2012年9月30日日曜日

台風のあと、虹。


 
今日は、
西神戸混声の特別練習を組んでいたのですが、
台風のこともあり延期しました。

家でごそごそしていたのですが、
夕方、雨も上がり
ピースの散歩に出た時に
虹が出ていました。

組織での内部研修の仕組みづくり!!


 
昨日は、 午前中、明石市医師会地域包括支援センターの研修でした。

現業に就かれている方々に
対人援助の基本的なことを
考えていただく内容です。

シリーズの研修企画のところからご相談いただき、
関わらせていただた第1回、スタートです。

人はなぜ、人を支援しようとするのか?
なぜ、自分は対人援助の職を選んだのか?
というところから振り返り、
専門職として譲れない基本的な姿勢
「クライアントに援助者の価値観を押し付けない」
「倫理観を守る」
「情緒的な客観性を保つ」
といったことを共に考える時間を持ちました。

今後、昨日の研修を受けて
クライアントについての簡単なレポートを書いていただき、
それをもとに、グループワークで
クライアントに対する意識を深めていきます。

また、リーダー格の方々には
それぞれ自身の担当するグループの
ファシリテーションをしていただくことで
リーダーとして後進育成に関わる姿勢を学ぶ機会を持ちます。

これからが、楽しみです。

次回の全体研修には
但馬から“はちぶせの郷”の中野穣さんが登場です。

2012年9月29日土曜日

先ずは相手を知ること

昨日は、
神戸市ケアマネジャー連絡会の施設ケアマネジャー研修でした。

講師ではなく、聴講というか、様子見というか、福井県立大学の奥西先生が来られるからというのが一番の理由でした。

研修の中身は、先生が講義をされるというよりは、ほとんどが、事例をもとに既にあるプランを作り直す演習で先生がミニ講義とコメントをされる形で進行されていました。
余談ですが、ファシリテーターを長田ケアの山内さんが、事例の作成提供をアットホームの林さんがするという、かなり豪華な布陣でした。

マイクランなどほんの少しお手伝いしながら、感じたことは、「先ずは、相手のことを理解するということ」そして「考えること」「確認すること」という、非常に基本的なことでした。

相手の思いや強みを理解し、受け止めるところからプランが前向きに変化するということ。
もちろんリスクにも十分留意が必要ですが、そのことだけに意識を引きつけられては、結局管理的なお仕着せのプランができあがってしまうのではないか…と。

誰のプランかといえば、利用者のプランなので、その主体となる人のことを、できる限りその人の視点で理解しようとすることが大切なんだということを改めて学んだ時間でした。



--

2012年9月28日金曜日

受講生さん、仲間、自分も、よく頑張りました(^。^)


昨日は、
25日との引き続きで、
姫路での福祉施設職員研修
「基本的な知識技術の振り返り」を
午前午後と行いました。

いつもと同じことで
対人援助者としての
基本視点を押さえてから(25日)
アセスメントのことと面接に関するお話と
ロールプレイをしました。

ロールプレイのいいところは、
日頃意識せずにしていることに
意識が向きます。
日頃意識していないことを
観察者がフィードバックをくれて、
そのことを受け止めてみると
新たな気づきがあるところです。
ただし、真剣に取り組めば!!

姫路の皆さんは、
いい取り組みをされていたように思います。


晩は姫路から川西に移動して、
事例検討会でした。
こちらも、素敵な仲間と
ガッツリ事例の振り返りをさせていただき
濃厚な時間を共有させていただきました。

さすがに疲れましたzzz

2012年9月26日水曜日

ヘルパー研修、事例の振返り


本日は、
三田市でヘルパー養成研修でした。
「介護事例検討」のコマですが、
養成研修なので、
受講される皆さんはヘルパーとして活動実践しておられる方ではなく、
したがって担当事例はありません。

事例の経験がない方々ですが、
事例の振り返りがいかに重要であるかを一生懸命お伝えしました。
それは本当に重要なことだからです。

個別の対応を求められる対人援助職にとって、
自らのレベル向上や不安の軽減のために、
事例検討は欠かせないものです。
奥川幸子先生は、以前、講演の中で、
「事例の振り返りが私たちの武器なのです」というようなことを
おっしゃっておられました。

