2012年9月1日土曜日

基礎が解ってこその「応用編」

本日、午前午後と神戸市ケアマネジャー連絡会の研修でした。
「対人援助の技術・価値」研修会【応用編】~実践力を高めるために~
8月11日の研修の続編的なものです。

前回が基礎編で、今回が応用編ていうことで
ずいぶんレベルをあげて難しいことをした見たいですが、
実際は、
基礎的なことでした。
今回の2回の研修では
「高齢者援助における相談面接の理論と実際(第2版)」渡部律子、中央法規をテキストに、
前回、第1章を基礎編として取り上げて5時間かけて取り組みました。
今回は第2章「援助関係を形成すること」をテーマに、
5時間かけて、援助されることについて
要するに、バイステックの原則について演習を繰り返しながら再考し、
援助関係ができてきたときサポートが起こってくることを学びました。

本当に基礎的なことです。
ただ、基礎を理解してこそ、
そのことを実践に応用できるのですから、
頭では解っていることを、実際の支援の経験を振り返ることで
意識づけ、次の支援に結び付けていく。

ただ教えてもらうのではなくて、
考えながら進める(前回学んだ知的能力を使う)ことで
思考するプロセスを経て気づいていく作業に取り組みました。

何回でも言います。
基礎を繰り返し学ぶことで、日頃の実践を振り返り、
そこでの気づきが、次の実践のレベルを上げる。
そのことを繰り返していくところに、応用力がついてくる。
受講された皆様お疲れさまでした。
今回の講座は2回でしたが、
今後、アセスメント・面接技術へと学びを続けてくださることを信じています。

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