東灘区の社会福祉協議会の主催
「アシスト(よりそい)ボランティア養成講座」でした。
4回シリーズの3回目で「住民視点の支援」がテーマでした。
いつも通り、「自立」「QOLの向上」から、
利用者主体や自己決定のお話しを
できる限り噛み砕いてお話しさせていただいた後に、
「自助・互助・共助・公助」のお話しをさせていただきました。
その中で「互近助」の関係性を作るお話をしました。
これは小地域における互助機能を表す稲松の造語です。
昔の田舎では当たり前にあった関係性を、
コミュニティができていない現状において、
再構築するときのキーワードだと思っています。
ここで大切なのは、昔と同じものを作るのではなく、
「ボランタリーな意識で作れないか」ということです。
強制やお仕着せではなく。
そのためには、
やはり関係性を作ることから丁寧にやらねばなりません。
耕す作業です。
人間関係が希薄になっている現代社会においては、
耕す作業は想像以上に大変かもしれません。
だからといって重機を使って一気にということができないのが、
人間関係なんです。
「挨拶」という鍬で、
一鍬、一鍬耕していくことなしに
種をまく土壌はできないと思っています。
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