2014年1月31日金曜日

一人で抱え込まない


今日は、

上郡町で「心配ごと・何でも相談員」さんの研修でした。

ベースは民生委員さんで、登板で相談員としてボランタリーに活動されています。


研修終了時の質問で、

 「相談にのっているというか、お話しを聴いていて

  どうも認知症じゃないかなぁ、、、と感じて、

  そのうち、確信的に認知症のようで、

  心配ごとにお応えしてもちゃんと伝わらないのではないかと、、、

  こんな時はどうしたらいいでしょうか?」


こんな時は、相談すればいいのですが、

守秘義務もありますので、

誰にでもというわけには行きません。

先ずは、相談事業を管掌する社会福祉協議会の担当者に相談する。

そして、もしご家族がいるなら、ご家族にも相談したうえで、

ご家族にも、心配や困りごとなどが生じているのなら、

地域包括支援センターにつなぐ。

その先は、地域包括が専門医やその他の専門機関とつないでくれると思います。

こういった感じで、お一人の方を見守る輪を作っていきます。


実は、こういったことの地道な取り組みが

地域包括ケアシステムにつながってきますし、

実のある地域ケア会議に発展します。

そのためにも、一人で抱え込むことはご法度です。

「聴く」という支援


人は、

生きているといろいろ考えます。


それは、生活の中の出来事に対して、

楽しみを感じたり、嬉しくなったり、

悲しみを感じたり、不安を感じたり、

感情を動かされることがあって、

そういった事柄について、

「何で?」と考えてしまうからです。


ちょっとしたことで、

「あっ、そうか!」と解決できればいいのですが、

なかなかそうはいかないことも多いです。


そういったときに、

楽しさや嬉しさ、悲しみや不安なども合わせて、

自分の感情を表現でき、少し解放されます。

すると心の中に少し余裕(隙間)ができて

考えを整理しやすくなります。


そのためには、

聴いてくれる人が必要です。

ソーシャルワーカーやケアマネジャーが

メインの仕事をする大前提に

「聴く」という仕事があります。

実はこのこと自体が支援であり、

重要なプロセスであることを

肝に銘じておくことが肝要です。

2014年1月30日木曜日

目標設定は具体的に


昨日今日と、介護支援専門員更新B前期の演習指導でした。

実務研修とほぼ同じ内容で、

前期は模擬事例を使いケアプランを立てるグループ演習です。


ケアプランの中に課題解決のもくひょ王設定をするのですが、

直ぐに「ADLを維持する」とか「健康に暮らす」とか書かれていました。


短期目標の設定は、できる限り具体的な方がいいのです。

「五メートル歩けるようになる」とか「毎日、薬のカレンダーにチェックを入れる」とか

クライアントご本人も明確に、その状態像をイメージできる方がいいのです。

前述のように書いた方がスマートで、それらしく聞こえるのですが、

何を目指すのかが不明瞭です。


大切なことは、

関わる皆さんが明確に目標を思い描ける表現を使うことです。

2014年1月28日火曜日

自分自身を褒める


今日は、お家仕事でした。


研修の中でお話しすることがあります。

それは、自分自身にご褒美をあげること。


私は、「対人援助の仕事は結果ではない」といっています。

「じゃあ、何なんだ?」と問われれば、

「プロセスの仕事」といいます。

一番評価されるのはプロセスです。

言い換えると関係性の仕事。


そんな中で、クライアントの生活が好転してくる。

その時には、結果ではなく

プロセスの中の通過点として

クライアントを承認すると思います。

その時に、自分自身も褒める。

ささやかでもいいから、ご褒美をあげる。

大切なことです。


それが当たり前のことができた時でも、

ちゃんと褒める。

当たり前のことを当たり前にできることは、

プロフェッショナルの第一条件です。

その積み重ねが経験知につながります。

そんな時に、自分自身に謙遜する必要はありませんし、

自分自身に謙遜しても始まりません。


ちゃんと自分自身を褒めることをしてください。

2014年1月27日月曜日

自立支援型のケアマネジメントも関係づくりが必要


今日は、

神戸市ケアマネジャー連絡会の

自立支援型ケアマネジメント研修の継続研修でした。

昨年度、実施した3日間シリーズの研修の

フォローアップというか、振り返りの研修です。


今日の研修は、決してハウツーものではないのですが、

ちまたには「〇〇会議をうまく進めるコツ」とか、

「アセスメントから課題を導き出す方法」みたいな

研修企画や書籍が散見されます。


もしかしたら自立支援型のケアプラン作成も

何らかのハウツーがありそうですが、、、

対人援助の基本的な部分をきっちり学んで

意識した実践を心がけない限り

自立支援型のケアプランはできないし、

アセスメントからの課題抽出や会議運営だって困難です。


人間関係をベースに仕事をするわけで

そこに登場する人物の信頼関係が作られないなければ、

援助関係の形成はできないでしょう。


そして、自立支援型のケアマネジメントってなんか妙でしょう。

そもそもケアマネジメントはクライアントの自立支援を行うのですから。


まず初めの第一歩は、関係づくりです。

2014年1月26日日曜日

本当に学ぶなら「手っ取り早く」はない


今日は、

「気づきの事例検討会」研究部会とブラッシュアップでした。


「気づきの事例検討会」だけではなく、

対人援助そのものもだと感じていますが、

知識だけではなく、技術も解っていて、

しかも実践ができる。

そのためには、基本的な理念や価値・倫理といった

ベースの部分がからだに染み込んでいないとできません。


そして、

その基本的な視点を体に染み込ませるためには、

知識として学ぶことと、

それを基に、実践である事例を振り返り検証することが必要。

簡単に学ぶことはできませんし。

継続して、繰り返し、学ぶ必要があります。


そして、

その基礎ができない人が集まっても

個別事例を検証し、

その後のケアにつなげる形の地域ケア会議は

行えないことを知っておかなければなりません。


私が「あせらずに、丁寧に、」というと、

「そんなこと言っていたら、平成27年度からの

地域ケア会議に間に合わない」という声が聞こえてくるのですが、

地域ケア会議という名前の会議を開催すればいいであれば、

やればいいと思いますが、質の向上はあり得ないですよ。

そのことも解ってるのでしょうか?

本気にならないと

変わりません。変われません。

若草山の山焼き


昨日は、

奈良市の商工観光会館で

LISTEN
(奈良市でデイサービス・訪問介護・居宅介護支援や認知症カフェをされている会社)

主催の研修「稲松真人の対人援助sy九対象セミナー ~人が人を援助するとは?~」

でした。

午前午後と6時間に及ぶ研修でしたが、

楽しい時間を共有できました。


そして、

昨日は、偶然にも若草山の山焼きがありました。

もしかしたら、偶然ではなくLISTENの片岡さんの優しだったかもしれません。


そんなに近くでは見れませんでしたが、

生で見る山焼きは迫力がありました。


点火前の花火もとても綺麗でした。