2016年9月28日水曜日

自分で考えること、自立のはじめ。

今朝のNHK「あさいち」で、子どもの恋愛事情についてがテーマでした。

様々なほうこくの中で驚いたことは、思春期の子どもが恋愛のことについて親に相談しているということ。

しかも男の子が母親に。

「どんなデートをしたらいいか?」とか、ある女の子は「エッチしていい?」とか聞くそうな。

アドバイス貰いたいのは理解できるけど、母親に?

友だちとかではなく。


そもそも自分で考えたら。と思うのは私だけ?

恋愛なんて、人間関係だから正解なんてないわけで。

考えて、悩んで、考えて、悩んで、、、を繰り返して成長していくんやと思うのですが。

お母さんのいう通りのデートして楽しかっても、成長せえへんよ。

だって自分で考えてないから。

もし楽しくなかったら、お母さんのせい。

成長するということは、自分で考えて、悩んで、自分で決めて、自分で行動して、自分で責任とる、ようになっていくことやから。

それが「自立」いうことやから。

恋愛がテーマでなくても、子どもには考える機会をいっぱい持って貰いたいです。

大人はそのチャンスを与えこそすれ、奪ってはいけないと考えるのです。

2016年9月27日火曜日

家族を支援する視点、、、でも、本人が主役、そしてプロセスは大切。


今日は、特に予定はなく自宅でお仕事。

って、手帳には「原稿締め切り」と書いてありまして、、、

これって、予定ありなんですかねぇ。。。?


5月にできあがった介護支援専門員専門研修課程Ⅰの演習ワークブックの続き、

専門研修課程Ⅱの演習ワークブックの第1稿が本日締め切りでした。


「家族への支援の視点がが必要な事例」のところの担当です。

ここで気をつけたいのは、

①家族への支援の視点は必要ですが、主人公は利用者本人であることを忘れない。

②利用者も家族成員の一人である。⇒家族内での役割がある。

③すなわち家族システムの一部であることが多い。

④家族は有力な社会資源であるが、支援を必要としている存在でもあり得る。

そして、⑤支援者が関わることでシステムにどういった影響があるのかを見立てること。


本人の意向と家族の意向が異なるときに、特に認知症の方の場合

まだまだ、家族に「言いなりプラン」が多い気がするのですが、

いかがですか?

結果的には家族の希望に添ったとしても、

プロセスで本人の意向をしっかり代弁して、

調整しようとした結果であればそれはそれで、

ケアマネジャーとしてのお仕事ができていると思います。


要するに、プロセスなのです。

2016年9月26日月曜日

信念はぶれない、だから安心して変化に対応できる


今朝のNHK「とと姉ちゃん」を観ていて、

主人公の会社で、労働形態を変更する動きが描かれていました。


劇中の「あなたの暮らし」という雑誌は、

実際には「暮しの手帖」という名前で実在したものです。

刊行の目的は、「戦後の混乱した状況の中で「暮らしに役立つ」、

特に、女性のためになる雑誌を作りたい」というものでした。


戦後、25年近くたつと、

高度経済成長の中で、女性の暮らしも様相を変え、

核家族化の中で、働く女性が育児との両立で悩む状況が生まれてきました。

(それ自体は、残念ながら現状でもかなり存在する課題ですが、、、)

そういう時代の流れの中で社会情勢が変化するとき、

「女性のために役立つものを」という信念を守ると、

自らの方法を転換することもあるということです。


ドラマの中では、在宅勤務を導入する様な展開です。

このことは、1970年代においてはかなり先駆的ではないでしょうか?


社会福祉での対人援助を実践しようとするとき、

「その人らしい暮らしの実現」ということを目指すことは、

変化はなくても、

ライフスタイルや平均寿命、社会情勢の変化に伴って、

対応の仕方はますます多様化してくるのかもしれません。

介護ロボットの研究開発も

そういった意味では興味深いものといえるでしょう。

その状況に合わせて、新たな社会資源を活用する。

等の対応の変化は当たり前のことです。


新しいことが出てきて、選択肢が増えるのだといいのですが、

それにしか頼れない状況というのはどうなのでしょう?

生活場面での選択肢は、多い方が質は高いと思いますが、

「最終的に選択するのは本人である」ということは

忘れてはならない原則であり、

それを求めていくことが理念だと思います。

2016年9月25日日曜日

チームワークのためにも専門的知識と技術を!


