2016年6月1日水曜日

主任ケアマネジャーの“アセスメント”の一つの視点


今日は午前午後と、

兵庫県主任介護支援専門員研修Aコース7日目でした。

科目としては「対人援助者監督指導法」の一コマです。

要はスーパービジョンのところで、

本日のテーマは“アセスメント”です。


ケアマネジャーが利用者の支援をするときに

アセスメントは欠かせないプロセスです。

利用者の困りごとがどのような状況で生じているのかだけでなく、

その困りごとをどのように捉えているのか。感じているのか。

その利用者が人的・物的に、どのような環境の中にあるのか。

等々、多面的な情報が必要ですし、

それらの情報を統合しながら分析が必要です。


主任ケアマネジャーが、

周囲のケアマネジャーの支援(事例の相談に乗る)するときに、

「そのケアマネジャーが利用者をどのようにアセスメントしたか」

という視点で再度アセスメントを試みなければなりません。

それは、支援者としてのケアマネジャーを理解することにもつながります。

そう支援者であるケアマネジャーのアセスメントともいえます。

そこまで丁寧に再アセスメントをする意味は何かというと、

「支援者支援」もまた、「支援」だということです。


ケアマネジャーは主任ケアマネジャーから支援を受けることで

見守られる安心の中で成長(行動変容)しやすくなるのです。


主任ケアマネジャーとは、

そういうポジションの支援者であることを、

肝に銘じて研修を受講してくださいね!!






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