2013年11月28日木曜日

苦情処理担当者にケアマネジメントを知ってもらう


本日は、

兵庫県国民健康保険団体連合会の行う

介護保険苦情処理担当者の研修会でした。

ケアマネジメントという支援の考え方やケアプランについての基本的なお話し。


いつもの通り、

ケアマネジメントの基本的なお話し、

目標や機能、プロセス等々についてお話しして、

それにまつわるエトセトラをお話ししました。


エトセトラは、、、

アセスメントのむつかしさ

社会資源のコーディネーションについて

そしてチョコッとコミュニケーションの話しも


75分という尺でしたから、

突っ込んだところまでいかなかったのですが、

介護に関する苦情の窓口となって、

解決するポジションの方々に

ケアマネジメントという介護保険制度の利用の根幹の

考え方や仕組みについてわかってもらった方が、

苦情に対して対処療法的に解決するのではなく

「どのようなプロセスの中で苦情が作られたのか」

という視点で関わっていただけるのではないかと思いお喋りしたのでした。

2013年11月27日水曜日

バイステック


今日は、

午前中にSV面接。午後、小野市で某法人のケアマネジャーさんの研修。晩、SV面接でした。


稲松は、基本的な知識や技術についてのお話しが多いのですが、

本日の小野市の研修でも、対人援助のお話しでした。

現任のケアマネジャーさんの研修ですので、

基本的なことはご存じですし、

そのことでお仕事されているはずです。


ところが、

バイステックの7つの原則について尋ねると

「知っています」

と答えはります。

「では、お願いします」

っていうと、

「覚えてません」

という。


どういうこと???


こういうことは、今日だけでなく、

覚知の研修会場で起こってます。


バイステックの原則は

実践のために必要不可欠だと感じていますが、

そうではないのでしょうか?

知っているけれども

実践とどう結びつくのかが分からないのでしょうか?

覚えているだけではダメなんです。

体(からだ)に染みついていないと!!


基礎ですから!!!

