クライアントの主訴をききます。
その時に忘れてはならないのが、
「思い」も聴くことです。
主訴自体は、
「在宅に戻りたい」とか
「一人でトイレに行きたい」などの
具体的な内容であったとして、
そのことをしっかり受け止めることは重要です。
プラスその状況をどのように感じているのか、
気持ち、感情の部分を表現してもらい
そこまで受止めたいと思うことは重要です。
援助者は、
具体的な援助のために
客観的な情報を重視しがちではないかと感じることがあります。
人が、
今までの自分の考え方や
やり方を改めるときには、
必ずと云って良いと思いますが、
感情が動いています。
そして、
その感情が辛いものであるならば、
表現して、受止めてもらいたい。
少しでも開放して癒されたいと思っています。
そういった思いを援助者は理解しようとすることです。
その過程を経てはじめて、
援助者の思いがクライアントに受け入れられるように思います。
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