2014年7月31日木曜日

常に両側の視点を持つこと


今日・明日と介護支援専門員更新B・再研修の演習講師です。

アセスメントをクライアントと協働作業で進めていくとき

一つの情報でも視点を変えると思いは違ってきます。


「杖をついて5m程度歩ける」

この状態を、

「杖をつけば5メートルも歩ける」

と、とるのか

「杖をついても5mしか歩けない」

と、とるのかということです。


この場合、

色々な状況によって一概には言えませんが

クライアントのモチベーション等を考えて

前者の表現をすると思います。


ただし、リスクも押さえておくことは重要です。

「杖をついてようやく5m程度歩ける状況」は

同時に転倒のリスクも持ち合わせているのです。


専門職は常に複数の物差しを持って

クライアントの状況を図る必要があるということです。


この時期、お天気が良いということは、

同時に熱中症の危険もあるということです。

写真は、兵庫県社会福祉研修所

大研修室の外部階段から上を見上げたところ。

本日の午後の休憩時間に撮影。

0 件のコメント: