2013年8月31日土曜日

相談事業の広がりの是非


昨日は、
香川県社協さんで
「相談事業に関する研修会」でした。

民生委員さん方を中心に
地域でのボランタリーな相談支援の人材が対象です。

昨日書いた、
高砂の地域での見守り活動もそうですが、
日本のいろいろな所で
ボランタリーな相談事業や見守り活動の研修が開催されています。

私自身は、
お仕事をいただける機会が増えますし、(笑)
市民レベルで福祉の事や地域力のことに
関心を持っていただける方が増えるので
喜ばしいことだと感じています。

が、反面、
そういった活動を支える部分の基盤整備が置きざられている気もします。
行政サイドでそういった活動の後方支援をきっちりしていただきたいし、
養成に関してもNPOなどの民間に任せるのではなく、バックアップして欲しいと感じます。

2013年8月30日金曜日

地域福祉リーダー養成研修


昨日は、
高砂市社協さんの
「地域福祉リーダー研修」に呼んでいただきました。

福祉委員さんに呼びかけて
地域での見守り活動を担う人材を養成しようという趣旨だそうです。


見守られる対象者が
すなわち困っている人。弱い人。
というイメージを持たないで欲しいこと。

困りごとや弱さに着目はするけれど、
思いや
できる部分といった力に目を向けること。

その為には信頼関係が大切で、
一朝一夕ではいかないことを
お話ししました。

皆さん、
とても熱心に聴いてくださり、
インタビューにも積極的に応えてくださり、
素敵な学びの時間でした。

2013年8月28日水曜日

意識すること

昨日・今日とは、
奈良県のケアマネジャー更新研修でした。
今年で6年目ですが、1回目からずーっと言い続けていることは、「日頃の実践で意識してください」ということ。

研修で学んだこと、思い出したこと、感じたことは、意識して実践の中で活かされて初めてクライアントの役にたてます。

私たちが研修を受けるのは自分のためではなく、クライアントのためです。だから職業倫理なんですから。

更新研修は義務研修だから、ただただ苦行の如く耐えるのではなく、実践に活かせるものにするには、意識することしかないのです。

写真は、研修昼休みに会場近くの本薬師寺跡に布袋葵の花を観に、畝傍山をバックに!*\(^o^)/*


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2013年8月27日火曜日

心の中を整理する作業


昨日は、
午前中と晩方に面接がありました。

スーパービジョンは、基本的には事例を通して、
または、業務について等々を題材に行っていますが、

たまに、
箱庭を見て「置いてみたいと」いう方がいますので
置いてもらった作品で面接することもあります。


ある方は、
「日頃、モヤモヤっと感じている心の中を整理できる」
とおっしゃいます。

感じていることを言語化する。

簡単そうで、結構大変な作業です。

箱庭をすることで

それを補助してくれるようなところがあると感じています。





ただ、砂箱に
おもちゃなどのパーツを並べていくのですが、
そのことで
心の中を整理する作業をする。






箱庭をするかどうかは別として、
心の中を整理する作業は、
大切なことだと思います。
(箱庭を置いたから必ず心の中を整理できるとは限りませんし、
 ましてや心の中が明確に解るものでもありません)


2013年8月26日月曜日

仲間


昨日は、
午前中、“気づきの事例検討会”研究部会でした。
午後からは引き続きで
主任介護支援専門員研修の講師・ファシリテーターの
説明と打ち合わせ会議でした。

午前中のメンバーは、
チーム気づきの講師のメンバーがかぶさっており、
“気づきの事例検討会”を正確にお伝えできることを目指すメンバーです。
10年近く、、、それ以上の間、
“気づきの事例検討会”の学びを共にしてきた仲間です。

それぞれ結構忙しい役処にもかかわらず
どうにかこうにかして集まります。
それは、
話しやすい雰囲気が根底にあって、
聴いてくれるし、
一方的に攻められないし、
それでいて感じることはちゃんと伝えてくれる。

