2014年8月17日日曜日

人間の努力の域を超えて、支援はできないことも、、、


昨日に引き続き

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」より

後半の部分


東ニ病気ノコドモアレバ

行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ

行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ

行ッテコハガラナクテモ

イイトイヒ

北ニケンクワヤソショウガアレバ

ツマラナイカラヤメロトイヒ


ヒデリノトキハ

ナミダヲナガシ

サムサノナツハ

オロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ

( 後略 )


この東西南北でのできごとでは

道具的サポートを試みていますが、

日照りと冷夏に対しては

涙を流すことと

おろおろ歩くことしかできない。


対人援助職者も

この辺りの見極めをしっかりとして、

最終的には

祈ることしかできない場合もあることを

知っておくことは大切だと思います。

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