今日の受講生の方々が、
実際に介護の仕事に就かれたときに、
実践の振り返りをしながら、
着実によき支援者となられることをお祈りしております。


それにしても、いいお天気でした。 昼食休憩のとき、 郷の音ホールの裏側の武庫川沿いをお散歩しました。

2012年9月25日火曜日

うーん、本日の夕食。


今日は、
午後から姫路で福祉施設職員の方を対象にした研修でした。
テーマは「対人援助の基本的な視点や知識・技術」といったところです。
明後日、続きがありますので、


本日の夕食を、

奥は、
豆腐とズッキーニ、茄子のグラタン。
<器にオリーブオイルを塗って、ズッキーニの輪切りを貼り付け、水切りした豆腐を大きめのさいの目にして並べ、トマトソース(味を好みで整えたやつ)をかけ、茄子を並べ、チーズをたっぷりふりかけ、オーブンで焼く。> 手前は
市販のアボカドソースを使った
エリンギとパセリのフェットチーネ。

まずますの味でした。

2012年9月24日月曜日

ボランティアの秋?!やっぱ変か(^。^;)

今日は、
神戸市西区で
ボランティア入門講座でした。

最近でも「傾聴ボランティア」とかは、 時折呼んでいただいてましたが、 ストレートに「ボランティアとは?」というテーマは・・・
何年振りだろう・・・
少なくとも
フリーランスになってからは・・・、
初めてかも(^。^)

写真は、
西区の平野町から西神方面を
田んぼも色づき
刈取りのを待つばかり。
残暑とはいいながら、
秋になりました。



「〇〇の秋」ってあるじゃないですか、
「ボランティアの秋」てのもいいかなぁ。
なんて思いましたが、
ボランティア活動を秋だけするみたいで変か!

何をいいたいか、っていうのは、
読書や食欲やスポーツ
のノリでボランティア活動に
首突っ込んで欲しいなぁ
てことがいいたいわけです。

きっかけはともかく、
大変なこともあるけど、
いろいろ出会いもあって、
結構楽しいと思うけどなぁ。。。

今日、受講された方々も
お勉強だけでなくて、実践につながりますように(祈)!!

2012年9月23日日曜日

今晩のメニュー

 今晩のメニューは、
チャンプルー!! 

奥に見えるのが、
きのこと麩のチャンプル。
しめじ、エリンギ、舞茸、えのき、シイタケ、と白菜、
麩の炒め物です。

手前は、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、人参、玉子のしゅんだお麩。 前者は、オリーブオイルとクレィジーソルト、醤油がベースです。
後者は、ごま油とガーリック、醤油がベースです。

写真は、 忘れていて 半分くらい食べた後です。(´.`;)

2012年9月22日土曜日

楽しく歌うこと

今日は、
土曜日で西神戸混声合唱団
通称「西混」の練習日です。

通常は夜なのですが、
祝日は会場の都合で昼間となります。
本日も見学の方が3名も来られ楽しく練習できました。

楽しく歌うためには、
まず、歌が好きであること。
そして、前向きに歌うこと。

難しいのは、そこのとこです。
歌いだして、その曲が好きになってくると、
「聴いてくださる方に、こんなことを伝えたい」と感じるようになり、
そのためには「もっとこういう風に歌いたい」とか
「こんな声で歌いたい」とか思います。
すると、思うような感じで声が出なかったり、
表現したい歌い回しが出来なかったりすると楽しくなくなります。
それこそ音を正確に出さないとハーモニーとして表現できないし、
もとより美しくないので不快な感じがする。

そうしたらどうする…、結局、
息の入れ方、
声の出し方、
響かせ方、
歌い方等々を丁寧に実行していくしかありません。
もちろん伴奏や他の声部も聴かなければなりません。

そのために練習してますし、

そう、楽しく歌うためには、大変なこともあります。
それは、歌う仲間と乗り越えていきましょう。

あれ、なんか奈良のケアマネさんの研修で最後に喋ったことと似てるなぁ。。。

秋風とともに・・・

この二日ほどで、
めっきり秋っぽくなってきました。 
涼しくなるのを待ってたかのように
エアコンが作動しなくなりました。
思えば、、、
この家を建てて早10年、
エアコンも10年、
お疲れさまでした。

