利用者さんとご家族の考えが違うときにどのように支援するか?
難しい問題です。
俗に言う「こちらを立てれば、あちらが立たず」です。
一瞬、「どうすればいいんだ???」
「何ともできないぞ」
と感じます。
こういうときに人は「どうすればいいか」と考えます。
そして、自分が「どうすればいいか」を考えます。
でも、その前にもう一度考える必要があります。
「どうすればいいか」よりも先に、
「どうなっているのか」を丁寧に明らかにすることです。
事態がどのようになっているのか分らないのに、
いくら解決策を考えても出ては来ません。
奇跡的に、思いついた行動が解決に結びつくことはあっても、
奇跡、まぐれ、超ラッキー、、、、でしょう?!
そう、もう一度ちゃんとアセスメントすることです。
その際に、もう一つ気をつけるのは、
今までのかかわりで基本的なことができていたかです。
例えば、ケースを一般化していなかったか?
解決を思うあまりに時期尚早に策を押しつけようとしなかったか?
安易に相手の意見を承認しなかったか?
等々です。
そのあたりも含めて、
ケースがどのようになっているのかを丁寧にチェックすることです。
それが、まずやることになると思います。
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