神戸市の自立型ケアマネジメント研修1日目。
講師ではなく、聴講。
2日目、3日目の演習指導に当たるので、
福井県立大学の奥西先生の講義を聴いてまいりました。
その中で、
「高齢者ケアは、人生のピークを過ぎて
下り坂に入った部分のケア。
山にたとえると
登山時ではなく、下山時にあたります。」
山の事故は、
登山時は30%、下山時に70%だそうです。
それだけ、リスクが高いということです。
だからといって、人生という登山を始めた以上辞めるわけには行きませんし、
ターミナルに至るまで、歩ききらねばなりません。
この下山の行程を、いかにその人らしく歩み、
ソフトランディングしていただけるか。
その考え方が必要だとのお話し。
リスクの回避ばかり考えていては、
その帆とらしさがなくなります。
かといって、リスキーな方がいいということでもありません。
だから自立生活の支援は簡単ではないのです。
全くその通りだと思います。
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