2016年6月26日日曜日

「どうするか?」の前に、「どうなっているのか?」を探ること


今日は午前中に一つ、午後から一つ面接でした。

利用者さんとご家族の考えが違うときにどのように支援するか?

難しい問題です。

俗に言う「こちらを立てれば、あちらが立たず」です。


一瞬、「どうすればいいんだ???」

「何ともできないぞ」

と感じます。


こういうときに人は「どうすればいいか」と考えます。

そして、自分が「どうすればいいか」を考えます。

でも、その前にもう一度考える必要があります。


「どうすればいいか」よりも先に、

「どうなっているのか」を丁寧に明らかにすることです。

事態がどのようになっているのか分らないのに、

いくら解決策を考えても出ては来ません。

奇跡的に、思いついた行動が解決に結びつくことはあっても、

奇跡、まぐれ、超ラッキー、、、、でしょう?!


そう、もう一度ちゃんとアセスメントすることです。

その際に、もう一つ気をつけるのは、

今までのかかわりで基本的なことができていたかです。

例えば、ケースを一般化していなかったか?

解決を思うあまりに時期尚早に策を押しつけようとしなかったか?

安易に相手の意見を承認しなかったか?

等々です。


そのあたりも含めて、

ケースがどのようになっているのかを丁寧にチェックすることです。

それが、まずやることになると思います。

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