本日は、午前中に面接が一つありました。

あとは、もうすぐ自治神尾役員会です。

昼間は、テレビ見ながらのパソコン仕事でしたが、、、

ここのところ4連勝。

もう、シーズンの成績的には終わってる感があるのですが、

それでもひいきチームが勝つことは嬉しいものです。


勝つ試合というのは、

当たり前に投打のバランスがいいのだと思います。

要するに、それぞれの専門性が発揮されていて勝利に繋がるのです。

これぞチームワークです。


ケアマネジメントにおいてもチームアプローチということが求められます。

クライアントの支援のためのチームワークが必要なのです。


チームであるためには、

1.共通の目標があること

2.情報をきちんと共有すること

3.それぞれの専門性が発揮できること

4.互いに信頼していること

この4つが必要です。


ケアマネジャーが今後社会から必要とされtルづけるためには、

きちんと専門性を発揮しなければなりません。

そのために、環境的な条件を整えてもらいたいと感じます。が、

一方で、個々の専門性を高めることも必須です。


今一度、自らの足下を見据えて、

専門職としての価値・倫理や知識・技術を身につけ無ければと思います。

2016年9月24日土曜日

研修、受けないより受ける方が良い

今日は午前午後と、京都介護支援専門員研究大会でした。

午前の基調講演と午後からの研究発表のコメンテーターをさせていただきました。
 
会場は満員盛況です。


介護支援専門員の研修のカリキュラムが変わり、主任介護支援専門員の更新研修を受講するためには、法定研修以外の研修受講が必須になったために、兵庫県でも各地の研修応募者が急激に増加しております。

京都でも同じだそうです。


研修、受講動機としては残念な気もしますが、

研修、受けないよりは、受ける方が良いですもんね。


ただ、専門職としてあまり胸を張れる状況ではないように感じます。

京都介護支援専門員会の会長さんとも複雑想いを共感しました。

2016年9月23日金曜日

リスクマネジメント研修


今日は、

大阪市で福祉施設一般職員向けのリスクマネジメント研修


「ハインリッヒの法則」や「リスクとは」など

基本的なお話し。


ちなみに、ハインリッヒの法則は、

「1件の重大な事故の影には、

29件の軽微な事故が起こっていて、

そのまた影には300の事故には至らないけれど

事故に繋がる要因的出来事が起こっている」

というもの。


「リスク」とは単なる危険性ではなくて

損失の可能性、期待値(予想)と実際の乖離(ぶれ)

のこと。


なんてお話しです。


損失を減らすために、直接的原因(ペリル)を減らし、

直接的原因を減らすために、

間接的な原因(ハザード)を減らす。

そのような分析と対応がリスクコントロール。


実際に事故が起こってしまったときに

損失が最小ですむように手立てを考えておいて

対応するのがリスクファイナンシング。

両方でリスクマネジメント。


てなお話です。


で、実際はどうするのか?


日頃の実践を丁寧に振返り、記録を残し、

そこから考えて、目標を定め、

新しいやり方を見つけて、

計画を立てて行う。

その、地味な取り組みを継続することです。


そして、私たちの一番の損失は

「利用者の笑顔を失うこと」と知っておくことです。

2016年9月22日木曜日

好きなものがある幸せ


今日の朝方、

雑用をしながらNHKの、おそらく関西ローカルで

「鉄オタ選手権」という番組をしていた。


南海電鉄の関西空港特急ラピートや普通電車等に乗りながら、

(「普通」という表示は南海本線で、高野線では「各停」と表示しているそうです)

南海電鉄にまつわるクイズに答えていくという番組。

漫才師の中川家さんが司会をされていたのですが。


出場しているのが、いわゆる「鉄おた」鉄道オタクの方々。


間近にラピート見て興奮。

真正面からパンタグラフを見てテンションが上がり。

工場見学では小学校低学年の遠足のようにはしゃいでいる若者や

いい年の芸人たち。


ふと見ると、

目が輝いているのです。

感じました。

「本当に鉄道が好きなんだ」

そして幸せそうです。


人間、好きなことがあるということは、

幸せの第一歩です。

幸せな人生を送るためには、

目を輝かせることができる何かがあった方がいいと思いました。


そういった何かを、

共に探す作業が対人援助職者の一つの役目なんでしょうね。