事例検討会を実際に行ってもらいました。
初めて経験する方も居られる上に、
観察者が付くのですから
「緊張しないでね」っていっても無理なことですよね。
本日のグループに参加された方は、
「気づきの事例検討会」のルールを守り、
再アセスメントを意識して、
事例提供者も司会、検討者も丁寧に取り組んで居られました。
事例提供者が、自身の事例を説明し終わった後に
ペットボトルのお茶を口にされました。
緊張もするし、ずっとお話しされていたので当然です。
そこで司会の方が、提供者に向かって
「大丈夫ですか?」と優しく言葉をかけられました。
司会の方も初めての経験だそうです。が、
個々までの配慮ができるのは素晴らしい物です。
ただ、検討会が終了してからのコメントで、
「司会だから、皆さんに迷惑をかけないように、ちゃんとしなければ」
と、かなりのプレッシャーを感じておられたようでした。
このことも、当たり前のことですし、
端から、「適当にやっちゃえ」と思われたら困ります。
でも、司会一人で背負い込むことはありません。
事例検討会は、いわばグループワークですから、
グループの力を信じることも必要です。
提供者も、検討者も、司会者も、
みんなで力を合わせて進めていく意識は大切です。
そして、
地域で展開していく場合には、
そういった関係性を作り上げていくことも
意識していただければと感じました。
「気づきの事例検討会」では、実践力の向上を目指すのですが、
それだけではなく多くの期待できる要素を含んでいます。
その一つに、信頼でき、前向きな仲間作りもその要素の一つだと考えています。
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