2016年9月23日金曜日

リスクマネジメント研修


今日は、

大阪市で福祉施設一般職員向けのリスクマネジメント研修


「ハインリッヒの法則」や「リスクとは」など

基本的なお話し。


ちなみに、ハインリッヒの法則は、

「1件の重大な事故の影には、

29件の軽微な事故が起こっていて、

そのまた影には300の事故には至らないけれど

事故に繋がる要因的出来事が起こっている」

というもの。


「リスク」とは単なる危険性ではなくて

損失の可能性、期待値(予想)と実際の乖離(ぶれ)

のこと。


なんてお話しです。


損失を減らすために、直接的原因(ペリル)を減らし、

直接的原因を減らすために、

間接的な原因(ハザード)を減らす。

そのような分析と対応がリスクコントロール。


実際に事故が起こってしまったときに

損失が最小ですむように手立てを考えておいて

対応するのがリスクファイナンシング。

両方でリスクマネジメント。


てなお話です。


で、実際はどうするのか?


日頃の実践を丁寧に振返り、記録を残し、

そこから考えて、目標を定め、

新しいやり方を見つけて、

計画を立てて行う。

その、地味な取り組みを継続することです。


そして、私たちの一番の損失は

「利用者の笑顔を失うこと」と知っておくことです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

リスクマネジメント研修に参加させていただきました。朝食を聞いてくださってドキドキしました。最近、職場で事故があり、モヤモヤしたものをずっと抱えていましたので、研修にで勉強して意識が前向きになれそうです。ぜひ、またチャンスがあれば稲松さんの研修に参加させていただきます。研修でこんなに集中できたのは初めてです、ありがとうございました(´ー`)

macoto さんのコメント...

親愛なる 茉莉さま
コメントありがとうございます。
共に学んだ時間が、プラスになったのであれば幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
稲松