人は誰でも
そういった仲間を求めています。

それには、
まず、そういう雰囲気を作り出す努力が必要なんだと感じています。

2013年8月25日日曜日

雨に元気をもらう


昨日は、
ほぼ終日雨でした。

降り出したのは
一昨日の夕方からでが、
終日振ったのは久しぶりです。

私は傘を察すのが嫌いなので
少々の雨なら刺さないのですが、
さすがに昨日今日の雨ではさすこととなります。


傘をさすのは嬉しくないのですが、
雨は嫌いではありません。

雨には
大地を潤し、木々を育てる力があり、
作物も育てます。
そういった意味では命の源の一つです。

また、
路上の塵を洗い流します。

雨を見るとき

再生のイメージを持って
眺めてみると
気持ちが少し元気になります。

2013年8月24日土曜日

福祉学習の目指すところ


昨日は、
豊岡市社協さんで
福祉学習研修会でした。

福祉学習に取り組む小中学校の先生方16名が参加されました。

福祉の現場での対人援助の目標は、

「自立」

すなわち、

「自分の人生を自分自身で決定し生きていくこと」

私は、

学校や家庭での教育の目標も

最終的には同じであると考えます。


そして、

社会の中で

他の人々と共に暮らしていくとき

それぞれの自立のために

地域の中で助け合える関係を作っていく。


そういうことについての学びと実践が

福祉学習の大本だと感じています。

キャップハンディや体験型・交流型学習は

その具体的手法であって、

それ自体が目的ではありません。

2013年8月23日金曜日

ええとこ探しの意識を!!


昨日は、
宝塚の後者の皆さんと学びの時間を持ちました。
テーマは
「職場でのコミュニケーション」

コミュニケーションをテーマに依頼をいただくことが結構あります。

基本的な部分は、
職員同士でも、
利用者・家族とでも
そんなに変わりません。


円滑なコミュニケーションをとろうと思うとき心がけたいのは、
「ええとこ探し」です。

相手の言動のあら捜しではなく、
ええとこ探しをします。

言い換えると
できている部分を見つけて
承認することです。
助かった時には「ありがとう」ってお礼を言うことです。

これ緒をこころがけると
職場でのコミュニケーションは
驚くほどスムーズになってくるはずです。

2013年8月22日木曜日

他人の生活に関わる


昨日は、
兵庫県介護福祉士会の介護職員中堅研修でした。

テーマは、
「社会的存在としての利用者理解と援助関係形成」

すごく当たり前のことなのに
「利用者は社会人です」ってことを
忘れがちなのかもしれません。

社会人なので一人前に接することをしなければなりません。

どのように生きたいのか。
言い換えれば
どんな場所で、
誰と、
どんな服を着て、
どんなものを食べて、、、、

要するに、
どのように生活していくのか。

それを決めるのは利用者本人であること。
この、社会福祉の大原則を忘れてしまうと
なんか、妙なことになってくる。

援助者は、
素人ではなく、専門職として
「他人の生活に関わる」ということを
肝に銘じておく必要があります。

という至極当たり前のことを振り返った研修でした。

2013年8月20日火曜日

夫婦のみ世帯


今日は、
娘の引っ越し。

お盆前に、新しく買った家電製品等々と
本人は引っ越しました。

本日は、残りの荷物と
新しく買った本棚などを運び、
明日、連れ合いが最後の細かいもの等を買い足して終了です。

娘は、宝塚市民となります。


そして、
私たちは、
夫婦のみ世帯となります。

まだ、“老”の字は付きません。

このまま年を重ねれば、

「老夫婦のみ世帯」

と呼ばれるのでしょうね。

ヘルパーさんがケアプランを読む


昨日は、
「地域福祉会あぁす」三の研修会。
シリーズ4回目。

「居宅サービス計画を理解する」
がテーマでした。

受講される多くの方は訪問介護員
つまりヘルパーさんです。

何で、ヘルパーさんがケアプランの勉強?
って、感じてる方もいらっしゃるかもしれませんが、
ありなんです。大ありなんです。

だって、
訪問介護計画は
居宅サービス計画をもとに作成されるわけですから!

どういう考え方でケアプランが作成されるのか、
利用者・家族の生活に対する意向、総合的な援助の方針、
課題(ニーズ)とは、
目標とは、特に短期目標とは、
サービス内容とは、
担当者とは、

総合的な援助の方針の具体的な実践のための
課題であり、目標であり、
その目標を達成するために
ヘルパーさんは何を求められているのかを知る。

非常に重要なことです。

そして、
もし、
短期目標に
「下肢筋力の強化」とか書いてあるプランに出会ったら、
ケアマネジャーに、
「具体的に、どうなったらいいのか?」
確認してあげて!

って、言うときました。

2013年8月19日月曜日

わがまま


昨日は、
SV面接がありました。

面接の中で、
「わがままな利用者」の話がありました。


“わがまま”とは、、、

自分勝手、人のこと聞かない、自己中、、独裁、、、、


確かに社会の中で生活していて

自分のことだけを考えていては

周囲の人にとってたまったものじゃぁない。

周囲の人にとって、、、


本人にとってはどうなんだろうか?

