2012年11月21日水曜日

自立支援?と連携


昨日は、
午前中にたつの市でお仕事。
先週に続いて施設ボランティアさんのフォローアップ研修。

晩は、
神戸市ケアマネジャー連絡会の事務局で
自立支援型ケアプラン研修の打合せ。

自立支援型って、今更、、、ケアマネジメントの目標そのものやん???
と思ってますが、気をつけんならんのは、
福祉的な意味での自立はクライアントの自己決定を支える視点が必須ですが、
昨今の動きを見てると
どうも自分のことでできることを増やすという
身体的な自立に焦点が移っているような気がします。

希望する生活を送るために
本人ができることがあることは大切です。
しかし、それだけで生活課題は解決できません。
本人の力だけで解決できない部分を
本人に専門家としての視点を持って話し合い
本人の意思を代弁しながら
社会資源のコーディネートで解決していく。
これが、ケアマネジャーの仕事。

そう、自立と依存は反対語ではありません。
自立するためには依存できなければなりません。
そして、より適切な依存先である社会資源を、
というのがケアマネジャーです。

そう考えていくと
、 自立支援を行うためには
適切な依存先としての社会資源と連携しなければ!
また、専門家のコンサルテーションネットを持たなければ!
連携する力がないとケアマネジメントなんてできません。

連携しなくたってケアマネジメントできるって???
それは既に、ケアマネジメントとは言わないでしょう。(きっぱり!!)


それにしても、自立の概念が変なとこに行かんように
風向きをしっかり読まんとえらいことになりますなぁ。。。
というより、研修の内容組み立てが、、、難しおますなぁ。。。

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