前の時みたいに、
しばらくしてつけたら
復活してないかなぁ…

2012年9月21日金曜日

受講生のノリ、奈良での研修

昨日、今日と奈良にケアマネさんの専門研修1でお邪魔してます。
ご存知の方はご存知だと思いますが、稲松の研修はインタビューも含み遊び心満載です。(^o^)
こういった研修の場合、受講生の皆さんがどれくらい前向きにかかわってくださるかが、学びの深さにも影響します。
講師としても色々と手は尽くしますが、最後は受講生さんの姿勢や態度による部分が大きいと感じています。
そういう意味では、今回の受講生の皆さんはトップレベルの受講生です。受講生の皆さんのノリがいいと講師のノリもよくなります。
面接と同じで研修も共同作業なんですわ(^◇^;)

2012年9月19日水曜日

ケースカンファレンスin兵庫

今日は、
兵庫県福祉センターで
「平成24年度 福祉サービス利用援助事業 ケースカンファレンスin兵庫」
という研修会にアドバイザー的な立場で呼んでいただきました。

アドバイザーとしての参加でしたが、
私自身が非常に学びの多い時間を共有させていただきました。

奥川幸子先生が来られる予定で、
3年ぶりくらいにお会いできるのを楽しみにしていたのですが、
ご都合により急遽来られなくなってしまったので残念でした。

それでも、講師に山崎美貴子先生がお越しになり、
最終的なまとめのコメントをいただけるので、
稲松は、前座で自分自身の見立てや感想を自由に話させていただけました。
山崎先生は、
神奈川県立保健福祉大学の顧問というお立場で、
テキストの執筆者としてまたいろいろなシンポジウム等で
お名前を拝見する雲の上の方というイメージでしたので、
大船に乗った気持ちでコメントさせていただけたというわけです。

それにもまして、山崎先生の細やかな確認作業と
それに基づく深い洞察に基づくアドバイス。
ものすごく勉強になりました。
守秘義務があるので内容には触れられないのですが、
先生のことばの選び方も
「どうして、こんなピッタリな選択ができるんだろう?」って、
午前午後と濃密な時間を過ごしました。

「聴く」というケア

昨日は、
午後から南あわじ市で
ケアマネジャーさんの研修。
テーマは「サービス担当者会議と事例検討会」

夕方からは垂水のディアージュ神戸さんで、
職員研修。
テーマは「グリーフケア」

全然違うテーマなんですが、
両方の講義で話したことの中での共通項。
「聴く」ということの重要性。

カンファレンスやミーティングでは
自らの意見を伝えることは重要です。
同じように重要なのが他者のメッセージを聴くこと、
グリーフケアは、そのもの「聴く」ことそのものがケアにつながります。

日頃の支援や生活の中で、
「聴く」ということを少しだけ意識してみてはどうでしょうか?

2012年9月17日月曜日

人を、勝手に理解しない。

今日は、
午後から連合いと一緒に、
買い物というか、、、
来年の手帳等を物色に
三宮に行ってました。

その後、
尼崎のらくらく苑っていう施設の
職員研修会に行きました。
テーマは「対人援助の基本的な態度」についてですが、
相手の事ばかり見てても始まりません。
自分自身の事もかえりみないと、
相手を理解している主体である自分自身が
どのようなことを感じ、考えているのか。
それは重要です。

ロフトやナガサワに手帳や文具を見に行ったのです、
機能とデザイン、優れものが並んでいます。
連れ合いは機能重視ですがデザイン性も要求します。
私の場合は、
以前から使っていたタイプ、使い慣れたものに
やっぱり目が行きます。(自分を変えたくないタイプなのです)
頑固とも言えますが、
それなりのこだわりですな。
それでも、小さい文字が見えづらくなってきたので
今のものより一回り大きな手帳に変えました。
カバンの中で場所を取るのですが
見えづらいのは困ります。
ペンをさす部分がちゃちいぃので、
ブックバンドタイプのペンホルダーもゲット。
以前受講生の方が持っているのを見て
欲しいなぁ・・・と思っていたスタンドタイプのペンケース。
ちょっと奮発して買った、消せる三色ペン。

