2016年8月7日日曜日

「この国は、女性にとって発展途上国だ」は本当か?


昨日は、西神戸混声合唱団の練習日。

そして、納涼懇親会。

で、ブログが今朝と言うことに、、、、



ネットニュースで、ポーラのコマーシャルの

「この国は、女性にとって発展途上国だ」

というコピーが話題になっているという記事を見ました。

女性が書類のコピーを命じられるシーンや

会議後のコーヒーカップを一人で片付けるシーンが映されていて

よの女性から共感を得ているようなのです。


「男女機会均等法」という法律ができて30年以上。

「介護保険法」ができて15年以上、

「介護労働を社会で担いましょう」というキャッチコピーは薄らいでいく様に感じる昨今、

家族介護に頼らざるをえない状況は、あまり変わらないのかも。

ただ、

「家族とは、夫婦・親子・きょうだいなどの少数の近親者を主要な成員とし、成員相互の深い感情的包絡で結ばれた、第一時的な福祉追求集団である」(森岡・望月,1983)

という定義も怪しくなってきている現状の中、

「女性にとって発展途上国」は

子どもにとっては「発展」どころか「衰退」していないでしょうか?


夏休みに入ると食事を摂れなくなる子どもがたくさんいる現実。

給食以外では食事らしい食事は与えられていないということです。

福祉を追求するのではなくて、諦めているのです。


多くの国民が「幸福追求」を諦め始めているのではないでしょうか?

そう考えると「福祉」の分野が衰退してくるのは頷ける状況です。

だとすれば、残念ながら「介護離職0」にはならないし、

「一億総活躍」も望めないように感じます。


「女性にとって発展途上国」なのでしょうか?

女性にとって「停滞」していないでしょうか?

子どもにとって、高齢者にとって、障がい者にとって、

「衰退」していないでしょうか?

もっと この辺りのことについて意識を持たなければ

「一億総歯車」に衰退してしまう恐れがあるのではないでしょか?

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