大阪市で福祉施設一般職員向けのリスクマネジメント研修
「ハインリッヒの法則」や「リスクとは」など
基本的なお話し。
ちなみに、ハインリッヒの法則は、
「1件の重大な事故の影には、
29件の軽微な事故が起こっていて、
そのまた影には300の事故には至らないけれど
事故に繋がる要因的出来事が起こっている」
というもの。
「リスク」とは単なる危険性ではなくて
損失の可能性、期待値(予想)と実際の乖離(ぶれ)
のこと。
なんてお話しです。
損失を減らすために、直接的原因(ペリル)を減らし、
直接的原因を減らすために、
間接的な原因(ハザード)を減らす。
そのような分析と対応がリスクコントロール。
実際に事故が起こってしまったときに
損失が最小ですむように手立てを考えておいて
対応するのがリスクファイナンシング。
両方でリスクマネジメント。
てなお話です。
で、実際はどうするのか?
日頃の実践を丁寧に振返り、記録を残し、
そこから考えて、目標を定め、
新しいやり方を見つけて、
計画を立てて行う。
その、地味な取り組みを継続することです。
そして、私たちの一番の損失は
「利用者の笑顔を失うこと」と知っておくことです。
2 件のコメント:
リスクマネジメント研修に参加させていただきました。朝食を聞いてくださってドキドキしました。最近、職場で事故があり、モヤモヤしたものをずっと抱えていましたので、研修にで勉強して意識が前向きになれそうです。ぜひ、またチャンスがあれば稲松さんの研修に参加させていただきます。研修でこんなに集中できたのは初めてです、ありがとうございました(´ー`)
親愛なる 茉莉さま
コメントありがとうございます。
共に学んだ時間が、プラスになったのであれば幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
稲松
コメントを投稿