2013年2月27日水曜日

「聞く」「聴く」から「訊く」 知ること。


今日は、
主任ケアマネジャー研修でした。

アセスメント祭りです。

相手の話を「聞く」
ニーズの発見。

内容を「聴く」
情報の収集。

さらに欲しい情報を「訊く」
アセスメントを深める。

相手を知る過程です。


対人援助は、
そこからはじまります。

2013年2月26日火曜日

本日のレシピ

今日は、
晩ご飯、ほんの少し気合い入れました。

大根、人参、里芋、蓮根、蒟蒻、焼豆腐を昆布だしで砂糖、薄口醤油、酒、味醂、塩で炊いたの。ささがき牛蒡のかき揚げを大根おろしのつゆで炊いたの。大根の葉の炒めモノ、柚子醤油味。


2013年2月25日月曜日

グループに所属するということ

 

今日は、
神戸市の自立支援型ケアマネジメント研修第2日目でした。

第1日目は、ちょうど1か月前。
福井県立大の奥西先生に「ご講義いただきました。
そこから演習で振り返りをする内容です。

事例を使って
個人ワーク、グループワークを繰り返し
最後に、援助の方針と課題、そして目標を導き出す内容です。

当然、演習の成果を発表するのですが、
発表係りの人は、隣のグループに行って発表し、
質疑を受ける形で、合計3回、別々のグループを回り発表してもらいました。

印象的だったのは、
他所のグループから、自分のグループに戻ってきたときの
「ホッとした表情」
ほんの2時間程度のグループワークでさえ
ここまでチームに所属しているという意識が生じるということです。

ケアマネジャーは鉄人ではないので、
一人で支援に立ち向かうのではなく、
多職種でチームを作り、その一員として支援をする。
そのチームには、支援の主体であるクライアントも一員として迎え入れる意識が必要でしょう。

つながるためには、相手を聴く


昨日は、
西神戸混声合唱団の特別練習でした。

通常の定期練習は、土曜日の18:00からなのですが、
定期演奏会開催年(2年に1回の定期です)には、
月に1回程度、日曜か祭日の午後に練習を組みます。

パレストリーナという作曲家の
ミサブレビスという宗教曲を練習しました。
1500年代のイタリアの作曲家で
宗教曲をたくさん書かれています。

この時代の曲はポリフォニーといって
各声部が、輪唱のように掛け合って歌っていくものが多いのですが、
各声部がきれいにつながっていくためには
他のパートも聴いていないと困難です。

自分のパートだけを一生懸命になって歌っても
上手くつながっていきません。
コーラスもチームワークなので
他のパートがどんなことをしているか知っていないと
綺麗な曲には仕上がりません。

人の支援も同じで
チームで支援する場合には
他のパートがどのような仕事をしているのか
どのような思いでいるのかを聴かないと
支援がつながらずバラバラになってしまいます。

ここがサービス担当者会議や地域ケア会議の必要性です。
これらの会議も、コーラスと一緒で
上手く機能させるには繰り返しの練習が必要かもしれませんね。

2013年2月23日土曜日

福祉学習と地域包括ケア

 


今日は、
赤穂市社会福祉協議会さんの
「平成24年度 小地域福祉活動リーダー研修会」に行ってました。

最初に福祉学習(僕の中では「福祉」は教育されるのではなく、学習するというイメージです)の実践発表。
塩屋小学校、有年小学校、赤穂西中学校、坂越中学校の活動が発表されました。
続いて、地域におけるサロン活動から、「いきいきサロン南宮」と「いきいきサロン千鳥」の方の活動報告です。

赤穂市では、すべての学校が福祉学習の指定校だそうです。
キャップハンディや特別支援学校や高齢者施設との交流
地域の方との異世代交流などの活動をされていました。
サロン活動もカラオケやその他の行事活動、介護予防的な取り組みがメインのようでした。

活動内容自体は
以前、私が兵庫県社協の福祉学習推進委員をしていたころと変わり映えはないのですが、
児童生徒のかかわりの成果が、今後につながりそうな予感をさせてくれるものでした。

この世代が福祉マインドを持ち続けて育っていくれると
将来の地域生活における互助機能が明るいものになるのかもしれません。

この素直で前向きな意識を
周りの大人がつぶすことなく育み、
逆に子どもたちの率直な意志や実践から学び姿勢を持てば
双方が地域に暮らす仲間として活動すれば、
地域包括ケアシステムに大きな影響が出てくると思いました。

地域のあらゆる住民のストレングスを集結する視点が
もっともっと必要でしょう。

そう考えると、
学校教育現場の中での福祉学習は、
字移動性とも教職員や保護者も手を取り合って
取り組みを進めていただきたいと思いました。

2013年2月22日金曜日

in put と out put の間


今日は、
和歌山県の3日連続の
“気づきの事例検討会”導入の研修
最終日でした。

通常のアセスメントでも
事例検討の再アセスメントでも
先ずは、情報のインプットを行います。

続いて、
よ~く考えて
情報を査定・分析(考察して明確化し、仮説立てを行う)して

解決に向けての提案を試みます。

情報をインプットして、
支援の方向性をアウトプットする。

このプロセスの中で大切なことは

in put と out put

の間に存在する

考察する過程です。

対人援助は考察することが中心になります。

「繰り返し継続する」こと


昨日は、
この度の「気づきの事例検討会inわかやま3rd、4th.5th」3日連続の中日、白浜でした。
もともとは田辺で行う予定でしたが、会場都合もあり白浜になったのです。
田辺と白浜は同じ西牟婁郡ですし上富田をはさんで車で15分あまりの距離です。

田辺は2011年の秋から2012年の春にかけて
「気づきの事例検討会inわかやま1st」をしたところです。
その時のメンバーは2カ月に1回、継続して事例検討会を継続しています。

事例検討会は
やり方がわかるだけでなく、
繰り返し、繰り返し継続して行うことで
「わかる」から「できる」へ、
すなわち「実践力」の向上につながります。

昨日の講座には、
1st.のメンバーも受講しに来てました。
1年半たったところで
もう1度基本を振り返るために。

頭が下がります。

望んではいないですが、
万が一、稲松が要援護状態になって
ケアマネジャーを依頼するなら
こういう方にお願いしたいと思いました。