2013年11月26日火曜日

支援者だって人間だからサポートは必要なんです。


今日は、

宝塚の社協の3地域のケアマネジャーの研修。

今週、来週、再来週と3回で事例の振り返りについて学びます。


事例検討は、事例の振り返りを通して

自分の支援経験を検証し、

今後の支援について考えるわけですが、

ただただトレーニングの場だけではありません。

トレーニングと同時に、

しっかり支援で来ていたところや、

結果としては芳しくないんだけれど

一生懸命踏ん張れたところを

承認して、支える場でもあります。


ただし、よしよしと慰めるのではなくて、

できているところや、頑張っているところも

振り返って欲しいのです。

クライアントのストレングスを観ることと同じく、

支援者だってストレングスを強化する視点は必要です。


クライアントにサポートがいるように、

支援者にもサポートが必要だということを忘れてはいけないのです。

2013年11月25日月曜日

馴染みの関係を作り出す


今日は、

京都府向日市の社協の取り組みである

地域サポーター養成講座に呼んでいただきました。


この取り組みは、

地域におけるボランタリーな高齢者等の見守り訪問や

付き添い活動をする人材育成講座です。


既に活動されている方々もおられます。


活動を継続してくると

馴染みの関係が生まれてきます。

もともとは社協が仕掛けた組織的なボランティアでも

個々に活動を継続してくると

そこにはパーソナルな関係ができてきます。


そうすると

大枠でのインフォーマルサポートではなく、

パーソナルなインフォーマルとなります。

この活動が定着してくると

一人住まいの高齢者でも

馴染みのインフォーマルサポートが確保できる可能性が広がります。


少しずつでもこういった活動の輪を広げることは重要だと感じました。

2013年11月24日日曜日

「聴く」ということ


今日は、

午前、午後と面接がありました。

その後の作業は、働き者で優しい仲間のおかげで免除となりました。


午前の面接は、スーパーヴィジョン。

午後の面接は、どちらかというとカウンセリング。


基本的にはどちらもお話しを聴くのですが、

スーパーヴィジョンの場合、

聴くことのほかに訊くことが入ります。

課題に関して、前回から今回までの状況を聴かせていただき、

本人の思いを聴かせていただき、

それらの報告に関して、フィードバックさせていただき、

また感想や気づきを聞かせてもらって、

今後の取り組みを確認していく。


午後は、

基本的にひたすら聴きます。

確認や感じたことはお伝えしますが、

姿勢としては、じっと聴きます。


どちらも、

聴くということがベースです。

どちらにも言えることは、

「聴く」という活動は結構エネルギーを使うということです。

積極的に聴けば聴くほど、

エネルギーを使います。


そう考えると、

面接の後疲れていないときは、

しっかりと聞けていないのかもしれません。

パーツに分ける


昨日は、

午前中にSV面接が一本、

午後からは西神戸混声合唱団の練習でした。
(通常、18:00からの定期練習ですが、祭日なので昼間でした)


SV面接で事例を振り返るときに

クライアント本人の人となりを理解したり

家族の状況を掘り下げたり、

例えば、家族の理解を知るときにも

それぞれの人間を分けて理解する視点が必要です。

そして、その別々の情報を

つなぎ合わせて、個々の人たちのさらなる理解と

関係性を観ていきます。

そう、家族の関係性を捉える場合には、

パーツともいえる個々人の情報を個別に見ることが必要です。


調度、コーラスの練習で

全体をまとめる前に、

それぞれのパートで練習をするように。


注意が必要なのは、

パーツだけに目が行くとハーモニーが難しくなることです。

家族の中の、一定の人にだけ思いを募らせると

家族全体の関係性が見えなくなることです。

そのバランスは重要だと感じています。

2013年11月23日土曜日

神戸市老人福祉施設連盟相談員会一泊研修inかがわ


昨日・一昨日と

タイトルの研修で香川県東かがわ市に行っておりました。

今年度は、

6月の総会後の研修、今回の合宿研修、来年3月の最終研修と

年度3回の研修に関わらせていただいてます。

テーマはずばり「対人援助」

今回は面接をメインテーマに研修7割、親睦3割。

(「数字が逆ではないか」との声も聞こえそうですが、、、)

充実した、楽しい学びの時間を共有できたと思っています。

1日目バス移動の淡路島での休憩。明石海峡大橋。

「ベッセルおうち」という宿泊施設にお世話になりました。

瀬戸内海に面した、景色の綺麗なところで、

小豆島が見えてました。

2日目。ロールプレイ
最期の振り返りのグループワーク

帰りにはイルカとの触れ合いを楽しんで

大鳴門橋たもとの道の駅で休憩して帰ってきました。

2013年11月20日水曜日

基本的なこと


今日は、

奈良県橿原市社協の地域包括支援センターさんで

ケアマネジャー研修でした。

テーマはアセスメントについてです。

再起作成したパワーポイントを用いて

電話でのインテーク事例で質問を組み立てていく演習をしました。


クライアントの語る内容から

何が明確になったのか?

まだ何が不明瞭なままなのか?

ということを意識しながら、

次にどのように質問をするのか?


そこにはコツというよりも、

基本的な知識や理論を

技術として丁寧に実践しようとする

意識が必要です。


そのためには

先ず、基本的なことを知識として

からだに染み込ませる必要があります。

例えば「バイステックの原則」

そのことを横に置いといて、

質問の仕方を学んでも

実践ではこけてしまいます。


基本的なことは、飛ばしてはいけないのですよ!!

2013年11月19日火曜日

予防接種


今日は、

兵庫県の老人福祉視閲リーダーゼミナール3日目でした。

事例を振り返る意義やサービス担当者会との違い、

方法や留意点について学びました。


研修終了後、

主治医のもとに定期受診に。

体調もよいのでインフルエンザの予防接種!


