認知症ケアの研修でした。
認知症ケアにかぎったことではありませんが、
クライアントを理解するとき、
その人の一つの局面だけを切り取って
その人の全部が、
その一つの局面だけで出来上がってるように
思い込まないことは大事です。
徘徊をする方がいるとして、
その対応に困ってしまうので、
その方を見ると
「徘徊をする人」という風に理解してしまい、
その人全体が=徘徊する人
となってしまう。
徘徊してないときだってあるのに、
っていうか、
むしろ徘徊していないことの方が多いはずなのに、
そもそも徘徊かどうかだってわからないのに、、、
だって、
その人なりの理由があって歩いているかもしれないから。
この手の理解の仕方は、
理解する方の都合で理解しています。
そう、
自分の思い込みに支配されています。
この思い込みを外す作業を
常に試まねばなりません。
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