2013年6月13日木曜日

話を聴く

 

今日は、
和歌山でのケアマネジャー専門研修。
対人個別援助技術、、、です。

相変わらず稲松は受講生さんにインタービューしまくります。

利用者さんと信頼関係を作るためには?

受講生さんの回答

「話を聴くこと」

そう、話しを聴いてくれない人なんて信頼できません。


ここで注意したいのは、
こちらが、「聴いていますよ!」って思っても、
相手が、「聴いてくれてるわ!」って感じないと、
聴いてないことになるってこと。

「話を聴く」

対人援助のスタートラインです。

明日は、ロールプレイ。

今日のことが少しでも生かせるでしょうか?

一日、無事に終了しました。
和歌山城も夕焼けです。

またまた和歌山!!

 

昨日から和歌山。
正確には一昨日の晩から和歌山に来てます。

先週も、2泊3日で来ていたのですが、
今週は4泊です。

なぜ2週続けて?

介護支援専門員専門研修Ⅰのおかげです。

介護支援専門員の資格は5年で更新制です。
要するに、うけなければならない研修です。

受講タイミングが重なると、、、希望者がおおくなり、
1回開催で予定していたのが、
2回開催しないといけない状況になったからです。

今週の和歌山は、

昨日が、認知症介護実践者研修(4時間)と南風園での研修(2時間)

今日が、介護支援専門員専門研修Ⅰ対人個別援助技術(7時間)

明日は、介護支援専門員専門研修Ⅰ対人個別援助技術(2時間)と“気づきの事例検討会”(4時間半)と懇親会

ありがたいことでございます。

2013年6月12日水曜日

地域包括支援センターと居宅ケアマネジャーの連携

 

昨日は、
兵庫県介護支援専門員協会
南播磨支部(加古川・高砂・稲美・播磨の2市2町)と
支部地域内の9つの地域包括支援センターの共催研修でした。

テーマは「地域ケア会議とは」でした。

最初に、
地域ケア会議について解説する講義をして、
後半は、模擬事例を使って
アセスメントから支援(介入)方法の検討、資源間の連携について
グループで話し合いました。

最後に(本当に最後の少しの時間)、
そのプロセスの中で
地域包括支援センターと居宅ケアマネジャーが
それぞれどのようなポジションで関わり
連携していくのかを考えていただきました。

皆さん前向きに取り組まれ
結構、濃い時間の中で考えを深められたのではないでしょうか。


国が、ケアマネジメントの機能を
地域包括支援センターと居宅介護支援事業所に2分したことが
連携を取りにくくしている感があり、
その辺り、今後のシステム変更が待たれますが、

現状の仕組みでも、
地域包括支援センターは居宅ケアマネジャーの監視機関や上部組織ではなく、
両者は、地域包括ケアシステムを共に構築する協力者なのです。

何ののために?
地域で暮らし続けたい住民、クライアントのために。

2013年6月11日火曜日

感情、行動、コントロール


今日は、
神戸にある有料老人ホームでの研修でした。

テーマは「施設におけるターミナルケア」

ターミナルケアをどのよjに捉え、
どのように向き合うかについて
お話ししたのですが、

あるターミナルの方が、
感情のままに振舞われ、
スタッフが疲弊しているとのこと。

あるスタッフが
たまりかねて「いつまで続くのか?」=(いつまで生きておられるのか?)
と、頭をかすめたことで、
ふさぎ込んでいるということ。


苦しい状況では、
想定内。

「死んでしまえばいいのに」
「いつまで生きてるの?」
という感情は現れても当然です。

そのような感情が起こることを卑下してはいけません。
真剣に向き合おうとするから腹が立つのです。

真面目に仕事をしようとするから
「いつまで続くのか」という問いが浮かんでくるのです。

感情の部分で、
「もうやってられない!!」
っていうことは、
当然起こります。

しかし、行動で行てしまうこととは別です。

感情を行動に反映するときには、

かならず、伝えて入りましょう!!

2013年6月10日月曜日

初舞台


昨日は、
娘の初舞台を観に大阪に行ってきました。
5月7日のブログで紹介させていただいたやつです。

「自分の娘が出ているから」ということでなく、
面白いお芝居でした。

コミュニケーションの意味や
優しさと弱さ、わがままと強さ、
人は生きていくときに
様々な価値基準の間に挟まれながら、
悩み、苦悶し、他人(異性)に寄りかかり、操作しようと試み、、、
理解しようと努力し、あきらめ、、、
海の中に夢と救いを求め、、、

視点を変えると
色々なことを考えさせてもらえる作品でした。


初舞台でしたが、
東京公演をすでに経験していたので、
本当の意味で初めての舞台ではありませんが、
生もののお芝居ですから
全てが初めて。

親ばかかもしれませんが、
堂々と演じていたと思います。

他のキャスト、スタッフの方に恵まれ、
いい経験が積めたと思います。

一つの通過点を通り、
また次の目標に向かって歩んでもらえればと感じています。

ゆっくりと 前向きに!!


新米を仲間に入れていただき
育んでくださった皆様。
見に来てくださったお客様に
親として心から御礼申し上げます。

2013年6月9日日曜日

理解するのは、受け手


昨日は、
午前中、県の介護支援専門員協会の“気づきの事例検討会”の研究部会。
午後から、コープこうべさんの研修「コミュニケーション」
夜は、西神戸混声の練習。

  
  事例検討会では質問をします。
  質問の仕方も様々で、
  どのように訊くかは重要です。
  でも、「何のために、何を訊くか」の方が重要です。
  もちろんどちらも専門職にとっては必要な部分です。
  順序として「何を知りたいのか。そして、どのように訊くのか」です。
  そのことを伝えようとしていたのに、
  質問のバリエーションの方に意識がいっていたようです。

  私たちは伝えたつもりでも、理解するのは受け手です。
  伝え方を工夫する必要があります。


  ずばり、コミュニケーションはどう伝えたかではなく。
  どう理解したかです。
  そこに確認の重要さがあります。
  
  そして、受け手になった時には、
  受け取った内容、理解の仕方が、
  相手の意図したことと合致しているか、
  確認が必要です。


  合唱の練習中、
  ハーモニーが乱れたので
  「もっとよく聴いて」という意味で
  耳に手を当ててサインを送りました。
  すると、ベースのパートが
  とてつもなくでっかい声で歌いました。
  休憩中にそのことを指摘すると
  「耳に手を当てるから、『聴こえないぞ』といわれてると思った」そうです。

  伝える方法を最初に確認していなかった
  私のミスです。    

2013年6月8日土曜日

「ふりかえる」ということ

 

昨日は、
午前中2時間、一昨日からの続きで和歌山での研修。
相談面接のロールプレイをしました。

午後、3時からは兵庫県の自宅で
個人のスーパーヴィジョン。

晩、7時からは
明石のケアマネジャーさん有志と
“気づきの事例検討会”

ハードな1日でしたが、
充実した一日でした。

研修でもお話ししたんですが、
ロールプレイも
日頃、自分自身が行っている面接を
観察者に見てもらい、
「こういう風なものでしたよ」とフィードバックをもらう。
いわば振り返りです。

スーパーヴィジョンでも
ケースへのかかわりを丁寧に振り返ります。

“気づきの事例検討会”でも
そうです。振り返ることを丁寧にします。

対人援助の仕事のプロセスがどうであったか?
「ふりかえる」ことは、
実践のチェック、そこからの気づき、
そして次の実践への変化。

私たちの仕事の責任の一つであり、
前に進んでいく原動力だと感じています。