⑦「事例検討会の振り返り」
最終の振り返りでした。

先月に実施した2ケースの検討会の振り返りをしました。
逐語録的にとられた質問と回答の記録をもとに、
質問の意図や流れを思い起こしながら、
「再アセスメントが深められていたか」
「登場人物の関係性を理解しようとしていたか」
「提供者の課題を紐解くことを意識できていたか」
「“気づきの事例検討会”のルールが守られていたか」
等々を「振り返っていきました。

「“気づきの事例検討会”の型は守られていた」
「質問を重ねることが出来ていない部分がある」
「質問に対する回答になっていなかった」
等々、様々なことが見えてきました。

そんな中で一番うれしかったことは、
「こんな事例検討会を継続していきたい」ということでした。

事例検討会は対人援助の道具を磨く作業。
一連の研修は、その方を学ぶものです。
要するに、道具の磨き方を学んだにすぎません。
そのやり方をもとに継続していかなければ
道具は錆びてしまうのです。
振り返りは、磨き方が誤っていなかったかの検証にもなります。

途中、14:46には東北地震の犠牲者を思い黙祷をしました。
過去のことをきっちり振り返る作業は、
客観的にも、精神的な面でも必要だと感じています。

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