こうしてみると結構バラバラな感じ。
でも、その時の私の思いなんです。
少々バラバラでも
私の好みなんです。

他者の行動を勝手に解釈しない、
負の方にも、正の方にも
その時の、その人の思いがあるのですよ!
そのことを、そのまま、あるがままに、
まず受け止めてあげるって、大事ですよ。

2012年9月16日日曜日

グリーフケアの資料作りで感じてしまいました。

今日は、
基本的にはオフでした。
朝夕のピースの散歩と夕飯の買い物以外は家におりました。
お昼も、乾麺のお蕎麦で済ませたし。。。

絶対に、本日中に仕上げねばという資料。
某有料老人ホームの職員研修会のもの、、、明後日。
担当さんごめんなさい。

テーマは「グリーフケア」
死別の悲嘆に対するケアのことですが、
在宅にしろ施設にしろ、
ターミナルケアの取り組みが進められています。
介護保険でも加算がついたりして。

しかし、死別後のケアが語られません。
今日、資料を作りながら、
以前、ターミナルケアの研修会でお出会いした
男性の言葉を思い出しました。妻を看取られた方です。

「稲松さん、エンジンってご存知でしょう?!
エンジンはフル回転で動かしているのを急に止めると壊れてしまうんです。
妻のターミナルケアはまさにフル回転でした。
亡くなったとたんに、動かなくなってしまうんです。
まるでエンジンのように壊れてしまった自分が、、、
ほんとに空虚な感じです。
今まで関わったサービスとの関係は切れ
昨日まで妻が寝ていたベッドもありません。
非常に大きな空間が残され。私もいる。」
みたいなことだったと思います。

残された、遺族の方々への支援は
ターミナルケアを推進するならセットのものとして必要です。
その部分へのアプローチなしに看取りのみを推進すると
空虚感を伴った壊れたエンジンのような人たちを作ってしまいます。
いわば救われない不幸せな人たちが新たにできることになります。
どこかの社会保障学者が「介護保険は福祉ではない」とおっしゃってましたが、
公的扶助としての福祉ではなく、対人援助としての視点から見ると
不幸せな人を減らし、幸せな人を増やすのが国の福祉の視点ではないかと思います。
その時に、財源のことだけではなく(もちろん財源の議論は欠かせませんが)
グリーフケアだけでなく、
サービスにつながらないケアマネジャーやSWの相談の仕事も、
目に見えないけれど、対人援助には不可欠の関係性での仕事に対して、
国や国民はもっと目を向けなければならないのではないでしょうか?
と、感じてしまったわけです。(前から思っとるんですけど)
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

2012年9月15日土曜日

ミュージカル・・・

今日は、
西神戸混声の練習日。
客演の益子務先生の練習日です。

テキストは「WESTSIDE STORY」と「OLIVER」
ミュージカルナンバーのメドレーです。

最近、オリバーを中心に練習されていたので、
ウェストサイドは久しぶりです。
練習前に一応は楽譜を見てから行ったのですが、
ものの見事に英語の歌詞が、、、
舌が回らへんかったり、縺れたり、、、
常日頃から、繰り返さんならんですわ(´~`; 反省。

来年の6月までには、
ちゃんとモノにしてみまっせ!!

あぁ、云うときますけど、
踊りはありまへんで!!

2012年9月14日金曜日

事例検討会・・・inあかし

今日は、
晩方に「気づきの事例検討会」のDVD学習を明石でしました。

明石のメンバーの中には
私より早く学び、
事例検討会に関わっていた方々もたくさんおられるのですが、

現在の“推進員”さんの取り組みとして、
新たな取り組みの始動です。

地域包括支援センターも取り組んでおられ、
前段、そこんとこの学びにも関わらせていただき、
職能団体としてもそこからのバトンタッチ的な取り組みです。

地域包括・行政と職能団体がこういった連携が取れることが
地域包括ケアの推進にも絶対役立つと思うのですが、、、
行政の依っては、そんな地道な取り組みは眼中にないところもあるようで
愚痴になってきたので、この話は止めて。

