色々な地方、地域で総合支援事業の取り組みが具体化しつつあるようです。
そのための仕組み作りや、人材育成もされているようです。
今まででも、地域でのサロンづくりや給食会など色々な取り組みがされてきました。
それは一定の成果を上げていて、重要な取り組みです。
ただ、手っ取り早く、既存の取り組みが新たな施策にスライドするのかは
慎重にする必要を感じています。
既存の活動の中には、どうやって続けるのか。
当初立ち上げたメンバーが高齢化して、維持が困難になってる。、
新たな若いメンバーが育たない。っていうかいない。
というようなことも起こっています。
そういった場合は、やはり初心に戻る、もしくは白紙から考えることが大切だと思います。
まず、「目的」:何のためにこの活動をするのか。
目的が不明瞭だと何をしているか分らなくなります。
具体的には、サロンや給食会を実施することが、
目的や目標にすり替わる恐れがあります。
地域の中で課題を抱えている人が孤立してしまわないために、(目的)
地域の中で互助作用が働くように、(目的)
一週間で一度は他の人と言葉を交わすことができることを目指す(目標)
だからサロンや給食会を開催する。(手段)
この流れを見失わないことが大切です。
そうすれば地域の状況や目的・目標に変化があれば、
手段は変わることがあって当然です。
地域支援総合事業をすることが目的・目標になっては行けないと感じています。
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