「対人援助の入り口は傾聴・受容・共感」と云います。
傾聴は、相手の思いをしっかりと聴くこと。
受容は、相手の言動や思いを相手の立ち位置で理解しようと受け止めること。(そのまま認めてしまうことではない)
共感は、あたかも自分が相手の立ち位置に立ったときを感情を理解しようとすること。
共感しようとする場合、
「このような状況なら、こんな気持ち(感情)だろうなぁ」と
想像(イメージ)する力が必要です。
ここで問題なのが、
空想するときに、自分自身の経験や価値観で
イメージする気持ちや感情がずれてしまうこと。
共感のためにイメージするときに、
自分の感性が世間一般とどのようにずれているか、
どのような視点を見逃しやすいかといった、
偏りや心理的盲点を気づいておく必要が生じます。
なので、
できる限り相手の思いに共感しようとするとき
ある程度の自己覚知が必要になるのです。
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