来月に向けて基本的な知識の自主学習会です。
学習発表会ををして、事例シートの作成に全員が取り組み、
その振返りもした後で、
12月に事例検討会の体験ができるかなぁ・・・の予定です。

2012年9月13日木曜日

アセスメント、多角的に理解する

今日は、
加東市のケアマネジャーさんの研修
研修名は、
平成24年スーパーバイザー研修
キャッチコピー?は、
「自立支援型ケアプランを目指そう!!」・・・かな?
今年度のテーマが、
「ケアマネジメントを見直そう!」
本日のテーマが、
~アセスメント機能~
という複雑なポジションの研修、、、

前半は、おさらいの意味も込めて、
ケアマネジメントの構成要素や機能。
基本的視点等を振り返りました。

後半に、アセスメント機能について考えました。
アセスメントは、大ざっぱな言い方をすると
「情報を集めて、
それを評価分析して、
課題となっていることを
明るみにする作業」

なぜ?
それをしないと
より適切な解決方法が考えにくいから。

何のために?
クライアントの生活が
クライアントにとっていい方向に変化することのために。

どうやって?
専門的な視点や原則、知識や・技術を駆使した
相談援助面接を通じて。

どのような情報を?
多角的に、、、本人に起こっている事実、
その事実をどのように感じているか、
それがどのくらい支障になっているか、
これまでどのように対応してきたか、
周囲がどのように関わってきたか、
まだまだ項目はあるのですが、、、
現在だけでなく、過去のことも、今後に対する思いも、
本人だけでなく家族の思いや、
家族間のシステムも。

情報を集めればそれでいいの?
その情報を統合していく中で、
問題の背景にどのようなことが起こっているかを
明確にする、要するに課題を見つけ出していくところまでが
アセスメント。

2012年9月12日水曜日

地域生活支援

今日は、神戸市の障がい者支援センター職員の研修でした。
地域の課題をどのようにキャッチするかなんですが、いきなり地域の課題といって把握できるものではありません。
コミュニティワークを実践しようと思うならケースワークが理解でき、その上で、って話しです。
バスケットボールをされた方なら、ゾーンディフェンスをしようと思うならマンツーマンディフェンスができないとダメ。って感じなのです。
地域生活支援を考えるのであれば、個別援助の考え方や方法が解っていなければ困難です。
その辺りの事情を国や行政は分かった上で動いているのでしょうか?
いずれにしても、現場で働く人は本来の目標や課題を意識しながら地道に仕事をするしかありません。ゆっくりと前向きにo(^▽^)o

2012年9月11日火曜日

外に干せたのになぁ。っていっても仕方ない。

今日は、
お家仕事でした。
午前午後に面接。

朝、一番で連れ合いと娘が出かける用事があったため、
珍しく、洗濯物を干しました。
いつもは、
朝ご飯の洗い物、片づけを担当することが多いのですが、
今日は、久しぶりに!!

ところが天気が悪いので
浴室の脱衣場に干さねばならない。
実際、テンション下がります。
でも、仕方ない。雨やから!

ところが、午後から日が射してきよった。
どういうこっちゃねん!!

って、いらだったところでしょうがない。
今日は、そういう日やねんなぁ、、、
と、切り替えました。
でないと、その後の行動がいちいちオモシロない。

云うてもしょうがないことを、
云うても、
楽しい気分にはなりませんなぁ。

2012年9月10日月曜日

準備するということ

今日は、
基本的にはオフでしたが、
兵庫県介護支援専門員協会南播磨支部の
「気づきの事例検討会」の日だったので
顔を出させていただきました。

今日から2期生が取り組み返しということで
川口先生が導入の講義をされていました。

その後、2期生の方は別室で
早速、テキストを読んでの勉強会をされ、
1期生の方は、
7月に開催された検討会の振返りをされていました。

コメントを求められましたが、
7月参加できていませんので
内容に関するコメントはできないのですが、
振返りの学習で何を学ぶのかが不明瞭に感じたので
もし、丁寧に振り返ることで質問の流れや、
どういった質問で臨床像が深まるのか、
といったことを学ぶのであれば、
検討会の記録があればいいかもしれません。
とだけお伝えしました。

私の後の川口先生のコメントで、
「事例検討会をするにも準備が大切ですが、
振返りの学習をするにも、何らかの準備が要りますね。」
というようなことをおっしゃってました。
(いつもの優しくソフトな語り口調で!)

