2012年8月31日金曜日

「講話」・・・いやいや、「お願い」(^.^;

今日は、
有料老人ホームのディアージュ神戸さん出会仕事でした。
職員の皆さんの研修では以前からお世話になっていたのですが、
本日のプログラムは、住宅等にお住いの方向けの介護情報講話。
タイトルは、
「老いを上手に迎えるために」
私なりに、今まで出会った方々の事や、
身体的に衰えても、人は身体だけでなく、
心の部分や社会とのつながりの部分からの視点で
価値はたくさんあること。
何かする「行為」的な価値以外に
居てくれる「存在」的な価値もある。
そのような価値も視野に入れたうえで
老いていくことと折り合いをつけていく
そして自分らしい最期を思い描く、、、
みたいな話をさせていただきましたが、

考えてみたら、
自分は今から本格的に老いて行く身。
受講されている方は、「老い」の体験を持つ方々。
「は、はーっ」って感じです。
講話というより、
「私の老いの道のお手本になってください。」
とお願いしている感じでした。

一番前で熱心に受講されている方は
御年92歳。矍鑠とした、それでいて優しげな紳士。
この方に、「老い」について説いている自分。
何と大胆なお仕事を受けてしまったのだろう・・・
まっ、丁寧にお話しするしかないと開き直りはしたものの、
帰りの信号待ちで明石海峡大橋を見上げながら、
ふと、「まるで、この橋に向かって淡路島に渡る方法をお伝えしたみたい。」って思いながら
あー、混乱してきた。受講された皆さんありがとうございました。

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