2016年9月14日水曜日

ケアマネジャーは専門職だよね?!


今日は、

兵庫県介護支援専門員協会南播磨支部

平成28年度第1回研修会でのお仕事。

自分の属している支部での研修会での講師、

光栄なお話しです。


テーマは

「ケアマネジャーが地域で孤立しないために」
 ~今後地域で求められるケアマネジャーになろう~

というお題での講演でした。


ケアマネジャーは専門職なんでしょうか?

という問いに「YES」と答えるのであれば、

まず、専門職としての価値・倫理を理解し、

それを具現化するための実践に必要な価値・倫理や知識・技術を身につけること。

そして自分は専門職であると言い切れるアイデンティティを持つこと。

その上で、専門職であるということを世間に対してアピールすること。


で、ケアマネジャーの果たす役割は何かというと、

クライアントの課題を解決するために、

適切な社会資源を調整することですよね!


社会資源はどこにあるかというと、

クライアント本人と周囲の人的・物的環境の中です。


本人以外の社会資源は、地域の中にあります。

ケアマネジャーは、そもそも地域に根ざした関わりが求められているのです。

そのことに気づかずに、また、眼を向けずに

ただただサービス調整だけを作業のようにやっていると、

ケアマネジャーというお仕事は日本から無くなってしまうのではないでしょうか?


もう少し危機感を持って、基本的なことを丁寧に実践しないと

マジで職を失うことになるように感じています。

2016年9月13日火曜日

今日は午前午後と、

大坂の堺市堺区で「気づきの事例検討会」DVD学習。

午前はハートピア堺という高齢者施設のリーダークラスの方々対象。

午後からは堺区第1エリアの主任ケアマネジャーさん中心の有志の方々対象。


午後の研修で、一番最後の感想を言ってもらう時に

「私はキャリアはあるけれど一人ケアマネジャーなので、日頃からケースのことでも相談できる人がいない。今日のような集まりが継続して仲間で事例検討会ができれば頑張れそうに思う」と語られた方がいました。


そうです。事例検討会は実践力を向上して、利用者の支援の質を高めることが目標です。

でも、それだけではなくて面接のトレーニングや自己覚知の機会など様々な効果が期待できます。

仲間作りも、その一つだと感じています。

ぜひ、事例検討会を実施する中で、前向きな仕事仲間を作り、増やしてください。

2016年9月12日月曜日

褒められる

今日は朝から歯医者に。

3ヶ月に1回定期受診してメンテナンスとクリーニング。

歯科技工士のお姉さんに、歯そのものの状態以外にも、歯肉の様子やポケットの深さなどをチェックしてもらいます。

前回は、ブラッシング方法など結構細かくお説教していただいて、若干凹んでました。

今日は、な、な、なんと褒めていただきました。

褒められると、やっぱり嬉しいですね❗️

僕も褒めること、褒め方、意識しようと思いました。

2016年9月11日日曜日

守秘義務ということについて



今日は、午前中に面接が一つ。

ケアマネジャーさんとその方の担当ケースを振返り、

何が起こっていたのかを見つめ直し、

課題を一緒に考えていきます。

そして、次の方策を考えてもらいます。

内容についてはもちろん書けません。

秘密保持の原則です。


午後からは、カウンセリング研究会のワークショップ。

箱庭療法についてのワークショップです。

砂箱に置かれたパーツ、作品全体を鑑賞しながら、

作成した人の思いや感想に耳を傾けながら、

自分自身の感想や受け止めたことを、

他の方のイメージから触発された心の動きなどを

語り合いました。

もちろん、語られた内容や箱に歯の作品はアップできません。

守秘義務がありますから。


私もSNSを利用していますが、

こういったところでも個人を特定できるモノは一切公表できないということを、

そういった活動をされている人は肝に銘じておくことです。

例えば、箱庭の作品などは名前を公表しなければ大丈夫のように感じるのですが、

箱庭の作品は、その人の内面がかなり明確に表現されることも多いのです。

名前を伏せても、無断で公表するということは、

裸の写真を、「名前を伏せているから大丈夫でしょ」といっていることと同じです。


対人の仕事をしている人は、

そこのところを厳密にしなければなりませんし、

他の人たちにも伝えていかなければなりません。

グータッチ、プロの視点から


昨日は、広島カープ25年ぶりの優勝

おめでとうございます!!!

