2016年6月20日月曜日

父の日に、ふと感じたこと


昨日は「父の日」

私自身の父は、昨年の1月17日に天に召されたので、

直接、「ありがとう」を伝えることはできません。


私の子ども、息子と娘の二人は

関東に住み、今は同居していない。

娘からは「感謝」のメッセージメールが届きました。


そして、

昨晩は連合いが「父の日だから」と、

お寿司屋さんに連れて行ってくれました。

「娘ではないけれど」といいながら、、、

私も素直に「ありがとう」と言ってご馳走になりました。


昨晩から今日のフェイスブックには、

父の日に関する投稿がたくさんあり、

小さい子どもさんの居る友人は、

「かわいらしい手紙の写真」とともに、

色々なプレゼントをもらった記事をあげています。


「ああ、いい家族関係を築いて居るんだなぁ」

私自身も「それなりの関係を築いてきたんだなぁ」と思います。


そう思いながら、

自分が担当してきてケースや、

相談を受けたケースでの「父」と「子」の関係を

思い出すします。


癌をが発見されて、余命3ヶ月。実の娘に連絡を取ると、

「私には父親は居ません」と言い切られたケース。

「実の父親やから、しょうないんです。私が看んと。貧乏くじですわ」と父親の前で吐き捨てる息子。

「何でこないに長生きすんねん!!」と父親に怒鳴る子ども。

・・・虐待のケース。


やはり「人間関係」

現時点までの物語をどのように紡いできたのか。

その答えなんでしょう。


ただ、現時点は、通過点です。

今から先の物語は、今から始まります。

連続ドラマのように、飛ばすことはできないし、

今までの関係性から引き続きの話ですから、

困難はあるかもしれないですが、

変わらないこともあれば、変わることもあるかもしれません。


対人援助者が、一番先に諦めてはいけないような気がするのです。

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