2013年3月21日木曜日

コメントすること

 

昨日は、
兵庫県の「チーム“気づき”の講師」と
指導者養成研修修了者で研修ファシリテーターをしているメンバーで
ブラッシュアップ研修をしました。

テーマは「コメント」

よく研修でグループワークの発表の後、
講師陣やファシリテーターはコメントを行います。
新人ファシリテーターの中には苦手意識がある方も多いようです。

谷さんの進行で演習を行いました。
3人一組でAさん、Bさん、Cさんを決め、

それぞれが最近の出来事などをもとに物語を作ります。
物語は「(客観的な)事実」と「気持ち(感情)」があります。
そして、物語のキーワードも考えます。
先ず、
Aさんが物語を話し、
Bさんはその物語を再現したあと、キーワードを上げます。
Aさんは最初に考えたキーワードを話します。
Cさんはそれらのやり取りを聞いていてコメントをします。
これを、役割を変えて3回行います。
最後に、演習全体の感想を話し合います。

随分、荒っぽい造りの演習なので、
ここでコメントするのは非常に難しいです。
っていうか、無茶振りです。
谷さんからは、あらかじめコメントのポイントも明示されていませんから。

そこで、コメントするときにどのようなポイントがあるのでしょうか?
まず、演習の目的などについて明かされていませんので、そのポイントが使えません。
そうすると、話し手のプレゼンテーションについて。
利き手の再現能力。キーワードのとらえ方、などがそれぞれポイントになると考えられます。
そして、それぞれについてポジティブな視点、ネガティブな視点のコメントが考えられます。
そして重要なことは、コメントに根拠があるかということです。

このような学びを、講師陣・ファシリテーター陣も年に数回行います。
繰り返しは重要です。

2013年3月19日火曜日

傾聴ボランティア・・・話し手への感謝


今日は、
神戸市西区の傾聴ボランティア養成講座でした。

傾聴ボランティアさんにお願いしたいことは、
利用者さんの話を聞いたときに、
「ありがとう」といってもらいたいことです。

「お話を聴かせてもらって、ありがとう」
ということです。
「聴いてあげてる」
ではなくて。

そうすると
話し手は、
聴く人に対して
「話してあげる役割が担えます」
このことが大切です。

人の話を聞く姿勢が、
相手に役割を位置づけるのです。

感謝とは大切なことです。

久しぶりの揚げ物


昨日は、
夕方から地元、南はりま支部の“気づきの事例検討会”
19時過ぎに帰って晩ご飯でした。

数日前に買っていた
お鍋用の鳥のつみれ、、、
温かいので、鍋でもないし、、、
久しぶりにフライでもするか!っていうことで。。。

手前から、
鶏のつみれ4個をまとめて一かたまりにして
ミンチカツならぬつみれカツ。
冷凍うどんをチンして、きのこと市販のバジルソース出会えたヤツ。
もめん豆腐のカツ。
サラダ。

片付けがめんどいし、脂っこいモノを食べなくなってきたのもありますが、
たまには揚げ物もいいですねぇ。

2013年3月18日月曜日

他者の目



昨日は、
西神戸混声合唱団の特別練習でした。

一昨日の定期の練習では、
3か月ぶりに
ヴォイストレーナーの附田恵里子先生に
発声の基本的なことをトレーニングいただいたのですが、
一日たっただけなのに
意識から抜け落ちている部分が出てきます。

そこで、発声練習の時に
息を体に十分入れられていなかったり、
口の周りに要らない力が入りすぎていたり、
自分ではできているつもりで
意識の外に追いやられている部分をチェックするために
向かい合って発声をしてもらい、
意識してもらうような練習をしました。
また、できていない場合には伝えてもらうようにお願いしました。
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人は見られていると意識します。
他者の目があることでチェックします。

そして考えます。
どうやれば教えてもらったことを実践できるかを。
そして、実践します。

対人援助の振り返りも
他者の目を入れることで客観性が生まれます。
自分流に気づくチャンスなのです。


2013年3月17日日曜日

「気づき」はどこから来るか?

「気づくこと」と「教わること」は異なります。ただ、教わったことを受け入れるだけでは「気づき」は起こりません。
その上で、「考える」ことが成されて初めて「気づき」がやって来ます。

2013年3月16日土曜日

「振り返ること」と「繰り返すこと」と「基本」


昨日の夕方、無事に3泊4日の和歌山ツアーから戻ってきました。

対人援助の基本的な考え方や知識・技術に関する内容でした。

研修の内容としては、
本当に基本的な視点に関することなので、
ある程度経験のある方なら
今までにもどこかで学んできた内容だと思います。
要するに「知っていること」についての
振り返りだったと思います。

なぜ、繰り返し「基本的な視点」について
学ぶのかというと
「知っていること」と「できていること」は別だからです。

研修を受けながら、
日頃の実践を振り返ることで、
基本的な視点に沿って実践できていたかを
チェックするわけです。

そして、
「ここのところはできていたぞ」ということであれば
その実践を継続するべく、今後も繰り返します。
そのことで好ましい実践を強化します。

「個々の部分では、基本から外れた実践をしていたと感じる」
場合には、今後の実践では修正をかけるわけです。

その時に重要になるのが、
振り返りのベースになる「基本」を知っているか?ということです。

ただ漫然と「振り返ること」をしても、
いしきをせずに実践を「繰り返すこと」をしても、
「基本」がないと前には進みません。

2013年3月15日金曜日

山の道 海の道


まだまだ和歌山です。
昨日は、
お昼から新宮の地域包括支援センターの主催研修でした。
晩は、田辺で“気づきの事例検討会inわかやま”1stのメンバーと
以前行った検討会の振り返りをしました。

和歌山の南部、紀南地方は思ったより広いのですが、
田辺・新宮間を移動する際に
「海の道」と「山の道」があります。

海の道は文字通り海岸線をつたっていく道。
串本まで南下して、那智勝浦から新宮と北上する、
国道42号線を通る道。

山の道は、
国道311号線を北上し本宮をめざし、
本宮から168号線を新宮に南下するルートです。

昨日、新宮から田辺に移動するときに
初めて山の道を通りました。

太平洋を眺めながら海沿いの道を走るのも楽しいですが、
熊野川沿いの眺めも、何かの映画に出てきそうな雄大なロケーションで
結構、楽しめます。
2年前の台風の水害の爪痕があちこちに残っていて、
復旧工事をされているのを眺めながら
ここにも、災害復興が進められている途中で、
災害はまだ終わっていない。と感じました。

どちらの道も和歌山の自然を感じることができる
素敵なドライブなのですが、
どちらもカーブの連続があるので
景色をゆっくりと楽しむには
運転を誰かに頼めるといいなぁ・・・なんて感じました。