2016年6月7日火曜日

総合支援事業も地域ケア会議もケアマネジャーの必須事項ですよ!!


今日は、

兵庫県介護支援専門員協会南播磨支部の28年度総会でした。

5年間支部長として南播磨が合併後の支部を牽引した

Y本さん本当にお疲れ様でした。

新支部長のN村さん、よろしくお願いします。応援してます。


総会後の記念講演会というか、その部分に当たる

加古川市、高砂市、播磨町、稲美町。

南播磨支部の2市2町の担当者による、

「平成29年度総合支援事業に向けて」

地いうテーマのお話し。

私自身、このテーマに関しては詳しくはなく、

厚労省のガイドラインのダイジェスト版を読んだくらいだったので、

その後の地域の進捗状況が知りたくて

直に担当者からのお話しがうかがえると楽しみに、期待してました。


が、

決まっていることは平成29年度4月より実施するということ。

新サービスの基準も、利用の具体的なフローも、マネジメントの仕組みも、、、

ガイドラインで示された部分と変わりなく、新たな説明もほとんどなく、

「詳細は、今後決められていきます」とのこと。

「えっ、詳細に関しては、ほぼ決まっていないの!」

おおよそのスケジュールもお話しがないんです。


来年の4月からということは、

今年中にほぼ固まっていないと、

多少の混乱ではなく、ものすごく混乱することになります。

また、一番困惑するのは利用者や市民ということになりかねません。


そして、それよりもショックだったのは、

出席しているケアマネジャーさんでそのあたしのことを質問される方もいなかったこと。

担当している利用者さん方の、

4月以降の利用サービスについて詳細が決まっていないこと。

危惧はないのかしら?

総合支援事業も、地域ケア会議も

地域包括のお仕事と思っているのかしらん。

今後、ケアマネジャーは積極的に、きっちりと、

関わっていかないと

本当に仕事なくするよ!




2016年6月6日月曜日

欲張って、色々やっても身につかないよね!


今日は午後から、

ケアマネジャーの更新・再研修の講師説明会。

そのご、ケアマネジャーの専門研修Ⅱ、

新カリキュラムの資料・シラバス作りのワーキング。


更新・再研修の方は旧カリキュラム。

これで最後のカリキュラム。

新カリキュラムの方は、

当然、今回が初回です。


両方の研修カリキュラムを眺めてみて、

時間尺が全く足りない。

実にたくさんの研修課題を、短時間の間にこなさなければならない。

介護保険制度が始まって直後くらいから講師としてかかわってきて、

このことは、ずーっと変わらぬ思い。


確かに、ケアマネジメント実践には相当量の知識とトレーニングが必要だし、

かといって、ただでも義務づけられている研修がたくさんある中で、

これ以上、時間増やしてくれというのは、講師のわがままです。

もちろん、一講師として、

精一杯、実践できる知識や技術を伝えたいと思っていますし、

トレーニングにお付き合いする所存です。


その気持ちは、十分ありながら、、、やはり、、

「あれやこれやと詰め込んで」消化不良の研修を繰り返すよりは、

テーマを絞って、納得できる研修をする方が身になるのではないだろうか?

と感じてしまうのです。

10個のことを伝えても、1しかできないよりは、

3伝えて、3できる方がいいのでは?って思うのです。

人が育つのは、そんな簡単ではないということですよね。

2016年6月5日日曜日

単なるステップアップではなく、ポジションが変わるのよ!


今日は、主任ケアマネジャー研修。

で、いいたいことをとっても短く、、、


この研修は、ケアマネジャーが5年以上の実務を経て

次のステップアップのために受ける研修ではありません。


「地域のケアマネジャーの支援・育成を担う」

そして、そういう「地域作りをする」

というポジションに着くための研修です。


受講生の皆さま、

腹を括ってください!