組織に勤めていた時には、

職場で売っていましたが、

フリーランスになってからは、

自分で受診して打たねばなりません。

仕事に穴をあけるわけには行きませんので、

勤め人だってそうなんですが、

フリーランサーは基本、代役がおりませぬゆえ。


予防をしときませんとね(笑)

地域で生きる


昨日は、

神戸市のLSA,SCS,見守り推進員の新任研修でした。


ソーシャルワークの話しと

地域包括ケアのこと。


ケアマネジャーはクライアントの

望む暮らしの実現を支援します。


「望む暮らし」を考えるときに

皆さんは、何を条件にされますか?


望む暮らしを決定するときの大きな要素に、

「どこで暮らすか」

「誰と暮らすか」

は、割合が高いのではないでしょうか?


「どこで」は場所的な地域

「だれと」は関係性の視点で見る地域

住み慣れた地域ということは

場所と関係性の両方が満たされなければならないのです。


私たちは

人と環境(人的なもの含めて)の関係性についても

意識を向けなければなりません。

2013年11月17日日曜日

学んだことを他人に伝える


今日は、

兵庫県の「チームケア推進リーダー養成研修」第4日目。

講義が中心の部分は、本日の午前中で終わり、

今日の午後と5日目は演習です。


今日の午後は、

ターミナルの模擬事例での

サービス担当者会議のロールプレイです。


どのようなサービスを位置づけるかの前に、

チーム全体でクライアントや家族の思いを理解し受止めることに意識します。

ややもすると、専門職によるぱたーなリズムに陥る危険があるからです。


ロールプレイで体験したこと、気づいたこと、

座学で学んだことの実証やその振返り

それらのことを自身の知識や理論体系に

新しく位置づけていきます。

実は、それが学習です。


この研修では、それで終わりではなく、

その収穫したものを、他者に伝えることまでが目標です。

そう、5日間の学びの後、

受講した方々が中心になって、

県下8か所で伝達研修を行います。

「わかる」から「できる」だけではなく、

「伝える」までがセットなのです。


そして、実を云うと学んだことを伝えることによって

より自身のモノとして使えるようになるのです。


2013年11月16日土曜日

学んだことを実践する


今日は、

午前中に神戸聖隷の理事会。

予定が伸びたために、

午後からの兵庫県介護支援専門員協会の理事会を欠席。

晩は、西神戸混声の練習でした。


今日の西混の練習は、

ヴォイストレーニング。

高原いつか先生に女性を中心に

声を観ていただきました。


私も体験しましたが、

パート別のレッスンで

アルトの声が変化しました。

ヴォイトレで学んだことを即実践!

学んだことは、実践して何ぼのもんです。


夜、家に帰ってから

サッカー観てました。オランダ戦。

引き分けでしたが、見ごたえのあるいい試合だったと感じます。

日本の各選手が、練習で学んだことを実践できていたように感じました。

学ぶということは、実践に生かすことで成果となります。

受験のように、「入ったら終わり」ではないのです。
(ホンマは、入ったら終わりではなく、始まりなんですが、、、)

失敗してもいいから、学んだことは実践で意識する必要があると感じました。

2013年11月15日金曜日

コミュニケーションというツール


今日は、

お昼から小野市で、ファミリーサポートセンター介護協力員の方々に

晩方は宝塚市で、施設在宅の職員の方々に、

それぞれ受講対象の方は違うのですが、

コミュニケーションについてのお話しをしました。


コミュニケーションは、

人と人とがつながるツールです。

ツールというのは道具なので

どのような道具なのかということを知っておかないと、

使いづらいものです。

また、使い方を誤ると、

思っていたような効果が望めません。


コミュニケーションをとろうとすることで、

人間関係を保てなくなるような場合だって起こります。

だからといって、コミュニケーションを恐れていたら、

人間関係を築くことが困難です。


やはり、

コミュニケーションという道具について、

ちゃんと学ぶ必要があります。


どのような道具であるのかをわかったうえで、

丁寧に実践することで、

道具を使えるようになっていくのだと思います。


そして、時折ロールプレイのようなトレーニングを行ったり、

事例検討会などで振り返ったりすること。

それが、道具の手入れなのかもしれません。







2013年11月14日木曜日

継続の力


今日は、

 兵庫県の宍粟市で

 “気づきの事例検討会”でした。

 毎年、年に1回この時期に呼んでいただいてます。

 記憶が正しければ、、、4回目。


 ほぼ固定のメンバーが、

 毎月1回開催しておられます。


 さすがに、

 何でそんな質問しはるんやろ???

