2014年1月13日月曜日

思い入れが強くても冷静さも

昨日は、
兵庫県介護支援専門員協会のチームケア推進研修の神戸会場でした。

グループワークの中で、「利用者の思いに寄り添う」とか「利用者の意向を尊重して」とかの言葉が聞かれます。
利用者の望む暮らしを目指すためには、利用者の思いを大切にすることは重要です。
なので援助職者は、
ある程度、利用者への思い入れがないと仕事がしづらいものです。利用者の応援団の一員ということです。

ただし、時として思い入れが強過ぎると、利用者の代弁を行おうとする際に冷静さを欠いてきっちりと言語化ができないことがあります。

先日テレビで"すべらない話し"を見ていて、タレントのほしやんさんの話しを聴いて大笑いしながら感じたことです、、、
ほしやんさんが、「おねしょしない」と普通のパンツをはいた子どもと一緒に寝ることになり、万が一おねしょしちゃっても子どもが寝ぼけている内にパンツを履き替えさせて、朝起きだ時に「失敗しなかったなぁ」と褒めてやろうと思い、息子さんの股間を度々チェックしながら寝たそうです。
ところが息子さんは、夜中じゅうお父さんに股間を触られて怖くて寝れなかったそうで、その事を幼稚園で先生に打ち明けました。話しを聞いた先生は、父親による虐待を疑ったようで、呼び出した両親にその事を確かめようとしたときに、ほしやんさんの妻は、ほしやんさんの親心を疑われた事がショックで怒り心頭に発し「この人は本当にいい父親で、いつも子どものことを考えてくれる人なんです。それなのにショックでした。」と言ってしまいました。
そうです、夫に対する思い入れが強く、怒りのために冷静さを欠いたために「それなのに疑われてしまいショックでした」の肝心な「疑われてしまい」を飛ばしてしまったので、全く逆の意味になってしまったのです。

そう、思い入れが強くても冷静さを欠いてはいけないのです。

時々、思い入れが強過ぎて失敗しているケアマネジャーさんを見ませんか?(^_^)

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