2014年8月1日金曜日

社会資源を調整することは手段


昨日に引き続き、ケアマネジャーさんの更新研修。

本日は、プランニングの講義演習でした。


介護保険制度では

ケアマネジャーが収入を得るためには

ケアプランに介護保険制度の

指定サービスが位置付けられていなければなりません。

ということは、

介護保険制度以外のフォーマルな支援や

インフォーマルなサポートによるプランを立てても

ただ働きということになります。

この仕組み自体は、大きな欠陥だと感じます。


ただ、

だからと云って、

ケアプランを作成するときに

先に社会資源が決まっていることはあり得ません。

なぜなら、

ケアマネジメントが担う役割は

クライアントの課題を解決するための社会資源を調整することだからです。

決して既存の社会資源にクライアントを当てはめるのではありません。


社会資源は、課題を解決して

クライアントの目標とする生活につなげる手段です。

このことを忘れてはならないのです。

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