“わがまま”とは

“こだわり”とも言えないだろうか、

どうしても譲れない“こだわり”


もしも、

そんなことが絡んでいるとすれば、

なぜ、そのことにこだわるのかを

丁寧に確認する必要があると感じます。


人は、“こだわり”があるから生きることができます。

“こだわり”とは、その人の「価値観」

困難を感じる利用者と出会うとき

“わがまま”を紐解く必要があるのかもしれません。

2013年8月18日日曜日

尊敬する人


昨日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
「築きの事例検討会」支部推進員研修でした。

お手伝いというより、受講しに行ったみたいでした。

日本女子大学の渡部律子先生が来られ
終日にわたり
優しく、でも熱くご指導くださいました。


いまから14~5年前に
先生の相談面接のセミナーに参加してから、
私にとっては、対人援助における師匠と思っている方です。


関西におられたときには、
研修でもよくお世話になっていましたが、
関東に行かれてからは1年に1回しかお会いできないので残念です。


講師を生業とするようになって、
3年になろうとしていますが、
昨日は、
先生のお話を伺いながら、
日頃の自分の取り組みを振り返り、
チェックして、評価する作業をしている自分がおりました。

尊敬する人がいるということは大切なことだと
あらためて感じた1日でもありました。

2013年8月17日土曜日

祈り

昨日の早朝、無事に鹿児島から戻って来ました。
両親ともいろいろと病いのタネを抱えながらも元気に仲良く暮らしていることに感謝です。
今やクリスチャンとは言い難い私目も、祈るということは大切にします。
両親のこれからの安寧な暮らし。兄の仕事の導き。入院加療中の友人の安寧。世界平和。

"祈り"という行為は、自分以外を対象としている場合が多いと感じてます。
自分自身のときは、見守ってください。が、
多いかなぁ。

祈る。って、
いいもんですよ。



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2013年8月16日金曜日

鹿児島帰省、実家の建造物?編


前回に書いたように
もともとは工場の跡地だったところに実家はあります。

何の工場かというと
家畜の骨を砕いて骨粉にして飼料等にする工場だったのです。

どのように粉砕するかというと
水車を回して杵を動かすという仕組みです。
その水車というのが
コトコトコットン、っていうようなかわいらしいものではなく、
鉄製の直径8メートルほどある代物だったのです。
現在でも廃墟と化してオブジェのように残っています。
いわば、
ここがかつて水車小屋だったことの証しであり、
今や実家のシンボルの一つです。


もう一つのシンボルが、
商品や材料を保存する石蔵です。

これも、屋根が落ちて石の壁が濃いだけになっていたものに
20年前、瓦屋根をふいたものです。

夏は仲がひんやりとして涼しいんです。

鹿児島帰省、実家の庭(花)編


鹿児島の実家、といっても
生まれたわけでも、
育ったわけでもありませんが、
20年前から両親が住んでいる場所です。

もともとは
稲松が商売をしていた曾祖父の時代の工場の跡地に
定年を機に平屋を建てて、
神戸から移って住み始めたのです。

その庭たるや、
今でこそ草が結構伸びていますが、
移り住んだ頃は地元のTVのガーデニングの番組でも紹介されたくらい
きれいに手入れされていました。

その名残で
今でも綺麗な花が目を楽しませてくれます。
少しだけお裾分け!

前庭の石蔵の前に咲く
百日紅(サルスベリ)の花。



母屋の東側、
物干し場の奥に咲く
禊ぎ萩(ミソギハギ)の花。
花も可愛らしいですが、
茎と発破の重なりも綺麗で、
薩摩切子のようです。



最後に、ガレージの脇の棕櫚に隠れて咲く
ウコンの花。
可憐です。







ちなみに花の名前は
全て父と母のレクチャーによります。
稲松は、野に咲く花の名前をほとんど知りません。(笑)

鹿児島帰省、桜島編(見えないけれど存在する)


この度の帰省では、
残念なことに桜島の雄姿を拝むことがかないませんでした。



一番よく見たのが13日の磯庭園からでした。

うっすらと輪郭が見えてるでしょ。

何度も、

その姿を観ているので、

しっかり見えなくても、桜島があるということは確信できますし、

その存在は、心の支えというと大げさですが、

やはり大好きな山ですし、

存在することの意味は大きいものです。

実は、(どちらも好きですが、、、)

