上郡町で「心配ごと・何でも相談員」さんの研修でした。
ベースは民生委員さんで、登板で相談員としてボランタリーに活動されています。
研修終了時の質問で、
「相談にのっているというか、お話しを聴いていて
どうも認知症じゃないかなぁ、、、と感じて、
そのうち、確信的に認知症のようで、
心配ごとにお応えしてもちゃんと伝わらないのではないかと、、、
こんな時はどうしたらいいでしょうか?」
こんな時は、相談すればいいのですが、
守秘義務もありますので、
誰にでもというわけには行きません。
先ずは、相談事業を管掌する社会福祉協議会の担当者に相談する。
そして、もしご家族がいるなら、ご家族にも相談したうえで、
ご家族にも、心配や困りごとなどが生じているのなら、
地域包括支援センターにつなぐ。
その先は、地域包括が専門医やその他の専門機関とつないでくれると思います。
こういった感じで、お一人の方を見守る輪を作っていきます。
実は、こういったことの地道な取り組みが
地域包括ケアシステムにつながってきますし、
実のある地域ケア会議に発展します。
そのためにも、一人で抱え込むことはご法度です。