 てことはありませんし、

 ちょっと視点を変えるようなときには、

 断るだけでなく、質問の根拠も示してみたり、、、


 初めての時には、

 えっ? ここでその質問ですか、、、

 って感じたような気がするのですが、

 全然安心して、

 一人の検討者のような感じで座ってました。


 このまま継続すれば、

 一つ一つの質問が、

 もう少し大きな見立ての中に、

 つまり、全体の流れの中で

 個々の質問の意味を見通せるとでもいうのか、

 大きな見立てを検証できる視点が出てくるように感じました。

 私自身も修行です。


 帰り道、林田あたりで夕焼けがあんまりきれいだったので
 車を止めて撮りました。

仲間


無事に、和歌山から戻ってきました。

今日は、

白浜町地域包括での“気づきの事例検討会”でした。


参加された皆さんは、

9月から、事例検討会について、

また、事例検討会に必要な知識や技術・理論について

一緒に学び、全員の方が事例をまとめることをされた仲間です。


仲間とは、

共に何かに取り組む組織・集団です。


ただ単に、

仲良しグループではありません。

目的があっての集まりが「仲間」です。


仲間には、努力もつきものです。

その努力の結果

いい仲間が作られます。


そして、

さらなる努力の結果、

仲間の力が強められ、

メンバー個々の力も

強められます。

2013年11月12日火曜日

和歌山紀南での研修


 今日は、

 和歌山県介護支援専門員協会

 西牟婁田辺支部の研修会でした。


和歌山県の専門研修に関わりだして3年目。

 “気づきの事例検討会”の学びを和歌山で始めたのが、

 2年前の秋から。

 事例検討会やスーパービジョンについて学び、
 
 DVDを観て学び、

 テキストを読み込んで学び、それを発表して学び、

 全員が事例を書き、

 実際に事例検討会を行ったのが去年の春。

 田辺での取り組みに、

 新宮からも参加されました。

本日の受講生の方も、

半数以上は知っている方々、

顔と名前が一致している方も多くいらっしゃいます。

 稲松の研修スタイルも知っている方がほとんど、

 インタビュー(質問で当てる)しても

 普通に考えて、応える方がたくさんいて、

 周囲の人も温かく見守り、

 共に考える姿勢ができている。

 サポーティブナ雰囲気が漂っている。

そんな紀南での研修が、

私は大好きです。

紀南の海も温かく迎えてくれました。

2013年11月11日月曜日

基本の研修は、やはり大切


今日は、

午前と午後に一つずつ面接をして、

夜は、有料老人ホームの内部研修でした。

3年連続で呼んでいただいているのですが、

テーマは毎年、対人援助の基本的なところです。

今日も、バイステックを中心にして

利用者理解→アセスメント

のお話しというか、遊びながら学びました。


修了後に本部長とお話ししながら、

「この基本的な研修は毎年行いたい」

現場の責任者も

「『基本的なこと、聞いた、聞いた。』って云いながらわかっていない。

だから、やっぱり毎年する必要がある。」


そうです。

価値倫理も含めて

基本的な部分の学びは繰り返し行って、

意識づけをする。

そして実践して、

振り返る。

その実践の積み重ねが経験値となって

質の向上につながるんだと思います。

2013年11月10日日曜日

電話相談


本日は、

兵庫県介護支援専門員協会 相談窓口委員会の

1日電話相談の日でした。


私は所用のために午後から中座してしまいましたが、

午前中に2件ほど相談内容を聴きました。


相談相手が居ないことは辛いことだと

つくづく感じました。


直ぐに解決できないような内容でも

お話しを聴いているうちに

相談をされている方の声が少し落ち着いてこられます。


いつも相談窓口委員会では、

ファクシミリにより相談を受けているのですが、

電話だと実際の声を聴きながらなので、