富士山よりも桜島の方が好きです。


親子(人間関係)でも、出会えなくても存在していることで

安心したりできることってありますものね。

でも、会えるのが一番かもしれません。

という意味での帰省なのでしょうね。


で、これは昨年帰省した時のものです。

鹿児島帰省、サービスエリア編


11日の晩に播磨町を立ち、
12日の朝に鹿児島着。
そして、
昨晩、鹿児島を立ち、
今朝方6時前に帰播いたしました。

行く前に、ブログ更新が不規則になる旨お伝えしていたのですが、
ついに1回も更新しませんでした。ゴメンなさいm(_ _)m

そこで、時系列ではなくテーマごとにご報告。
まずは、道中のサービスエリア編。

稲松家の帰省は、
夜中に夫婦で運転を後退しながらの帰省ですので
いくつかのサービスエリアでプチ休憩しながらの道中です。

まず最初が、
広島県の小谷(こだに)のサービスエリア。
昔々、子どもが小さく、携帯電話もなかった頃に
私が夜中に6時間ほど過ごした思い出のSAです。

その後は、
山口県の美東(みとう)SA

熊本は、北熊本SA







最終、鹿児島の桜島SAで朝ごはんを食べて実家に入ります。

2013年8月11日日曜日

お盆の帰省


今晩、播磨を立って、
明朝は鹿児島。

16日の朝に戻ってまいります。
ブログは不定期になります。

って、普通のときでも少し不定期ですが、、、

学ぶ目的


昨日は、

川西市の南花屋敷連合自治会のセミナーに呼んでいただきました。

テーマは「高齢者の福祉を考える」

で、介護保険のお話を主にしたのですが、、、


前半は、制度の背景や仕組み等々をお話しして

後半は制度の利用についてお話ししました。


導入されて13年の介護保険制度。

でも、複雑なので実際のところはよくわからない。

といった声をよく耳にします。

なので、介護保険制度のことをわかってもらう目的でお喋りしましたが、

もう一つ目的がありました。

それは、

介護保険をネタにしながら、

お一人おひとりが、

今後、どのように生活していかれるのか?

どのように生きていきたいのか?

逆側から見ると、

どのように死んでいきたいか?

を考える時間を持ちたい。というものでした。


生活に困りごとがあるからサービスを使うのですが、

困りごとを解決してどのような暮らしを手に入れたいのか。

そこのところが重要です。


知識を得るために学ぶのではなく、

暮らしをどう変えるか。

仕事をどう変えるか。

そういう目的を持って学びたいと感じました。

2013年8月10日土曜日

在宅生活


昨晩、無事に大分の研修を終え播磨に戻ってきました。

この度の研修は、

受講生の皆さんが講師の糸を汲み取ってくださり、

アイスブレークも、演習(ロールプレイにも)にも

真剣に取り組んでいただけ、

笑いの中に、深い振返りができたように思います。


楽しい大分の旅でした。

でも、家に帰ってくるとホッとします。

連れ合いがいて、ピースがいて、

見慣れた机があり、テレビがあり、

くつろげる場所です。


「在宅って、

こういうことなんやなぁ・・・」

とふと感じます。


ケアマネジャーは、

クライアントのこの感覚をコーディネートするんやろうなぁ。。。

とも感じました。

大分のお土産で構成された昨晩のご飯!!

