2014年8月21日木曜日

ネットワーキングのためには個別援助の視点が必要


今日は午後から

神戸市の地域福祉ネットワーカーさんの事例検討会でした。

はじめての取り組みということで

最初に少し事例検討会についいてお話しをさせていただいて、

検討会に入りました。


ネットワーカーさん方は

社協関連のソーシャルワーカーさんで

しかもベテランさん、中堅さんです。

なので検討会自体はもちろん破綻することもなく

ルールを守りながら進みました。


最期の感想の中で

「ネットワーカーなので個別支援ではなく

地域の資源をどのようにつなぐかという視点が重要・・・

最終的にはそこに辿り着いたので、、、」

のようなコメントがあったのですが、

実際の現場では

ここからはケースワークで

ここからはコミュニティワークのネットワーキングって具合に

線を引くことは困難なケースがたくさんあります。


個別支援をしようとすれば

チーム形成は必須ですし、

チームを作るということは

多職種連携は当然となります。

ネットワーキングの前段にこのプロセスは欠かせません。


個人の生活支援をするときに

個人の生活に関わる多面的な見方が必要になって

そこには当然多くの専門職や地域との繋がりが出てくる。

そういった事例を多く積み重ねてきたときに

組織としてのネットワークが形成されるのです。

この取り組みは一朝一夕にはできないことも

知っておく必要があると思います。

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