1回目です。
全部で4回、今日は「傾聴について」次回は「高齢者について、高齢者施設について」
3回目は特別養護老人ホームにて実践。最後は実践の振り返り。
昨今の色々なボランティア養成講座の中でも
「傾聴」は人気のようです。
ただ、本日の講座には、実践されている方もおられ
養成+ブラッシュアップのようです。
ですから最後の質問で、おそらくご自身の実践の中から、
「話し相手が、世間的な価値観からは外れたような内容を話されたときに、
『なぜ、そのように思われるのか?』訪ねることはダメですか?」
という質問をされました。
そのわけは、私が講義の中で
「受容・共感」についてその受容性を語り、
プラスして「非審判的な態度」について加えたからだと思います。
もちろん「なぜ、そう思うのか」を訪ねることは構いません。
が、その際の非言語表現に留意すること。
どんな表情で、どのような距離感で、どのような口調で、など
意識することは重要です。
そして、「なぜ」と訊くまえに、
一旦は「受容」することはあった方がいいと感じています。
「あなたは〇〇〇という風にお感じなんですね」
それから、
「どうしてそのようにお感じになられるのですか?」
という感じで訊かれる方がソフトに思います。
「受容」がクッション材のようになると感じています。