2013年8月9日金曜日

基準点


昨日は、

ケアマネジャーの更新研修。

大分に来ています。


プロセスや面接の講義や演習を通して、

ケアマネジメントという対人援助の仕組みの基本的なところを学んでもらえればと思います。


対人援助は基本はありますが、

スタンダードがありません。

クライアントが一人ひとり違うからです。


そこで支援に迷うのですが、

そこで

立ち返る基準点、

それが基本です。

2013年8月7日水曜日

入り口


今日は、

兵庫県介護支援専門員協会の

東播磨エリアの“気づきの事例検討会”の研修です。

直接、事例検討会ではなく、

テーマは「インテーク」でした。


インテークというのは、

例えば、水路の取水口というような意味があります。

そこから、水の旅が初めります。

ケアマネジメントという支援の旅が始まります。


入り口は緊張します。

ケアマネジメントはお化け屋敷ではありませんが、

どんな人が出てくるのか、

どんな話が飛び出してくるのか、

緊張します。


重要なことは、

クライアントも緊張するということです。

そのことを理解したうえで

クライアントと向き合うことができるかです。


そして、

語られる内容をOKにできるかです。

そう、

傾聴できたとして、受容、共感できるかです。

それが入口です。

福祉職のリスクマネジメント


昨日は、

大阪市社会福祉研修・情報センターで

「リスクマネジメントの基本理解と福祉職員としての心構え」

というテーマでお喋りと演習でした。


リスクマネジメントという考え方は、

事故等による損失の可能性をいかにして下げるか。

大きく分けると2つあると思います。

一つは事故等をできる限り怒らないようにする視点。

もう一つは、万が一事故が起こった時に

損失を減らすための段取りをする視点。


ただ、福祉職の場合、

利用者の福利を最優先にするといった倫理があるのですから、

「いかに、利用者に損失を負わせないか」

という考え方が必要だと感じています。


事業所としては、

事業所の損失を減じることを一番に考えたいところですが、

それをしてしまうと福祉の理念からは遠のいてしまう。

福祉の実践にはジレンマがつきまといます。

2013年8月5日月曜日

伝える


今日は、
更新研修Bの後期初日でした。

ちなみに受講生です。

講師陣は、
全員知っていて、
いわば、
仲間です。


それぞれに伝え方を工夫していて、
勉強になりました。

こういう伝え方がいい、
というわけでなく、

それぞれ事例によって違うのだと思います。

今日の学びが
それぞれの祈りにつながりますように!!

2013年8月4日日曜日

挨拶と自己紹介


今日は、
午前中にSV面接が一つ。
午後からは、大学の成績つけでした。

私が担当している
「ケアマネジメント論」は、
前期だけの15回なので、
講義自体、7月で終了しました。

学生のレポートを読みながら、
語彙力が少ない感じがざんねんでした。


それでも、自分のことばで
一所懸命書いてくれている人がほとんどで
その努力に、嬉しさを感じています。


私たちは自分のことを知ってもらいたいと思えば、
相手に、伝えたいと思います。

私たちのことを利用者さんが知りたいと思えば
利用者さんは、私たちのことをききたいのだと思います。


相手のことを知るということと


自分をみつめて自分はこういう人間ですと
知ること。

大事なことですよね!!

認知症の研修にて


昨日は、
兵庫県介護支援専門員協会の
西播磨エリアの研修でした。

テーマは「認知症ケアの基本」

最初、本当に初歩的な認知症についてのお話をして、
ちょっとゲーム的グループ分けをして、
グループワーク。

お題は「認知症の方のケアをするにあたって認知症という病気の告知をするか?しないか?」

結構難しい問題です。

ほとんどのグループは「告知する」という結論を導き出しました。

が、

そこに至る話し合いの中では、
様々な話が出たようです。

「本人の混乱を考えると避けたほうが良い」
「残りの人生を考えるためには伝えた方が良いのでは」
「自分だったら教えて欲しい」
等々

確かに「えいっ、やぁー」で決められることではありません。

本人の主体性をもとに今後の生活を考えていこうとすると

客観的には、ご本人にも知っておいてもらった方が考えやすいのです。

ただ、そのことはご本人にとって混乱と非常な苦しみや悲しみをもたらします。

支援者として関わる人たちが、

「その状況に寄り添い、共にいて支えたい」という強い意志があって

初めて、告知ということが意味を持ちます。

記憶ができなくなってくるという不治の病を抱える痛みを

ともに分かつ気概がないのに告知するということは無責任ですし、

その後の支援が、決していい方向には進まないと思います。


短い時間でしたが、濃い時間であったと感じております。

2013年8月3日土曜日

職員と施設長が一緒の研修


昨日は、

西播磨ブロック老人福祉施設連盟の大会での講演に呼んでいただきました。

「人が人を支援すということ」

というお題で100分お喋りしました。


タイトルを観ていただいたらお分かりいただけると思いますが、

いつものごとく対人援助の基本的はことについてのお話しです。


いつもの研修と少し違うのは、

各施設から施設長さんも現場の職員さんも一緒に効いてくださっているということ。


管理職の人も

直に利用者さんのケアをする人も

共に自分たちの仕事の目標やミッションについて考える

とても貴重な時間を共有させていただきありがたかったです。


虐待・身体拘束や価値・倫理、施設ボランティア等についても

施設長さんと現場の職員さん、介護職も看護職も相談援助職も

共に学ぶ機会が増えるといいなぁ。と感じました。

2013年8月2日金曜日

さぁ、宿題。少しワクワク!!


昨日で、「更新研修B・再研修」前期の3日間が無事終了しました。

昨日のブログでも書きましたが、

講師でもありますが、

資格の更新手続き上受講生でもあります。

なので、前期と後期の間の課外実習はしなければなりません。


実際に在宅で生活をしておられる

要介護認定を受けた高齢者の方に面接してケアプランを作るのです。


スーパービジョンを通して

多くの事例に出会い、振り返ることはしていますが、

直接高齢者の方と面接するのは3年ぶり。

非常に楽しみです。


そして、

現役でケアマネジャーしてたときに

こんなワクワク感を持って

クライアントと向き合っていたのだろうか???

反省。


丁寧に取り組みたいと思います。