そうですよね、いいものにしようと思えば
やっぱり準備はいりますよね!!
と、ギリギリになって今朝がた資料を作っていた自分を見つめていたのでした。
ピース、そんな目で見ないで!!

2012年9月9日日曜日

決めてもらえるのは楽!!

今日は、
午前に1本、午後に1本
スーパービジョンが入っていました。

利用者さんやご家族が、
今後の事について色々と決めてくれれば楽ですが、
皆がみんな、明確に決めてはくれませんよね。
決めてくれる人の方が、圧倒的に少ない。

そこで、
どうするのかを決めていく作業につきあうのがしんどいんですよ!!
ケアマネジャーは!!

そんな簡単にはいかんですよ。
国が考えているようには、

今晩、稲松家は
私が買い物に出る前に
連れ合いが、
「たこ焼きにしよか? なんか食べたい気がする」って、
献立も、考えるのは大変やけど
決めてくれると楽です。

ただ、クライアントの暮らしは
クライアントが決めてくれないとねぇ。
その力を持っていないクライアントのときは、
付き合わんならんので、、、
大変やねぇ・・・・・・・



2012年9月8日土曜日

“気づきの事例検討会inひろしま”

今日は、
広島介護支援専門員協会さんの研修会でした。

広島までは新幹線でいきましたが、
初めての広島なので少しでも広島を楽しもうと思い、
広島駅からは“広電”(路面電車)で会場まで行きました。
「路面電車なんてすいてるんやろうな、、、」と思っていたら、
結構な乗客で満員状態!
市民の足といわれているのがわかりました。

研修の方は、
午前中、気づきの事例検討会の導入研修で、
「なぜ事例検討会をするのか、
どうして兵庫では“気づきの事例検討会”
を推奨するのか」について講義。

午後からはDVDを使って
「“気づきの事例検討会”の形を知る」
について学びました。

午前午後とも非常に熱心に
学んでおられました。
特に午後からは、
俗にいう眠たくなる時間帯、
DVDで薄暗くなる中、
一人として舟をこぐ人もなく、
熱心に視聴し、
ちょっとしたグループワークにも
積極的に発言されていました。

あとは、何人かの人でも
実際に事例検討会をやりたいと思う人が出てくれば良いのになぁ、、、
と感じるばかりです。
広島の皆さんご連絡をお待ちしております。

研修終了後、
帰りの新幹線まで時間があったので、
わがままを聞いていただき、

車で平和公園と

原爆ドームを
プチ観光させていただきました。


原爆ドームを眺めていると
何か目頭が熱くなってきて
こみあげてくるものを感じている自分がいました。

世界の平和を祈る瞬間でした。

お忙しい中、
ご配慮いただいた渡部さん、
本当にありがとうございました。

2012年9月7日金曜日

自分の仕事

今日は、
昨日の続き、専門Ⅰの対人個別援助技術でした。

本日は、ロールプレイ込みで
結構いろいろと演習(遊び)してもらいました。

受講された皆さんが
結構乗りがよく、
笑顔も絶えない
素敵な研修でした。

自分の仕事の
目標
目的
どこに手を入れればよいか

ケアマネジャー自身
自身を振り返り、
今後の歩みを展望するとき
進化していくんやろうと思います。

そのためには、
事例(職業人としてかかわったケース)を
振り返ることが大切です。

田辺の研修

昨年からお世話になっている研修。
対人個別援助技術の研修ですが、、、何回もお伝えしているように、基本的なコトが理解されていないのに、、テクニックをお伝えしても何の価値もみい出せません!