情緒的な部分が幾分か読み取れます。

ライブでのやり取りは

その辺りの手当てが可能になるので助かります。


ただ、直接お会いしているわけではないので

十分に聴けたかどうかは難しいところでもあります。


それでもお電話いただけるということは、

電話相談の意味も大きいのだ。と感じたのでした。

アセスメント


今日は、

神戸市ケアマネジャー連絡会のオープン研修でした。


テーマは、「アセスメント」です。


受講生の方々から、

色々なお話も聴けましたが、

一つ一つが違うので、

全部違う対応ですよね。


半分寝てる感じ故

これにて終了。

おやすみなさい。

2013年11月9日土曜日

興味を持って聴く


昨日は、

先週に引き続いて

東灘区社協の傾聴ボランティア養成講座でした。


昨日の講座の後、

実際に高齢者施設に出向いて

傾聴ボランティアの体験をされます。


他にボランティア経験があって、

施設という場所に慣れたかもおられますが、

そうでない方は、

それなりに緊張されることと思います。


まず、緊張して顔が少々引き攣ってしまってても

「笑顔」


そして、

話す方に興味を持つこと。

話の内容が自分の興味と合致すればいいのですが、

そうでない場合、

なかなか集中して聴けないこともあります。

そういうときは、

自分にとっては興味のない話をする、

その人間に興味を持つ努力をしてみましょう。


何でこの人は、

この話題を生き生きと語るんやろう?って。

そうすれば、相手は話しをしやすいし、

聴いてもらえてよかった。って感じるでしょう。


いい体験となりますようにお祈りしております。


2013年11月8日金曜日

本人の課題、環境の課題


昨日は、

但馬の豊岡に行ってました。

兵庫県手をつなぐ育成会但馬ブロックの研修会でした。


タイトルは「障がいと向き合う」


随分、大上段に構えたタイトル付けてもたなぁ、、、って感じですが、


「障がい」をどうとらえるかって考えると、

その人が自立した生活を送るために

「何が『障がい』になるのか?」って話だと思います。

もちろんここでいう自立とは、広い方の意味の自立。


そしたら、

本人が努力してできる部分があるなら、

その課題は本人が自分で頑張るしかない。

周囲の人や、設備や、立地等の環境が障害となっているなら

人的な部分も含めて環境が抱える課題ということですよね。


だから「障がい」ってことを考えるときに

その人だけを捉えても見えてこないことが多いと感じています。


余談として、

研修終了後、豊岡の手をつなぐ育成会の人と話しをしていたのですが、

但馬って、フォーマルな社会資源が少ないんや。って、

改めて感じました。行政も「地域で、、、」とかいうのなら、

その地域が動ける基盤作りや、

最低限の支えを整えることは必要と思いますけどねぇ。。。

2013年11月6日水曜日

自分は何をする人か(ポジショニング)


今日は、

奈良県老人福祉施設協議会の生活相談員研修でした。


私は、

生活相談員さんはソーシャルワーカーだと考えています。

ただ、現実は事務的な仕事が合ったり

車椅子のパンクの修理を頼まれたり、

はたまた、蛍光灯が着れれば交換したりと

何でも屋さん的に扱われていることもあり、

いったい何をする人なんだろうと周囲から見られたりします。


その現状から脱却するためには、

相談員自身が、

仕事の目的や目標を明確にして、

何をする立場の人間なのかをアピールすることが大切です。

「自分は、利用者の望む生活を実現するために

他の専門職とのコーディネートをはじめ

ケアマネジャーと連携して内外の資源調整を行いたい」

てな具合に。


自分からやりたいことを探さずに、

言い換えれば、自分の望む立ち位置を宣言できずに

利用者の立ち位置を支援するって妙な感じがします。

お互いの関係性が築きにくいでしょ?!