贔屓球団が、種まき育成年間につき同じリーグで戦えたことに感謝しつつ、

素直におめでとうがいえた夜でしたが、ブログは今になってしまいました。


それにしてもプロフェッショナルというのは

すごい存在ですね。

昨日(土曜日)の朝、「グータッチ」という番組があるのですが、

「色々なスポーツに挑戦している子どもたちを

プロの選手が指導して行く」という内容なのですが、


ゴルフをしている小学生の男の子、スコア80を切ってラウンドしたい。

という目標。これ、なかなか高い目標です。

指導に当たったのがプロゴルファー古閑美保さん。

古閑さんは、彼のスウィングを一目にて、

「かなり難しいね」って!

そして、「1日100回素振りを毎日すること」

これは、スウィングをする、、、クラブを振り抜く筋力がないことを

直ぐに理解したからです。


後半は、29戦29敗の小学生の野球チームに

元プロ野球選手、元12歳以下日本代表チーム監督の仁志さん。

こちらは、練習に集中していない子どもたちを見通して、

短期目標をさりげなく示して、

トライするチャンスを減らして自然に集中する方向へコーチします。


前回も書きましたが、

プロフェッショナルが大切にしているモノは、

もっとも基本的なことを、徹底して繰り返し身につけることです。


対人援助職者、もちろんケアマネジャーも

この辺りのことを、今一度再考しなければなりません。

2016年9月9日金曜日

ちょっとした行動の変化を意識して続けることこそ成長に繋がる。


今日は、姫路の某法人グルーぷのリーダー研修

3回シリーズで、1回目は5月でした。

その時に、受講生ご自身で今日までの行動目標を立ててもらいました。

「笑顔で挨拶する」とか「10分早く出勤して準備する」とかなんですが、

今日、結果を聴いて評価です。


自己採点で100点満点の方はおられませんでした。

それでも、要するに自己採点50点でも、、

「できないときもあったけど、毎日つけることで振り返りことをするようになった」

「後輩も10分早く来るようになり、コミュニケーションが増えた」

などと、行動に変化が見られたり、波及効果が見えたりしたようです。


自分の成長(行動変容)のためには、

高度なテクニックをつけるよりも先に、

日々の習慣的行動を変えることです。

個々の行動を実践すること自体は難しくないのですが、

毎日継続することに意識とエネルギーが必要になるのです。


さぁ、

次回、1月が最終回。

今日たてた行動目標が、

お仕事にどのように影響するのかが楽しみです。


2016年9月8日木曜日

感動するのは障がいの有る無しとはちゃうんですね!!


パラリンピックが始まりました。

今朝方、朝ドラ「とと姉ちゃん」の続きで

開会式を見てしまい。。。レジュメの作成仕事が。。。ちと遅れました。


競技は始まっていませんが、

開会式で色々なパフォーマンスを繰り広げる人たちを見ていて、

目がほとんど見えていないといデュオダンス。

両脚、板バネのような義足のダンサー。

妖艶で魅入ってしまい、感動しました。


それはね、障がいがある人が頑張ってるからとかじゃなくて、

純粋にパフォーマンスがすごいから!!


その後に、テニスの錦織選手が全米オープンで

強敵マリー選手をフルセットの末勝利するところを見て、

またまた、感激。


パラリンピックのダンスも錦織選手のテニスも

おんなじ感じで目をうるうるさせている僕がいました。


感動する理由は、障がいの有る無しとちゃうねんなぁ。。。って、

つくずく感じました。