2012年9月5日水曜日

同じ価値観でも立場違えば・・・それを確認するのもアセスメント

今日は、
午前中に面接がありました。
そこで感じたこと。

家族関係をアセスメントする際に、
例えば、「兄弟同士で仲が今一つ」というような場合、
「なぜ、この兄弟は仲が悪いんだろう?」
と考えますよね。ここ、考えるとこです。

認知症のお母さんを介護しているのは、
もともとの父母の家に住む三男、
次男は、遠方に住んでいる。
長男は幼少のころに死亡。
四男は三男のところに居候みたいな・・・
次男と三男の仲が今一つというケース。

このお二人は、
昔ながらの家父長制的な価値観をベースに持っている。

長男は早くに亡くなっているので、実質の長兄は次男。
なのに実家に住み、母親の面倒を見ているのは三男。

亡くなった父親との関係から遠方に行った次男。

三男は、本来、親の面倒は長兄が見るべきと考えている。
が、実際は自分が見ている。

本来の自分たちの思いと、実際がねじれてしまい、
お互いに、感情の部分で折り合いがつけられないとすれば、
なかなか母親のために協力してとはならない。

このようにたとえ同じような価値観を持っていても、
それまでの経緯や立ち位置でうまくいかない場合があります。
そのことを知ったうえで、
仮説を立てて、検証していくことで
問題の背景が少しずつ明るみになってきます。

2012年9月4日火曜日

施設でのボランティアはお客さんではありません。

今日は、
東灘社協さんで「傾聴ボランティアさんのフォローアップ研修」でした。
研修というか情報交換会にアドバイザー的な立場で参加しました。

参加されたボランティアさんは、
「電話によるお元気確認+話し相手」をされていたり、
特養、老健、ケアハウス、有料老人ホーム、小規模多機能で
「施設利用者の話し相手」をされていたり、
それぞれ実践をされている方々。
しかも、こういう企画に参加される方なので、
前向きで、意識の高い方だと感じました。

皆さんそれぞれに、やり始めた頃の不安や
実際に、活動してみての感想などを出し合いました。

その中で、多く聴かれた内容で
「一所懸命に取り組んでいるけれど、この活動を続けていいのか?お役に立っているのか?」
というものでした。
この不安・感想の理由は乱暴に分けると2つあるように思います。
一つは、傾聴という基本的に話を聴くという目に見えた成果が得られにくい活動であること。
もう一つは、施設側のスタッフがフィードバックをしていないこと。

この二つの課題について、施設側の対応で解決できることのように感じます。

「今日はありがとうございました。利用者さんが楽しみにされてましたよ。」とか、
「お話のボランティアさんが来られた後は落ち着いておられます。」とか、
活動に対するフィーどバックをすることです。
話を聴いていると、ボランティアさんから施設に活動報告を求めているところが多いようですが、
施設側から積極的にフィードバックされているところは少ないように感じました。

プラスの面ともし改善してほしい点があるなら、丁寧にフィードバックしなければ、
ボランティアさんはお客さんではなく、外部からの自発的な支援者です。
外部の人が勝手にやってきて利用者さんに関わっているのではなく、
ある意味施設利用者のニーズにこたえるために来ている協力者です。
ケアプランに関わるチームメイトともいえます。

施設ケアマネジャーさんで
利用者さんのニーズに「ゆっくりと話を聴いてほしい。」というのがあるようなときに
一つの社会資源として傾聴ボランティアさんはありだと思います。
担当者会議にも参加してもらって、
基本的には、ご家族にも面識がある方がいいと思います。

医療との連携はもちろんですが、
様々なサポートを担える人たちはたくさんおられます。
支援のプロは視野を広げて、
本当の意味の社会資源を知って
チームを組むことを考えたいものです。

2012年9月3日月曜日

研修前に、美味しいお蕎麦!!