奈良の生活相談員さん、

自分のポジショニングを宣言しましょう。

そしてそれを勝ち取るために、上司や施設長と交渉しましょう。

稲松は応援してます。

2013年11月5日火曜日

目標・・・目的


今日は、

基本的にOFFでした。

昨日から娘が帰ってきていて、

連れ合いは研修でいなくて、

娘と指しで飲みながら色々お喋りしました。


娘と飲みながら、

「何のために」「何を目指すのか」

みたいなこともお喋りしました。


「何のために」は重要です。

目的ですから、、、

「何を目指すのか」も大切です。

目標ですから、、、


それが分かれば、

あとは意識して取り組むだけ。

それ以上でも、それ以下でもありません。


目標も目的もない、、、

そんな実践は虚しいでしょう。


どんなに小さな目的・目標でも

それがあることが大切ですよ!!

光あれ


昨日は、

垂水中学時代の友人の結婚1周年記念パーティーに行ってきました。

中学時代からの付き合いというより、

つい最近の同窓会的集まりで仲良くしていただいてる感じです。


同級生なので当たり前のことですが、同い年です。

周りには孫の話がチラホラと聞かれる世代なんですが、

彼は来年3月にパパになる予定です。


昨年結婚して、

来年には父親となる。

門出です。


門出に年齢は関係ないということです。

「さあ、始めるぞ」というところに光がさすのです。


友人とお連れ合いのこれからに

「光あれ」と祈ります。

ANAクラウンプラザより、淡路島を望む。

2013年11月3日日曜日

相手のことを理解する


今日は、

兵庫県介護支援専門員協会の

チームケア推進リーダー養成研修3日目。

私は担当ではなかったのですが、

4日目に登壇機会があるため聴講に行ってきました。


3日目は、ターミナルからは少し離れて

地域での連携や、病院からの在宅復帰支援における連携等がテーマの講義でした。


地域における事例を通じてのケアマネジャー支援や

退院時の連携支援等について

地域包括の主任ケアマネジャーさんと

総合病院で地域医療支援病院のMSWさんが講師でした。


講義を聴きながら感じたことは、

お二方も、特別なことをしておられるわけではなく、

とっても基本を丁寧に実践しようとされていること。

が、それは簡単なことではなく

努力や忍耐、すごいエネルギーがいることで、

そこんとこが難しいのかもしれないこと。


クライアントさんのことは思いまで理解症とするのに

連携する他職種のことを、案外理解しようとしていないこと

相手のことを理解していないとチームは組みにくいですよね。


でも、そのことが

「日頃の関係づくり」や、その中での「目標の確認や共有」

といった、地道な実践によってなされていることを改めて学びました。

クライアントのアセスメントのみならず、

社会資源をアセスメントする視点の大切さですね。

一人住まい


一昨日の晩から、

連れ合いが東京に研修に行ってます。

一人住まいです。(ピースがいますが、、、)


仕事などで、出かけて行ってホテルに泊まる。

そういったときには一人ですが、

自宅以外にお泊りするのと

自宅で一人はやはり違います。

ふとピースに話しかけたりします。


昨日は、

朝から夕方まで、主任介護支援専門員研修の担当、

晩方は、西神戸混声合唱団の練習、

ずっと外に出て色んな方々と交流がありました。

にぎやかなところから、

ひっそりとした我が家に帰ってくると

静かなことに驚きます。


一人で住むということは

こういう感じなんやなぁ・・・

気楽でええ感じもするけど、

話しするのが好きな人はたまらんやろうなぁ・・・


そう思うと、ケアマネジャー時代に

訪問したら喋りっぱなしで返らせてくれへん利用者、

気持ちがわからんでもないなぁ・・・

2013年11月1日金曜日

先ずは、聴いてくれる人。


今日は、

神戸市東灘区ボランティアセンターの

傾聴ボランティア養成研修でした。


人は話を聴いてくれると嬉しいと感じます。

そこのところを担うボランティアです。


世間には

聴いてくれる人が少ないのでしょうね


アドバイスとか、

忠告とか、


その前にすることは

聴くということです。