2016年8月13日土曜日


一昨日の晩、

鹿児島に帰省して、ある種 非日常を過ごしています。


昨日は朝から、母親に頼まれていた作業、

家の屋根に掛かっていた桜の枝を切りました。
帰省と言っても、

私は鹿児島生まれではありません。

神戸で生まれ。

両親も結婚後、兵庫県人でしたが、

もともと鹿児島の人だったので、

私も結婚するまで本籍は鹿児島でした。


両親が23年前に、

定年を機に和田山から鹿児島に戻り、

もともと水車工場の跡地に居を構えたのです。


それから、お盆の頃に帰省するのが夏のイベントになっています。


子どもたちが小さいときには、

田舎ができて、兄家族とも一緒に川遊びをしたり、

BBQしたり、夏休みの思い出がたくさんできました。


昨年の初めに父が逝き、母一人で住んでいます。

私たちも一昨年、愛犬ピースがこの世を去り、

子どもたちも関東で暮らすようになり、

夫婦二人での帰省となっています。

日常で思っているより時はゆっくりと流れ、

その中で、世代が移ろっていくことを感じます。

お盆やお正月に、ふるさとに戻り、

老親や親戚と時間を過ごすことで、

それぞれの物語の中で老い、

新しい命が成長することを確認する。


人と向き合う仕事をしている私たちにとって、

本来流れている時間の流れを、

どこかで感じて居ることは必要なことかもしれません。

「忙しい」という字が、「心を亡くす」と書くように、

時折、ゆっくりと流れる時間に生きる人を見透かさねばならないように思います。

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