2016年6月3日金曜日

“惚れる”“惚ける”?!


今日は、ちょっとした記念日で

夫婦で奈良に遠足。

いつもなら国立博物館とか、

東大寺(大仏さま)から若草山・春日大社方面ですが、

本日は、奈良公園で鹿の赤ちゃんを見て、

鹿せんべいを買って鹿に囲まれ、

興福寺にいって国宝館で何年かぶりに阿修羅像に逢いました。

昼食の後、

初めて元興寺にお参りし、

奈良町をぶらぶらして帰ってきました。


様々な仏像を観て、古い建物や品々を眺め、

色々感じた1日となりましたが。

後半で、前を通っただけのお寺の

掲示板みたいなところで見つけた歌。

「惚(コツ)」という字は、

「気をとられてぼーっとする。うっとりとする」

という意味があります。

確かに、人に「惚れる」というのはそういう状態のように感じます。


認知症の方が「周辺症状」といわれる言動をするのも

「何かに、気をとられて(ボーッとするだけではないけれど)

そのことで心が動くのだから、根底ではつながる部分もあるように感じてしまったのです。

何らかの「心を奪われること(気になる原因)」があればこそ

惚れるし、惚けるんです。

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