2013年3月24日日曜日

生活リハビリという視点


今日は、
午前中にスーパービジョンの面接が一つあっただけで、
比較的のんびり過ごさせてもらいました。

夕方、サンテレビの大村崑さんの番組で
クジラ料理店の大将が脳卒中で倒れ右半身マヒになったけれど
お店をやりたい。もう一度お客さんに料理を出したい。
という思いでリハビリに励み、
今では、倒れる前のようにお店に出ているという内容でした。
(最後は、おそらくスポンサーの宣伝みたいなものでしたが)

この大将のリハビリは、
「動かない身体で店に立ち、
動かない右手を使って仕込みをする」
というもの。
考えてみたら、倒れる前の生活にチャレンジするという内容です。
生活の中での動作に積極的に取り組むことこそがリハビリになる。
生活リハビリ的な発想です。
専門的には無茶かもしれませんし、リスクもあるかもしれませんが、
自分の望む暮らしにチャレンジすることこそがリハビリテーションの第一歩だと感じました。

私たちは、「これができなければ、もとの生活は無理だ」と考えます。
「右手が動かなければ、仕込みは無理だ」という発想です。
この大将は、おそらく
「店をするには仕込が必要だ。仕込をするには右手も使うんだ」という発想だと思います。
ここには、「まずリハビリをして右手が動くようになって」という視点は入り込みません。

ここが、生活リハビリの強みなんだろうと思いました。
望む暮らしという目標そのものへのチャレンジ。
それ自体が最高のリハビリのモチベーションだ。
ということを支援者は忘れてはいけないだろうな。
って感じながら、、、

その後の健康食品のところでチャンネル買えちゃいました。

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