今日は、篠山で研修でした。
「篠山市介護サービス事業者連絡協議会支援サービス部会」
のケアマネジャー研修で13:30~16:00過ぎまで
「実践に役立つ対人援助技術」というテーマで
基本的な部分とアセスメントのお話しをさせていただきました。
お伝えしたいことは、2日前のブログでも書いた通り
「基本的な、基礎の部分を横っちょに置いといて、応用部分は身に付かない」ってことです。

さて、本日のブログは美味しいお蕎麦屋さんの紹介。
少し早めに家を出て稲美町から小野、
175号線を北上し、加東から通称デカンショ街道を北東に、
古市の踏切手前を北に上がったところにあるお蕎麦屋さん。
「一眞坊」
普通の古民家です。


中は囲炉裏があって、
神棚があって、
ほんとに昔のお家みたいです。


注文はもちろん“もりそば”

写真ではわかりにくいのですが
少し緑がかった麺。
一口目は何もつけずに
そのままいただきました。
口の中に広がる蕎麦の香り

十割そばなのに
こしと歯ごたえがあって、
のどごしは
つるつるとして美味しい。
蕎麦湯も、しっかりとして美味しかったです。

注文してから
お蕎麦が来るまで、
食べはじめてから
蕎麦湯をいただくまで、

窓からの長閑な景色を見ていると
ゆっくりとときが流れていくのを感じます。
贅沢な時間でした。

12月までは現在の場所ですが、
来年の1月には
今田町釜屋に移転するそうです。

2012年9月2日日曜日

意識以外の部分・・・箱庭

今日は、
東播磨カウンセリング研究会の1日ワークでした。
毎年、9月の第1日曜日に「箱庭」の学びをしています。

右のような、
内側を青く塗った箱に砂が入ったものに、
いろいろなパーツを並べて作品を作ります。
パーツは決められたものはありませんが、
ミニチュアのおもちゃや、フィギュア、
何でもよいといえば、何でもよいのですが、、、
砂を動かして箱の青い色を出せば
川や池や海に見立てることが出来ます。

絵を描いたりしないので
他の心理療法より
とっつきやすいと思います。

が、なかなか奥は深い。
「この辺り、さびしいから何かおきたいけど、、、置けない」とか
「理由は思いつかないけれど、どうしてもこのパーツを置きたい」とか
要するに、自分の意識以外のところがはたらいているのを感じます。

本日の私の作品。


かなり意識して、
作品を作りました。

別に意識せずに、
思いつくままにおいても全然構いませんし、
通常そうすることの方が多いかもしれません。


真上から見たところです。

かなり意識して、
曼荼羅のような作品を作りました。

でも、
なぜこの部分に
このパーツが来たのかは、
私の意識の外のように感じます。

ただ、
パーツを並べるだけなのに、
作品を仕上げたときは
とても疲れています。
それだけパワーのいる作業なんだと思います。

人は
無意識のうちに作業を進めていることが結構あるのかもしれません。
青い空に
雲がいろいろな作品を作りますが、
風という気ままな者の仕業のように、
私たちの意識や暮らしも
流れているのかもしれませんね。

2012年9月1日土曜日

基礎が解ってこその「応用編」

本日、午前午後と神戸市ケアマネジャー連絡会の研修でした。
「対人援助の技術・価値」研修会【応用編】~実践力を高めるために~
8月11日の研修の続編的なものです。

前回が基礎編で、今回が応用編ていうことで
ずいぶんレベルをあげて難しいことをした見たいですが、
実際は、
基礎的なことでした。
今回の2回の研修では
「高齢者援助における相談面接の理論と実際(第2版)」渡部律子、中央法規をテキストに、
前回、第1章を基礎編として取り上げて5時間かけて取り組みました。
今回は第2章「援助関係を形成すること」をテーマに、
5時間かけて、援助されることについて
要するに、バイステックの原則について演習を繰り返しながら再考し、
援助関係ができてきたときサポートが起こってくることを学びました。

本当に基礎的なことです。
ただ、基礎を理解してこそ、
そのことを実践に応用できるのですから、
頭では解っていることを、実際の支援の経験を振り返ることで
意識づけ、次の支援に結び付けていく。

ただ教えてもらうのではなくて、
考えながら進める(前回学んだ知的能力を使う)ことで
思考するプロセスを経て気づいていく作業に取り組みました。

何回でも言います。
基礎を繰り返し学ぶことで、日頃の実践を振り返り、
そこでの気づきが、次の実践のレベルを上げる。
そのことを繰り返していくところに、応用力がついてくる。
受講された皆様お疲れさまでした。
今回の講座は2回でしたが、
今後、アセスメント・面接技術へと学びを続けてくださることを信じています。