今後、受講される方・使用と思っている方、

そのおつもりで申し込みをお願いいたします。

2016年6月4日土曜日

面接ができなきゃ、、、発声ができない歌みたい。


今日は、

西神戸混声合唱団の練習日。

夜の18時から20時半まで歌うのですが、

本日、なぜかソプラノのピッチが下がってきます。

おそらくカラダでの支えがしっかりできていないことによるようです。

発声するときに身体でしっかりと支えができないと

楽に声が出ませんし、いい声も出ません。

ということは、

「ここは、こう歌おう」「あそこはこんな感じで歌おう」と

理解しても実践できません。


昼間は、兵庫県介護支援専門員協会の総会でした。

来賓で日本協会の鷲見会長が来られていました。

久しぶりにお会いしてご挨拶して少しお話ししたのですが、


このたびの一連のケアマネジャーに対する研修カリキュラム変更について、

国がケアマネジャーや今後の地域包括ケアに向けての

研修で学んで欲しい内容は見て取れるのですが、

実務研修から、主任ケアマネジャーの更新研修に至るまで

面接に関する部分は実務の4時間だけです。

4時間といえば、コミュニケーションの基本的な考え方と演習で終わると思います。


ケアマネジャーがコミュニケーションの基本的な学びをせずに、、、

当然、応用力としての面接はできないでしょう。

ということは、

「家族の支援」や「認知症ケア」「ターミナルケア」・・・

前向きに取り組もう思っても、面接ができなければ、、、

無理でしょう。


きっちり発声の勉強をしないと、歌えないように、

きっちり面接の勉強をしないと、ケアマネジメントはできません。

しかも、どちらの場合でも知識を学ぶだけではダメで、

トレーニングが必要なんです。

そこんとこを見逃しているように感じるのは私だけでしょうか?

2016年6月3日金曜日

“惚れる”“惚ける”?!


今日は、ちょっとした記念日で

夫婦で奈良に遠足。

いつもなら国立博物館とか、

東大寺(大仏さま)から若草山・春日大社方面ですが、

本日は、奈良公園で鹿の赤ちゃんを見て、

鹿せんべいを買って鹿に囲まれ、

興福寺にいって国宝館で何年かぶりに阿修羅像に逢いました。

昼食の後、

初めて元興寺にお参りし、

奈良町をぶらぶらして帰ってきました。


様々な仏像を観て、古い建物や品々を眺め、

色々感じた1日となりましたが。

後半で、前を通っただけのお寺の

掲示板みたいなところで見つけた歌。

「惚(コツ)」という字は、

「気をとられてぼーっとする。うっとりとする」

という意味があります。

確かに、人に「惚れる」というのはそういう状態のように感じます。


認知症の方が「周辺症状」といわれる言動をするのも

「何かに、気をとられて(ボーッとするだけではないけれど)

そのことで心が動くのだから、根底ではつながる部分もあるように感じてしまったのです。

何らかの「心を奪われること(気になる原因)」があればこそ

惚れるし、惚けるんです。

2016年6月2日木曜日

この素晴らしき世界


毎朝、散歩をしています。
紫陽花がそろそろいろ好き始めました。

園芸は、していませんが、

散歩の途中で、よそのお庭や植え込みを愛でて楽しみます。









洗濯物を干すときに、

青い空、白い雲を眺めて

安らぎます。


What a wonderful world!


2016年6月1日水曜日

主任ケアマネジャーの“アセスメント”の一つの視点


今日は午前午後と、

兵庫県主任介護支援専門員研修Aコース7日目でした。

科目としては「対人援助者監督指導法」の一コマです。

要はスーパービジョンのところで、

本日のテーマは“アセスメント”です。


ケアマネジャーが利用者の支援をするときに

アセスメントは欠かせないプロセスです。

利用者の困りごとがどのような状況で生じているのかだけでなく、

その困りごとをどのように捉えているのか。感じているのか。

その利用者が人的・物的に、どのような環境の中にあるのか。

等々、多面的な情報が必要ですし、

それらの情報を統合しながら分析が必要です。


主任ケアマネジャーが、

周囲のケアマネジャーの支援(事例の相談に乗る)するときに、

「そのケアマネジャーが利用者をどのようにアセスメントしたか」

という視点で再度アセスメントを試みなければなりません。

それは、支援者としてのケアマネジャーを理解することにもつながります。

そう支援者であるケアマネジャーのアセスメントともいえます。

そこまで丁寧に再アセスメントをする意味は何かというと、

「支援者支援」もまた、「支援」だということです。


ケアマネジャーは主任ケアマネジャーから支援を受けることで

見守られる安心の中で成長(行動変容)しやすくなるのです。


主任ケアマネジャーとは、

そういうポジションの支援者であることを、

肝に銘じて研修を受講してくださいね!!