2013年3月29日金曜日

伝えるということ(基礎的な学習)

 

昨日は、
大阪の生野区での“気づきの事例検討会”
一連の研修の「基礎的な知識や理論の自主学習」のプレゼンテーションでした。

事例検討会を行おうとするときに
参加メンバーのレベル(対人援助職者としての視点・知識・技術)に
差がありすぎてバラバラだと、同じ視線での事例の振り返りができません。

そこで、事例を書く前に参加者の基礎的な知識の再確認と意識づけの意味も含めて、
各自でテキストの読み込みをして、メンバー間でプレゼンテーションをしてもらいます。
自分で学んだことを「伝える」ということをしてもらうのです。

「伝える」という作業は結構大変で、
テキストを読んで理解しているように感じても
いざ、他者に伝えようとすると難しいものです。
そう、
「ただ、解っている」という状態では
伝える作業は困難で、
「自分の中に知識や理論が、納得して修まっている」状況が必要だと思います。

考えてみれば、
人に伝えることが困難なレベルのまま実践で応用することは難しいでしょう?
実は、
この基礎の学習とプレゼンテーションも
日頃の実践の振り返り作業だと感じています。

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